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メテオで始まる異世界生活。  作者: るるる。
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ミスリルナイフ。

プールもどきを出したのは良いが、元々泳ぎに来た訳じゃ無いので徒労に終わると思ったが、なんと川で濡れても良いように皆下に水着を着ていたので問題なく遊んでいる。いや初めは質問攻めにされたんだが、最終的にリザの一言で片が付いた


「まぁハルキだから」


だそうだ。この鶴の一声で皆各々に納得し遊び始めた。ギルド長のお子さんなんかはまだ10歳と小さく、ついでに同じ川で遊んでいる知らん子供達のためにも、水深70センチ、50センチの違うバージョンを最初に出したプールを3分割する形で製作したら、素直にありがとうとお礼を言われた。小さな子供に無邪気に言われるとまぁ照れる。あと泳いで端に出ると川に落ちると注意しといた。壁なんて無いからな。



んで元々昼近かったし軽く遊んだ後は昼飯タイムだ。朝から遊んでいた子供達もついでに誘って、俺が作った焼きそばを美味しいと喜んでくれた。


「そういやハルキさんたち王都のダンジョン踏破したんすよね? どうでした?」

「面白かったわよ? グラムには居ないリザードマンとかミノタウロスとかが狩れたし私は満足ね。凄いのよ? リザードマンキングなんてあれもうトカゲじゃなくてワニよワニ。クロコダイルキングに改名した方が良いんじゃないかしら?」


結局気になってリザードマンも倒しに行ったが、確か奴だけトカゲよりワニだったな。と言うかリザその名前は色々ヤバイ。普通のリザードマンは曲刀や槍なんかを装備してたが、奴は例によってキングだからデカく、しかも何故かバトルアックス持っていた。


「ミノタウロスキングは角が金ぴかしてたわ。まぁ両方とも私の新しくしたミスリルの双剣の前じゃ敵じゃなかったし、ミノタウロスの自慢の角なんて簡単に斬ってやったわ!」


嬉々として語るがコイツ自分が嫌なことは語らない気だな、そうはいかんぞ


「おいおいリザ、ゾンビも居ただろ」

「そんなんは居ない」

「いや居ただろ?」

「そんなん知りません」

「え?どっちすか?」


俺がゾンビも居たと言ってもリザは知らぬ存ぜぬの構えだ。よほど毒霧が嫌だったらしいな、まぁその後駆逐して回っていたが。


「リザ? 何があったかは知りませんが嘘はだめですよ? ロイドさん、王都のダンジョンにはハルキさんの言う通りゾンビはいますよ、毒を持っているので行くことがあったらちゃんと対策していってくださいね。リザもそんな嘘をついてロイドさん達に何かあったらどうするんですか」

「うー」


流石にメアリーさんはギルド職員だからか知っていた。しかしメアリーさんに窘められリザは拗ねてしまった


「まぁまぁメアリーさん、リザも分かってはいますからその辺で」

「ハルキさんはリザに少し甘いですよね? 私にも甘くしても良いと思いますよ?」

「え?十分甘いでしょ? 前にだって王都限定のチョコブラウニー2つもあげたじゃないですか?」


ガタ!


メアリーさんの連れの2人が同時に立ち上がり、すぐさまメアリーさんにホールドした


「ちょっとメアリーその話向こうで詳しくお話しましょうか?」

「そういう所がですよ!! わざとやってるでしょ!!?」


ホールドされたまま連れ去られていくメアリーさんがなんか言ってる。まぁ1つは定価の2倍で売ったんだが、なるほどリザが言った戦争とはこのことか


「結局そのゾンビと何かあったんですか?」

「あー実はな、ゾ―」

「ハルキ私果物食べたい!!」


ロイ君の疑問に答えようとしたらリザが割って入ってきた。どうやら毒霧で涙目だったのを知られたくないんだな。まぁこの辺にしとくか


「あーすまんロイ君、どうしても知りたかったら直接リザに聞いてくれ」

「何もなかったし」

「だそうだ」

「えー?」


本人が嫌なことを俺が語るわけにもいかんしな。俺は取り敢えず収納から果物を数種類取り出し、盛り合わせを作ってやった。


「ほいよ」

「うわぁありがと!」

「うわ!ハルキさん何なんすかこの盛り付け!」

「凄い綺麗!」

「え?ハルキさんってハンターですよね?」

「何を言ってるんだロイ君? 俺はちゃんとハンターだぞ?」


まぁサバイバルスキルのせいか物を切るのが得意になってるが、メテオで仕留めてスキルで料理みたいな振り分けだろうか?


「うわ美味しい、これ普通の果物ですよね?」

「ほんとなんでこんなに美味しいのかしら? これ普通のと違うの?」

「いやこれは街売ってる普通の果物だぞ? 包丁が良いからか?」


何故か知らんがミスリルの小さいナイフで果物を剥くと美味い感じてはいたが、高かったからかと思ったが気のせいじゃ無かったみたいだ


「いやほんとに美味しいなこれ、所で仕込みの時も気になってたんだが、その青色はもしかしてハルキ君の包丁とそのペティナイフもミスリル製なのかい? リザさんも新しくミスリルの剣にしたみたいだし、もしかしたらなんだが」

「えぇそうですよウィルさん、俺の包丁もナイフもミスリル製です」

「うわ、よくそんなのが買えたと言うか売っていたね? 買った君もだが作った職人もアホじゃないのか?」

「えぇ作った本人も高すぎて売れないとぼやいてましたよ。おかげで安く買えましたけど」

「うわ何というミスリルの無駄使い、でももしかしたらミスリルのせいかもしれないね。ミスリルは魔力を秘めた金属だし、何か関係してるのかもしれないね。でもそのせいだとしても焼いた肉なんかは普通だし、生物だけかな?」

「そうですね、肉もミスリルの包丁で切り分けましたけど普通ですよね? 果物くらいにしか意味ないっぽいですね」

「まぁ普通ミスリルは武具にしか使われないから誰も気づかないだろうけどね」


ひょんなことからミスリルの新たな可能性が生まれたが、まぁ結局普通は売ってないからあんま意味ないな。







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