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御徒町樹里の信長公記(四百文字小説)  作者: 神村 律子
首巻 是は左京御入洛なき以前の双紙なり
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蛇がえの事其参

 その様子を見ていた左京は、


「この左京が大蛇を退治てくれる!」


 またしても耳から如意棒を取り出しました。


「って、違うであろう!」


 二度目の乗り突っ込みを華麗に決め、地の文に切れる左京です。


 左京は脇差を口にくわえ、池に入りました。


 しばらくあちこちを探したのですが、大蛇はいませんでした。


 次に、鵜左衛門という水練の巧みな者に、


「今一度入ってみよ」


 水の中を探させましたが、どうしても大蛇は見つかりません。


「帰るぞ」


 左京は清洲城へと帰って行きました。


 実はこの時、左京は命の危険に晒されていたのです。


 佐々成政は左京に逆心を抱いていると噂されていました。


 左京が蛇替えを命じた時、成政は起き上がれない程の重病と偽り、出てきませんでした。


「この近辺では比良城程のよい城はないと聞き及んでいるので、城を見に来て、私に腹を切らせるのではないか」


 成政は左京の動向を恐れていましたが、左京は城には来ず、そのまま帰ってしまいました。

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