第2話 成人の儀②
大変お待たせしました。
なかなか、執筆が進まず時間がかかってしまいました( ᐡ. ̫ .ᐡ )
小説書くの難しいチ───(´-ω-`)───ン
僕が持つ紙には、こう書かれていた。
《スキル》隠密・S
「.........え? な、なんじゃこりゃァァ!!? 」
僕は思わず、絶叫した。
「ソーォーマーく〜ん? 」
「ハっ!」
振り返ると、そこには鬼がいた。
いや、サリーさんである.........
はい、説教されました。
「でも、聞いてくださいよ! このスキル!」
僕は、耳をさすりながら
サリーさんに訴えかける。
「はァ、で、スキルがどうかしたの? 」
「これです!」
そう言って、サリーさんにスキルが書かれた紙を渡す。
「これ、って スキル 隠密じゃない!
剣術や、魔術と違って、扱いが難しい分稀有な能力よ? 良かったじゃない」
そう、《スキル》・隠密
他にも、鑑定・ 魅了 などのスキルは、自己や他者の存在に影響を与えるため使える人の少ないレアスキルなのである。
「違うんですよぉ! そりゃあ僕だってレアなスキルを得れて嬉しいですよ?
でも、なんでよりにもよって隠密なんですかぁ! 」
しかし、問題はそんな事じゃないのだ
「じゃぁ、何が問題なの?」
「隠密って、存在感消すって事じゃないですか ? 」
「そうね」
「そしたら僕目立てないじゃないですか!!」
……時が止まったかのように
サリーさんがポカンとしている。
どうやら、呆れられている様子だ。
「……はぁ、 呆れた」
あ、ほんとに呆れられてたわ
「だって、しょうがないじゃないですか! 僕の活動理念は 目立つ事、
なんですから!」
「はぁ、ええまぁ、そうだったわね。
でも、スキルは変えられない訳だしどうしようもないんじゃない? 」
そうなんだよなぁ
でも、隠密はなぁ.........
「だから、困ってるんですよぉ」
「もう目立つのは諦めたら?」
「それは、絶対に無理です!!」
「あ、そう……」
思わず強く言ってしまったが、
それだけは、譲れないのだ
「じゃぁ、そのスキルで目立つ方法を考えるしかないわね 」
サリーさんが、提案してくれる。
それは、僕も考えていた。
そう、スキルも工夫しだいで色々な使い方が出来る。
しかし、隠れる為の隠密スキルで目立つって本末転倒じゃね?
そんな使い方あるかな
「でも隠密で目立つって、どうやって? 」
考えても分からないので、素直にサリーさんに聞いてみる
「それは、そのぉ......... 頑張って?」
流石にサリーさんにも分からないようだ。
ガックシ
と、分かりやすく落ち込んでみる
「あっ、でも今年から、15歳だし職業学校に通うんでしょ?
だったら、そこで学んだら何か発見があるかもしれないわよ?」
「あ、そっか、たしかに! 」
ちなみに、職業学校というのは、得たスキルの使い方を学ぶことのできる学校のことで、大体の人たちはそこで自分のスキルを磨いてから好きな職業へと進んでいく
「じゃぁ、どの学校がいいか考えないとなぁ」
「そうねぇ、まぁでもいろんな人が集まる王都の方まで行くのがいいと思うわよ? 」
「王都、王都かぁ、うん!
ちょっと考えてみるよ! 」
と、やっと今後の方向性が決まったあたりで、外から声が聞こえて来た。
「「「シスター! 成人の儀に来ました! 」」」
この村で、今年成人の儀を受けるのは僕を合わせて、4人だ
その残りの、3人が来たみたいだ
「あの3人も来たみたいだね、サリーさん 」
「そうみたいねぇ、 まぁホントは今くらいのお昼ごろに来るのが普通なんだけどねぇ? 」
「あ、あはは そうですねぇ」
普通の人は、朝ゆっくりと準備して昼ごろに、親と一緒に来るのが一般的である
そんな中、待ちきれずに教会が開くと同時にやって来ました僕です
いや、でも、僕以外にもそんな人いるでしょ?
待ちきれなくない?
なんて、言い訳をするとサリーさんのジト目がさらに痛くなるのでやめます……
「ま、まぁ、教会が開くと同時はやり過ぎでしたね、すいません」
ここは、素直に謝っておく
「分かればよろしい まぁ、多分来るだろうとは思ってたけどね? 」
僕の行動パターンバレてるーー
さすが、付き合いが長いだけにある程度行動が読めるらしい
「それにしても、もう昼かぁ意外と話し込んでましたね 」
「そうねぇ」
「じゃぁ、僕はアイツらに挨拶して帰りますね。 今日は色々ありがとうございました。 進路決まったら伝えに来ますね! それじゃっ! 」
「ええ、頑張ってねぇ 」
そんな感じで、サリーさん別れて、講堂を突っ切って外に出ると、外には例の3人が立っていた
男1人に、女2人
女2人が男を挟むように話し込んでいる
ケッ、いい身分だこと……
おっと、黒い僕が、いかんいかん
とりあえず、3人に話しかける
「よう 」
「あっ、てソーマかよ もう終わったのか? 相変わらずスキルのことになると行動力やべーな 」
「まぁな」
キラッ
「ドヤ顔すんな」
ドスッ
ドヤ顔したら、チョップされた
何故だ……
ちなみに、金髪でほんのり野性味漂う顔立ちのイケメンの名前は、
ラウル・フォン・アルカード
アルカード男爵家の三男で、れっきとした貴族である
なぜか、この辺ぴな村に一つだけある貴族の家だ
ラウルの性格は貴族っぽくないし、三男ということで家のしがらみなんかも特になく自由にさせてもらってたみたいなので昔からよく一緒に遊んでいた
「それで、ソーマ。もうスキルは授かったんでしょ? どんな面白スキルだったのよ? 」
「なんで僕がネタスキルになる前提なんだよ! 」
「えー? だってソーマだし? 」
ぐぬぬ
この、ナチュラルに僕をバカにしてくるのは、
リヴィア・オルター
一応この村の村長の家の娘だ
ワインレッドの髪に、スタイルもよく勝気な性格の美少女だ
ただし、断崖絶壁である
どことは言わない、がっ!?
「ソーマ、変な事を考えるとすぐバレる」
そう言って、僕の横腹をつねっているのは、
レヴィ・オルター
なんと、リヴィアの双子の妹である
こちらは、暗めの朱色の髪で、身長は小柄で可愛らしい印象の美少女だ
ただし、基本無表情で喋りも淡白だ
だが、リヴィアとは比べ物にならない立派な丘が付いてい、いたい
さらにつねられた……
まぁ、3人とも昔からの付き合いで
幼馴染というやつだ
「で、ソーマ 結局スキルはどうだったんだ? 」
ラウルが改めて聞いてくる
「隠密っていうスキルだったよ」
僕は素直に答えることにした
「おお! レアスキルじゃないか!
って言っても、お前の欲しかったのとは違いそうだな」
「そうなんだよ! 」
「えー、面白くないわね」
「地味」
ひどい言われようだ
「うるさいぞ、そこ! 僕は、なんとしてもこのスキルでめだってやるからな! 」
と、そんないつものやり取りをしている教会の扉が開いてサリーさんが出てきた
「3人分の準備出来たわよー
ってソーマくんまだいたの?」
「え、地味に傷つくんですけど? 」
「ごめんごめん、もう帰ったと思ってたから、つい 」
いや、ついって
「まぁ、帰って色々考えることもあるんでそろそろ帰りますね。
じゃぁ、改めてサリーさんさようなら! ラウルたちもまたな! お前らのスキルも聞かせろよ。じゃな! 」
「はい、さようなら」
「おう、じゃぁな! 」
「じゃねー」
「バイバイ」
それぞれの、言葉を受けつつ僕は帰路に着いた
家に着いて、今日の得たスキルの話や進路について親と話して
今日は寝ることにした
明日からは、学校について調べたりスキルの実験だったりで忙しくなるぞ
それでは、
おやすみなさい。
読んでいただきありがとうございます!
ちなみに、この世界は
2000年に生まれた人は、2015年になった瞬間に15歳として認められる仕組みになっています。




