簡易キャラクター紹介 ※最終話のネタバレを含みます
ネタバレ混じりなのに大した事は書いてないんで「一昨日読んだ内容をもう忘れた」レベルでないと役に立たないと書いてから気付いた
『勇者』
・物語の主人公
・ある日突如として大陸に現れ、剣1本のみを抱えて単身魔王に挑み、世界に平和を取り戻した
・その際、魔物であろうと決して命を奪おうとしなかった事から英雄を越えて半ば神聖視されている
・容姿はどこにでもいる温和な青年であり、直接会った事の無い人物相手では名乗っても信用されない事もある
・馬車馬として災害級の魔獣を使うなど、少し人間離れした感性を持っている
・大陸中最強の戦闘能力を保有している
・正体は魔王と同様の人口削減機能の終端信号
・大陸内の全ての魔物の最も優れた能力値を束ねた物と同じ身体能力と魔力を熱量に変換して瞬時に消費させる力を持つ
・勇者として産まれたが勇者として生きる事に耐えられず、それでも勇者でなければ存在する意味がないと、必死に勇者であろうとして他人と自分を騙して生きてきた
・生後半年
・黄金の剣は勇者と同時に産まれ落ちた特別製、自身の体の延長として魔力焼滅の能力を伝える事ができる
・エピローグで右腕の感覚と能力を失っているのは怪我というよりも精神面の問題、大怪我をして死に掛けたという錯覚と体の一部とも呼べる黄金の剣を失った事で魂が捻じ切れてしまったせい
・魔王に付けられた名前はアダムであり、「勝手に呼んでいるだけ」と言う魔王とは違いこれを本名としている
『イヴ』
・物語のヒロイン
・黒いコート一枚のみを身に纏い勇者と共に旅をする謎の少女
・来歴不明、本名不詳、得手ではない体術で自分より体重のある野犬を傷一つ負わずに倒すかなりの実力者
・髪、瞳が黒でそれ以外は全て白という人間離れした容姿をしている
・2話にて衣装を変更。現在は修道服を着用している
・西の戦の折腹部に重度の火傷を負う
・正体はかつて勇者に討たれたはずの魔王であり、恐らくは(人が信じ崇める物とは別の)神によって生み出された大陸内の人口削減機能
・うっかり書くのを忘れていたが1話回想で用い最終話回想で砕かれたのは勇者の黄金の剣と対になる漆黒の剣
・漆黒の剣は魔王と同時に産まれ落ちた特別製、自身の体の延長として生命力を魔力に強制変換させて衰弱死させる能力を伝える事ができる
・命は奪われなかったものの勇者に敗北した折、自身の体の一部とも言える剣を破壊された事もあって多くの力を失っている
・正体を隠すため魔道を用いてかなり無茶な施術を行い少女の姿に変わった
・実年齢8歳、組み替えられた肉体年齢は14歳なので完全な違法ロリ
『農家の少年』
・第1話のゲストキャラ
・南西の国の西端側の農村に住んでいる少年
・目つきが悪く短絡的、一見にはまともな人間には見えないが根が真っ直ぐなだけで悪人ではない
・故郷の失う事に怒り、嘆き、戦場で戦おうと決意するが、それよりも大事な物を知り思い直す
・教会の少女とは唯一の同世代の知り合いであり、同時に身内以外の唯一顔見知りの異性でもある
『教会の少女』
・第2話のゲストキャラ
・南西の国、国境の町の教会に住む少女
・古くに両親を亡くし、教会に引き取られたせいで家族の情を理解できない
・いよいよ戦火が広がり始め、両親の思いを理解できないままそれらが消えるのを恐れ、一人で両親の眠る町に戻る
・農家の少年は最も知る事の多い異性であり、プラスかマイナスかはさておき少女の裡で最も比重の重い人物の一人
・きっとそう遠くない内に理解する日がくるだろう
『オッサン』
・第3話のゲストキャラ
・南西の国、国境の町で兵士相手に商売をするオッサン
・卑猥
・感情のまま動いているのか兵士を罵倒して追い回される事もよくあり、真面目に商売をするつもりがあるのかは疑問
・正体は西王国出身、かつ王直属部隊を束ねる最強の兵。尋常ならざる迅さと剣技、反射神経と洞察力に加え、空中でも構わず自由に動き回る平衡感覚とあらゆる武器を手広く扱う戦術の多様性を持ち、全大陸は当然として有史以来で数えても人類最強格に選ばれるほどの腕前を持っている
・自分の行った事に対する言い訳を嫌う。むしろ己の非を自覚しているほどに口を閉ざす
『盗賊の頭』
・最終話のゲストキャラと見せかけたかませ犬
・登場の予定はなかったが作劇上いた方が話を進めやすいため急遽配置
・ついでに読者を騙してやろうゲヘヘという下心が作用し無駄なキャラ付けをされた
・性癖が原因で国を追われた経験がある
『軍服の男』
・最終話のゲストキャラ
・凄まじい豪腕を振るう、軍服を纏った長身の男
・勇者達が立ち寄った町で治安維持を自ら進んで行っているらしい
・かつて央国騎士団に所属し、央国滅亡の日に魔王とも逢っている
・血筋の関係上騎士団では要職につけてはいなかったが、他を圧倒する実力で央国滅亡の日、若くして一部隊の隊長に任命されるはずだった
・いつか落ち延びた元央国民を故郷に帰してやるため日々央国跡地で魔獣を狩り減らしつつそれらを売って皆を養っている
・勇者と魔王のやり取りを聞き届け、自分の行動の正しさに揺るぎを感じて魔王を見逃す