Case 1 : ☆1=低評価?
「☆1付けられた! ムカツク!」
「☆1とかけんか売ってるんですか?」
SNSなどで上記のような発言を何度か見たことがあります。
小説家になろうさんでは応援や高評価の意味で☆1~5を自由に付けることができます。
当然、付けないこともできます。
言うまでもなく、☆=高評価 です。
その度合いが五段階あるだけで、☆1も間違いなく読者からのポジティブな反応です。
しかし「1」という数値がそう見せるのか、☆1評価を快く思わない作者もいるようです。
ただ残念がるだけならまだしも、それを攻撃だの、嫌がらせだのと解釈する作者も……。
そう受け止めてしまう理由はなぜなのだろうと考えてみました。
おそらく「☆5」が評価の基準になっているのではないでしょうか。
つまり「☆5」が当たり前で、それより下がって「☆4」、さらに下がって「☆3」……と受け止めているのかもしれません。
どういうことかと言いますと、これは感じ方の問題なのですが、「☆1」という数値を、
"0を起点とした+1" ではなく、
"5を起点とした-4" と見ているからでしょう。
しかし考えてみてください。
僕たちは何かを見聞きしたとき、どこかのお店に行ったとき、いちいち評価しているでしょうか?
休日、訪れたすべての場所にGoogle mapを使って評価を付けるでしょうか?
おそらくそこまでマメな人は少ないと思います。
感動するほどのサービスを受けたとか、店員の態度が悪すぎた……のような、よほど印象に残る出来事がない限り評価はしないと思います。
また評価をつける場合でも、
『あの店はひどすぎた! 怒りが収まらないから低評価するついでに文句を言ってやろう!』ということはあっても、
『あの店、そこそこ良かったかな。また行くかどうか分からないけど評価しておくか』
というケースは少ないと思います。
つまり人の心理としてアクションの順位としては、
評価しない < 良い評価を付ける < 悪い評価をつける
という優先順位があるのです。
クレーム(ここでは批判や悪口という意味で)はつけるが、中程度の褒めるという行為はなかなかしない……というのが人の基本だと思いましょう。
これを小説家になろうさんの読者に当てはめます。
つまり、
☆なんて付かなくて当たり前!
と考えるのです。
もちろん読者の中には積極的に☆をつける人もいらっしゃると思います。
しかし作者側の立場からすると、☆は付かないもの、付いたらラッキー、実力の証!
くらいに思っておいたほうが精神衛生上はよろしいのではないでしょうか?
なぜなら……(続く)




