6-EXⅡ
※連続投稿です。
『ハヅミ』
精霊。存在することが奇跡の存在。
地面に着くほど長い薄水色の髪に同じ色の瞳、鼻筋の通った顔立ちをしている。
エトネがスヴェンの屋敷で出会った不思議な少女。彼女以外には見る事も触れる事も出来ない。
喜怒哀楽がハッキリとしており、コロコロと表情が変わる。しかし、それは全てエトネの前だけであり、それ以外の人間には厳しく、挑発的な態度を取る。
その正体はアマツマラで起きたスタンピード最終局面で召喚された《ミヅハノメ》の中枢であり末端でもある矛盾した存在。
レイがフィーニスとの戦闘で積み重ねた因果に引き寄せられる形でオウリョウに顕現した。
先代の『寵愛を受けし者』との別れを引きずり、その分、今代の『寵愛を受けし者』であるエトネに心を開いている。
本来ならハヅミという人格は存在せず、積み重ねた因果が生み出したバクのようなもの。そのため消えようとしていたが、レイの提案により青の指輪の中に宿る事になる。
『エレオノール』
人間族。魂が腐り堕ちた道化師。14歳。LV87。
目元を塗りつぶすかのような火傷を負った少女。
自らの神経を培養した糸を自由自在に扱う。使用方法は多岐に渡り、糸としては勿論の事、周囲の情報収集や編み込んで盾や壁、鋭い刃をもつ鎌やさらには糸を相手の中枢神経にまで突き刺し操る事も可能。
アクアウルプスにて《アニマ・フォール》をばら撒いた張本人。元となった《アニマ》を作った『魔導師』にあやかり自分を二代目『魔導師』と名乗る。
人を絶望のどん底へと叩き落とし、そこから這い上がって来る時の足掻く姿を愉しむ性癖を持つ。そのため、どれだけ叩き潰されても立ち上がろうとするレイの事は、邪魔はされたが非常に気に入っている。
元六将軍第三席カタリナやジョゼフィーヌを姉妹と呼ぶ、『正体不明の娘』の一人。
『ジョゼフィーヌ・ヴィーランド』
人間族。シュウ王国先王妃。30歳。
豊満な肉体に溢れんばかりの色香を振りまく女帝。
戦闘力は皆無ではあるが、帝国王族という後ろ盾とシュウ王国最大歓楽街ウージアを押さえている事もあり各国、各方面への影響力が強い。
他者が抗えない快楽と絶望に押しつぶされる姿を見るのを娯楽と宣う悪人。
元六将軍第三席カタリナやエレオノールを姉妹と呼ぶ、『正体不明の娘』の一人。
『カンネ』
人間種の小人族。南領執政官付補佐官。20代終盤。
短髪に凛とした声から男と見間違う中性的な容姿をしている。
自由奔放すぎるスヴェン王子の補佐(政務から私生活)を完璧に行うデキル女。
スヴェンとは幼馴染の間柄で腐れ縁。憎まれ口を叩きあう中だが、互いに強い信頼関係があり、スヴェン不在時には全権を任せられるほど。
実はスヴェンのロリコンを誕生させたのは彼女ではないや、スヴェンのロリコンは幼い容姿をした彼女を傍に置いて置くためのカモフラージュなのではないかと噂されている。
本人がスヴェンに対してどう思っているのかは謎。
『タオ』
人間族とドワーフ族のハーフ。シュウ王国魔法工学研究所顧問。80代前半。
皺くちゃな小柄な老婆。
国家事業として行われている魔法工学の研究の分野で第一人者と呼ばれている人物。
若かりし頃は学術都市にて研鑽を積んでいた。
現在は後進に席を譲り、趣味として道具屋を開きながら掘り出し物を待っている。
『カンパネル』
人間族。腕を無くした冒険者。30歳前後。
迷宮の戦闘で仲間を守る為に隻腕となった。新型義腕の被験者に志願。
ぎこちないながらも動く腕に涙を流した。
『フジワラ』
人間族。ガシャクラの部下。20代後半
ウージアでの一件には参加していなかったが、レイに対する敵意は強く、またガシャクラへの敬意も高い。
それが災いしてオウリョウにて独断行動をとってしまいレイに敗北。片腕を切られてしまう。
技能として物理攻撃無効に近い物を持っている。
『ジェロニモ・フェスティオ』
人間族。デゼルト国に本拠を置くフェスティオ商会の若旦那。30代前半。
ネーデからアマツマラまでの護衛をレイに依頼した人物。人当たりも良く、物腰も柔らかく、あちこちに妙な人脈を持っている。
デゼルト国の有力貴族である十四氏族。そのうちの一つ、フェスティオ家の人間。ダリーシャスとは従兄の間柄で、今回の神前投票ではオードヴァーン家が勝利することを願い、惜しみない協力をする。
『ファラハ・オードヴァーン』
人間族。デゼルト国王の息子。五十前後。
ダリーシャスの父親で、ダリーシャスを含めた三人の実子が居る。
『ワフシャ・プラティス』
人間族。デゼルト国王の息子。五十代中盤。
ダリーシャスの叔父にあたる人物。王位継承を巡ってファラハと対立。劣勢を取り返そうと策を弄ずる。
『オルタナ』
人間族? 謎多き魔法使い。30代中盤。
艶を失った金髪に引き締まった鋼鉄のような肉体。西部劇に出てきそうな服装をした異色の魔法使い。
とある事情からシアラを探しており、シアラの所有権を持っていた奴隷商人と親しいジェロニモの所を訪れたおり、運よく本人と出くわした。
肉体強化の魔法に精通しており、レイの赤色の指輪に《全力全開》の魔法式を刻み込む。
アクアウルプスの上層部に強い影響力を持ち、更には今回の騒動の核心に一人で迫り、もしもの時に備えた仕掛けを仕込むなど怪しい行動を多くとる。
また、レイの前で体が蒸発したというのに、数日後には再生するという出鱈目な存在。
その行動や、発言から『七帝』の一角と疑われているが……。
『魔導師』
人間族。黄金期に活躍した魔法使い。故人。
レイと同じ十三人の『招かれた者』の一人。
現在に至るまで使われている新式魔法を発明し、今回の騒動におけるきっかけとなった《アニマ》を考案した張本人。
孤児だったらしく、オルタナに拾われ育てられたが詳しい事は不明。同じ黄金期に活躍した『冒険王』や『科学者』とは違い、あまり情報が出回っていない。
『イーフェ』
エルフ族。十三人の『招かれた者』の一人。故人。
豊かな土地を独占していたせいで周囲の国から狙われていたエルフたちを守り続けた、紛れもない『英雄』。
前世は瀕死の母から取り出された未熟児。それも生きれたのは僅か数日という短すぎる時間。
死の間際に放った生きたいという意思を感じた13神が一柱、プロメテウスにより『招かれた者』に選ばれた。
長い時を生きるエルフの中では珍しく、情緒が豊かで感情的になりやすい。
生まれた意味を知りたいという願望と、国を守らなければならいという現実に板挟みとなってしまった。そして、国を守る為に勝ち目のない戦いに身を投じ、帰らぬ人となった。
人の持つ精神力を糧として熱線を放つ不思議な鉱石で作られた精霊剣バルムンクを与えられる。当初は無かった機能として、剣の柄に生命力を精神力に変換する魔法陣が刻まれている。
なお、この変換の魔法陣は後にファルナやシアラが使用する魔法陣の原型となったものである。というよりも、膨大な生命力を有しながら精神力がほとんどないという特殊な彼女の為に生み出されたのがこの魔法陣である。
ここまで読んで下さって、ありがとうございます。
今後の投稿については活動報告に記載しますので、そちらをご確認ください。
またイラストを描いてもらったので、そちらも掲載しております。




