6)新米観察者は内緒ごとが苦手
本作品をお読みいただきありがとうございます。アカシックからの指令で様々な経験をつむ新米観察者のドタバタ異世界ファンタジーです。
広場でって思ったけど、みんなに気づかれちゃうよな。そうだ、森に忘れ物を取りに行くって体裁で出て行こう。ちゃちゃっと魔法検証しないとな。
俺のオーラって最小限に絞ってあるけど、オーラの大きさが魔力に関係するってドヴェルグが言ってたよなぁ。隣接するヴァン国の神々と親交があるせいで、詳しいらしい。まぁ俺にとっては良い事だけどね。
なるほど、考えるだけで魔法って使えるんだ。器の素の属性は水、ならば水球、今のオーラでの最大値は、なるほど…水槍は一度に…おぉぉ思った以上に本数出るな、良いねぇ。次、火魔法はっと、こんな感じか…後は土魔法、うんイケてる俺。風魔法も…これなら俺の最大オーラだと国中吹っ飛ばせるんじゃぁねえ。あぁそうだ、空間魔法は時間経過がないことは判ってんだけど、容量はどうやって調べる?空間魔法が使えるなら瞬間移動は、やっぱね、出来るじゃん。あとは…そうだ俺が入った器の修復は出来るけど、他の魂入りの器も修復できるのかな。魔物捕まえて試してみよっと。気配探知はっと、何でもありだね、これじゃぁ出来ない事探す方が早いかもって、天才だな俺。
ついでに槍使いの名手って事になってるから、これも検証っと。冒険者の動きは見てた、こうやってこうだ。あれ、身体が覚えてるのか、勝手に動く。ふっふっふ軽やかに踊っているようだろ、でもキメの形では結構力が入る。ヤッヤッヤバい、木の幹を切っちまった。倒れる、すげー響いた、みんな出てきた。見つかったぁぁぁぁぁ。
今回の経験で判った事。ドワーフは職人だけでなく剣士も強引だ。槍の技を見せろだの対戦しろだの鼻息が荒い。結局剣士全員と手合わせって勘弁してくれぇぇ。
いかがでしたか。まだまだ新米観察者の冒険は続きます。次回もお楽しみに。




