89、再度の出会い (1986年4月上旬)昭和61年 中学1年生
1986年4月某日、遂に僕と三花ちゃんの中学校入学式が行われた。
中学校の校区は小学校4校分とかなり広く、第二次ベビーブームの際頂点の年なのでクラスの人数は42人。
1学年のクラスは16クラスあった。単純計算で42×16で672人更に3学年あるので2000人強の生徒数のマンモス校で地域では有名であった。
そこで、またもや僕と三花ちゃんは同じクラスになった。
出席番号も前世と同じく僕は『36番』、三花ちゃんは『6番』で席が隣同志であった。
ちなみに廊下側の男子の前からが1~、2列目に女子で31~、3列目が男子の7~、4列目が女子の37~の男女交互に4列ずつの席であった。
ちなみに前世で同じクラスになった他校出身の女子3人組、柏崎恵ちゃん、霧島香ちゃん、日向綾子ちゃんを探したら見事みつけた。
僕は懐かしい気持ちに陥ったが、今はまだ自己紹介前、おいそれとは声を掛けなかった。
でも知っている。彼女達が仲良しで近くのショッピングセンターで遊んでいたのを僕と三花ちゃんとで付近をすれ違っていた事を。
その時は初対面だからお互いに声はかけていなかったが数回程顔を見た。
相手方もこちらの事を知ってるかもしれない。
そんな一縷の望みを期待して担任の先生の登場を待った。
担任の先生がいらして、級長、副級長、各委員長、委員が発表された。
僕が級長、三花ちゃんが副級長に任命された。
「級長も副級長も苗字が『鏡原』だからさしずめうちのクラスは『鏡原組』だな。」
とあるクラスメイトが言うと、周りもそうだな。そうだね。と賛同していた。
それから自己紹介タイムに入り、三花ちゃんへは憧れへの視線等が集まり、
僕へは後世俗に言う、『ロリ巨乳』美少女への色々な視線を感じた。
自己紹介後、休み時間に入り向こうから女子3人組がやってくる。
「鏡原さん方、初めまして。てすでに顔は何度かお互い知ってるわよね。」
代表して恵ちゃんが言う。
「こちらこそ初めまして。かな?すでに小学校の頃から顔は知ってましたけどね。」
僕が代表して返答する。
「私が柏崎恵、この子が霧島香ちゃん、この子が日向綾子ちゃんと言うの。鏡原さん方よろしくね。」
「では私が鏡原三花、でこちらが鏡原雄蔵と言います。よろしくお願い致しますね。」
ペコリとお辞儀をして挨拶をする。
それからいくばくかの話をして休み時間が終わった。
それから教科書配りがなされて中学校1日目が過ぎて行き、下校した。
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