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5)新米観察者しどろもどろになる

本作品をお読みいただきありがとうございます。アカシックからの指令で様々な経験をつむ新米観察者のドタバタ異世界ファンタジーです。

えぇ、俺この通り手ぶらだよ、武器なんて持っていないっしょ。そうだ、念じれば出てくるんだった。これって宇宙空間或いは異次元空間とでも繋がっているのか…、器も知らないみたいだな。そうそう、この空間の収容物って確か項目ごとの一覧表で管理されてんだっけ。こりゃぁ便利だな、武器以外にも食料や日常使う細々した物が入ってる。この一覧表…見えてるの俺だけ…か。

取り敢えず槍と弓を出して…、おいおい顔が近いって。どうぞ皆さま、お気の召すままご自由に、お手に取ってご覧くださいっだ。

今まで数々の冒険者を観察してきたから、武器の扱い方法は知っているぜ…使ったことはないけどな。はいはい判った、判ったからこれ以上俺に近づくなよぉ。

あっそうか、俺が肉団子になる前に、あっちのテーブルに置けばいいか、ロングソード2振り、ナイフ2本、楯もあるぞ。散れ、さっさと俺から離れろ。

なるほどぉ、俺の手持ちの武器はみんなこの村で造られたのか。それはそうと鍛冶師のイーヴァルディが槍をじっと見つめている、どうした?

そっかぁこの槍って先代の名工の手によるもんで、名工は今は亡きイーヴァルディの父親なんだ。彼曰く、その槍を持っている俺は槍の名手らしい…使ったことはないけど。

今回の経験で判った事。神様って金色オーラの中に属性魔法の色が混ざるのが普通らしい…が俺、純粋に金色一色なんだ…何属性かって聞かれても俺が一番知りたいよぉ。こうなりゃぁ広場で朝一に検証だ、こっそりと。

いかがでしたか。まだまだ新米観察者の冒険は続きます。次回もお楽しみに。

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