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第二十一話


遊ぶといっても何をしよう。

キャッチボールでもやろうと思ったんだが。

ランは目が見えないからな。


「あ」


と、考え事をしていると持っていたボールを落としてしまった。

ボールはコロコロと牢屋の奥の方まで転がっていった。

その様子を目が見えてるかのように追いかけるラン。

とてとてと歩いてボールに近づき、よいしょとそれを拾った。

そして俺の方まで持ってくる。


「・・・ん」


両手でボールを差し出してくるラン。

俺はそれを受け取り、頭をよしよしと撫でてやる。


「よくやった」


「・・・ん」


嬉しそうなラン。

撫でるのをやめると、何かを期待するように見上げてくる。

ボールを投げてみる。

それをとてとてと追いかけ、落ちたボールを拾い、またこっちまで持ってくる。


「・・・ん」


俺はそれを受け取り、また頭をよしよしと撫でてやる。


「・・・ん」


嬉しそうなラン。

・・・犬か。

撫でるのをやめると、また期待するように見上げてくる。


「楽しいか?」


「・・・ん!」


獣耳が「もっともっと」と言わんばかりにピコピコと動く。

・・・懐かしいな。

ミーと似たような遊びをよくやった。


「・・・転ぶなよ?ほらっ!」


「・・・んっ!」


それからしばらくの間、ランとボールで遊んだ。


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