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✒ 借金を無くせ! 1


 私が生み出した作品のキャラクターであるセロフィートが私の息子として寮室で同居を始めてから数日後────。


 私は “ とある事 ” に気付いた。

 未払い借金を無くせるんじゃないか──って事に!!


 そう、私には未払い借金が13万円もある。

 13ヵ月迄、チビチビと支払わないといけない未払い借金がある。


 これ、今月の引き落としで終わらせれるんじゃね?──って事に気付いたのです!

 無限のエーティーエムことセロフィートがてくれるから可能かも知れない!!


「 セロ、相談があるの。

  聞いてくれる? 」


「 はい?

  ワタシに相談です?

  嬉しいです、お母さん♪ 」


 セロフィートはほんに嬉しそうに笑顔を向けてくれる。

 見ていた番組をリモコンで消すと、私と向かい合ってくれる。


 テレビのリモコンはいまだにセロフィートの手の中にある。

 早く救出してあげないと!!


「 この世から消したい人でもます? 」


「 朝っぱらから物騒な事をいうんじゃないよ。

  まぁ、るけどね。

  40人ぐらい! 」


「 おや、ほんとうました?

  随分と少ないですね。

  もっとるかと思ってました 」


「 少なくないでしょ…。

  1クラスの人数より多いからね!

  消したいヤツの事は今は放っといていの!

  後回しでいから 」


「 はいはい。

  お母さんが言うなら後回しにするとします 」


「 アタシがセロに相談したい事はね、金銭的な問題なの 」


「 ははぁ……金銭的な相談です?

  お金が必要なら〈 (原質)(みなもと) 〉で構成しますけど? 」


がとね。

  でも〈 (原質)(みなもと) 〉で構成するのはめよう。

  お札には番号が書かれているし、国で管理されてるからね! 」


「 そうです?

  金貨でも駄目です? 」


「 課金するのに手数料を取られるから駄目ぇ!

  あ~~ほら、世界中の裏金とか隠し財産とか半永久的に使える魔法のブラックカードがあったじゃない?

  アレは出せる? 」


「 出せますけど。

  買いたい物でも有ります?

  〈 (原質)(みなもと) 〉で構成すれば買う必要も無くなりますけど 」


「 …………じつはね……アタシには13万円の未払い借金があるの…。

  来年の5月まで毎月11.000円 ~ 12.500円が通帳から引き落とされる事になってるの。

  それをね、今月中に全額完済しちゃいたいの!

  その為には、どうしても魔法のブラックカードが必要なの!! 」


「 ははぁ……成る程…。

  さまが秘密裏に蓄えている “ いけないお金 ” を使い、自分の借金を無くそうと言うわけですか。

  流石、ワタシを生み出したお母さんです。

  非道徳的な事を思い付きますね 」


「 あのねぇ、脱税とかして裏金を作って隠し財産として、お金を溜め込んでるヤツの方がぽど、非道徳的な事してるからね!

  だ逮捕されてないだけで、立派な犯罪者だからね、ヤツは!!

  犯罪者達が溜め込んでる世の中に出せない “ きたないお金 ” を使わせてもらう事のが非道徳的だっての?

  アタシが使ってあげる事で、世の中に出せない “ いけないお金 ” が、経済を回して、景気をくする手助けになるんだよ。

  役立つんだよ、い事じゃん。

  バンバン使ってやらなき──でしょ? 」


「 物は言いようですね、お母さん 」


「 正義ってのはね、善良で健全な一般市民の為にあるの!

  犯罪者達が正義は正義なんかじゃない! 」


「 “ 善良で健全な一般市民 ” とやらは、お母さんのように “ さまの隠し持っている裏金を借金返済に使う ” なんて考えないと思いますけど? 」


だまらっしゃい!

  出来なきゃしないわよ。

  出来るからするんでしょが!

  ほら、出して! 」


「 はいはい。

  ──どうぞ、お母さん 」


 セロフィートは〈 (原質)(みなもと) 〉を構成して魔法のブラックカードを出してくれた。


 わっほい♥️

 ほんにブラックカードじゃないのよ!!


「 こ……これが、夢までに見た…………正真正銘の魔法のカードぉ!!

  さよなら、クレジットカード!

  こんにちは、魔法のブラックカードぉ!! 」


「 喜んでもらえてなによりです。

  お母さん、これからどうします? 」


「 取り敢えず、銀行へ行って現金を引き出さないとね。

  それからアタシの口座に現金を入金したら、カード会社に電話するわ 」


「 では銀行に転移します? 」


「 あぁ~~そうね。

  着替えるから待っててくれる?

  流石にジャージ姿で銀行には行けないし 」


セロフィート

「 はいはい。

  ワタシも着替えるとします 」


「 そうね。

  流石に吟遊詩人の目立つ格好で銀行には行かないでほしいわ 」


 私とセロフィートは外出着に着替え終える。

 セロフィートに魔法を使ってもらったから一瞬ね★

 セロフィートの転移魔法で銀行──じゃなくて、近辺にある公園に転移してもらった。

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