ギルドにて情報収集!
22「ギルドにて情報収集!」
宿を出た私は冒険者ギルドに向かっていた
とりあえず多くの情報を集めると言ったら、この世界で一番多い職業である冒険者たちが集まるギルドに多いと考えたのだ
「私の変装も完璧だ
さりげなく初心者冒険者を装って
多くの情報を引き出すとするか」
実際私は冒険者ライセンスを持っていない事から、初心者というのも、あながち間違いではない
ギルド職員も初心者であれば多くの質問をしても怪しまないだろう
私はそこまで考えてから、冒険者ギルドの押し開けるのだった
「・・・でして、依頼を達成します
ここまでや、そのほかで聞きたい事はありますか?」
私は一般初心者冒険者のふりをしてカウンターで説明を聞いていた
正直どうでもいい事が多く退屈であったが、この言葉を待っていた
私はあくまでさりげない感じで切り出す
「私は戦闘系の職種につきたいのですが
なにぶん初心者なので、攻撃による被弾が怖いのです
ですから、これからパーティーを組むとしても回復役は必要だと思うんですよ
それでなんですが、同じ初心者で回復職を希望している方はご存知でないですか?
もしよろしければ、交友関係を築きたいと考えているのですが・・・」
これでこの頃、それも回復職を希望している人物の情報を知る事ができる
もしかしたらその人がタカナシ カルマに繋がるのではと考えたのだ
するとエルザと名乗っていた受付嬢はいえと否定する
「申し訳ありませんが、初心者の回復職は
現在存在してはおりません
よろしければ、中級までの回復職なら
数名女性限定で紹介することもできますが
いかがなさいますか?」
エルザは親切にもほかの冒険者を紹介してくれるとの旨を伝えた方が丁重にお断りした
別にタカナシ カルマ以外の回復職には興味はないのだ
その他にも役に立ちそうな冒険者の情報を教えてもらった
しかしその中には"英雄さま"に繋がるような情報がなかった為アテが外れた
ソロソロ引き際かと席を立とうとしたそのとき
「えっ?えっ?なんで?
普通話聞いたら登録する流れじゃないの?」
突然私の2つ隣の受付嬢がフードを被った、恐らく男の服の袖を掴んで突然大声を出したのだ
ザワザワ
その受付嬢の声で、ギルド内がざわめき出す
どうやら受付嬢が大声を出す事が珍しい事と、冒険者初心者をしつこく勧誘している事が異常に視線を集めている一因なようだ
それにしてもこの男にそこまでのポテンシャルがあるというのだろうか?
見たところフードを被った、そこまで体格の良くない普通の男にしか見えないが・・・
私がそちらの方に気を取られいる間にも、さすがプロというか、エルザは男らの方は気にしていない様子で説明を続けてくれている
実際冒険者になる者からしたら、とても親切な人だと思うんだろうが、今の私には少し面倒だ
そうしてエルザの話に相槌を打ちつつ、男たちの方の事も注意していると
「ダメだよ!今日登録してもらえないと安心出来ないじゃん!
気が変わったら登録してもらえないかもだし・・・
ほら!すぐ登録出来るよ!ほんの5分程度で!」
この受付嬢の叫びには流石に驚いた
かれこれ10分ほど話し合っていたようだが、ここまで露骨なのはギルドとしても問題になるのでは?
私の考えと同じことを考えた者も多かったのか、先程以上に冒険者、しまいには受付にいた者までざわついている
エルザでさえも話を止めて、眉をしかめる程だ
そしてエルザは少し席を外しますと言って、彼らの方に向かったのだった
あの男は一体?
私はまた新たな調査すべき対象が増えたことに溜息をつきたくなる気分になるのだった・・・
ティアラの情報収集!またしても新たな男の影が!(全員カルラ)
次話、ティアラ編最終回?




