5-EXⅡ
『ダリーシャス・オードヴァーン』
人間族。王の後継者問題によって身柄を狙われている王子。二十四歳。LV42。
赤みがかった金髪を後ろに流し、褐色の肌を持つ。
南方大陸の一国、デゼルト国の王族が一人。王家の中では諸外国。特に東方大陸方面の外交を任されている。
精悍な顔立ちに、気さくな振る舞い。そして生まれ持った特殊技能の効果もあり、各国首脳と友好関係を築いており優秀な外交官と言える。
しかしながら、デゼルト王家内では疎まれている。生まれた際にしきたりを無視して生き残った事が周囲との溝となり、本人の負い目となっている。明るく振る舞う裏で、いつか自分が生き残るべきかどうかの試練を与えて欲しいと願っている。
そのため、死地へと首を突っ込んでしまう悪癖がある。
『ナリンザ・ナキ』
人間族。自らの魂すら主に捧げた従者。三十五歳。LV107。
灰色の髪に、琥珀色の瞳がベールの隙間から覗くのが印象的な美女。
一族をダリーシャスの父に救われた事により、一族総出でオードヴァーン家に仕えている。そのため、彼女の兄弟も、ダリーシャスの兄弟に仕えている。
双頭の槍を振るう女傑。
ダリーシャスの試練を望む気持ちを理解しているが、同時に彼なら善き王になれると信じている。
シアトラの迷宮深層部にて遭遇した『魔王』と交戦。レイを守る為に重傷を負い、一度は地上に生還するも治療のかい無く死亡。
彼女の主が王になって欲しいという願いはダリーシャスに届いた。
『フィーニス・マールム』
魔人種。『七帝』の『魔王』。年齢不明。LV不明(現在弱体化中)。
病的なまでに白い肌に白髪という魔人種らしからぬ出で立ち。だけど、魔人特有の禍々しき光彩を放つ金色の瞳は存在する。
世界を滅ぼす肥大化した魂を持つ、『七帝』の一体にして、世界救済を託された13人の『招かれた者』の一人。
見た目はレイと同じぐらいの年の頃だが、その内に秘めし狂気は計り知れない。
『人龍戦争』と『人魔戦役』の頃、魔人種全体の王として戦争に参加。同じ七帝と時に味方として、時に敵として戦っている。
娘は元六将軍第三席カタリナ。孫娘は《ミクリヤ》所属のシアラ。
『イヴァン』
シアトラ村の自警団の指導役。六十代ぐらいの元冒険者。
スタンピードによってモンスターの動きが活発化した可能性があるという事で他の村と連携して見回りをしていた際に迷宮が見つかってしまう。様子を見に行った自警団の若者が帰って来ない事に責任を感じ、せめてニーナを無事にアマツマラまで連れていき、冒険者たちを連れていこうと固く決心する。
ところが、アマツマラに着くなり王の編制した冒険者と兵士たちの一団と遭遇。何が何だか分からない内に村まで引き返すことになった。
『ステルマ』
娘を差し出す羽目になった父親。ニーナ、マリオンの父。
村のために、娘を持つ父親たちでくじを引き、運悪く当りを引いてしまった。
その後、村のために娘を売る事を了承し、最後の瞬間まで立ち合おうと一緒に村を離れる。ところが、クロッドウルフと遭遇してしまい馬車が横転。その際に気絶してしまい、娘と離れ離れとなる。
しかし、レイ達と出会えたことで娘とそして息子は無事に戻ってきた。
『ニーナ』
村のために売られそうになる少女。ステルマの娘。
迷宮の出現を受けて、冒険者を派遣してもらう際の代金をねん出するために売られることが決まってしまった。
しかし、レイ達との出会いによってその運命は変わった。
『マリオン』
迷宮に忍び込んだ子供の一人。ステルマの息子。
同い年ぐらいのエトネがモンスターと戦ったという話を聞き、冒険心が擽られたのと、友人のエドワードが兄を心配していた事が重なってしまい迷宮に潜ろうと提案する。
『エドワード』
迷宮に忍び込んだ子供の一人。
自警団の兄が迷宮に潜り帰って来ないのを心配していた。
『村長』
シアトラ村を取りまとめる長。
少し厚かましい所もあるが、基本的には善性。
レイの行動に感謝しており、村での滞在を許可し、その間の食事や世話を斡旋している。
『トム』『オシム』
シアトラ村の自警団。
備蓄庫の地下にて発見された洞窟を探索している最中にダンジョントラップに引っ掛かり、ラミアの巣にて喰われそうになっていた所を偶然レイ達に救出される。
オシムがエドワードの兄。
ここまで読んで下さって、ありがとうございます。
活動報告でも書いた通り、1周年記念的な事としてあらすじを変えてみました。不評なら、前のに戻そうかと思っています。
6章の開始ですが、8月1日月曜日を予定しております。いましばらく、お待ちいただけたら幸いです。




