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後始末

 夜中に突如、轟音と共に降った雷にブルーカフスの住人は飛び起き、何が起こったのか理解できず、ふたたび眠りについた。


 リーブロ商会の会長が失踪した事件は一部の者たちの間でウワサになった。

 会長代理のショルズは屋敷の庭の惨状から諸々を推測し、リーブロ商会の運営を一手に担うことになった。

 麻薬入りの酒に困り果てていたショルズは他の商会と談合を持ち、商品の値上げ撤回を前提に都市中の酒の廃棄協力を申し出た。

 各商会はこの話し合いに応じ、港湾都市ブルーカフスは綺麗な酒を仕入れてから遅めの遠洋祭を開催した。


 魔導具師ラッセルとその弟子ビジーは工業都市ダンカランへ帰り、魔導具師としての腕を磨くことにした。


 港湾都市ブルーカフスでの一件からしばらく経ったころ。

 王都の王国騎士団団長が何者かに暗殺される事件が起こった。

 犯人の正体、その行方を知る者は一人もいなかったという。

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