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NulL  作者: 冥夜道
2/2

第一談: 荳肴?縺ェ遨コ髢

最近とても眠たいです

おかしい。どうなっている?私はついさっき飛び降りて死んだはずじゃないのか?この世界が死後の世界なのか?


頭を働かせ、思考を回す。いくらたっても自分の脳が繰り出す答えは「死」ではなく「生」だ。


「ここは本当に何処なんだ…?」


いくら未知や不思議で非科学的なものが好きでも限度がある。「死」という未知を解決するために自ら死を選んだというのに死ねなかったじゃあ道理が効かない。


「とりあえず現状を整理しよう。」


周りを見渡した時、それは飛び降りる前やぶつかる直前に見たような景色ではなく、洞窟のように思えるが洞窟にしては狭い空間だった。目が慣れていないのに真っ暗ではない理由は奥の方にある光が差し込んでいて、その光が人工のものであることに気づくのは長くはかからなかった。


「人が他にもいるのか....?」

だが、すぐに向かうのは得策じゃないだろう。敵対的な可能性もあるからな。


このような状況は元の世界で生きていた17年間で1度も聞いたことない状況だ。そして死ぬ直前に見たあの子どもが黒のクレヨン書いたようなあの猟奇的な見た目をしていたバケモノはなんだ??

私がここに来たのはやつのせいなのか?

いや、無駄な思考はやめておこう。


まず、現状わかっていることは、

・自分は死んだはずなのにここで生きている。

・この空間には他にも人がいる可能性が高い。

・その人達が友好的であるかは不明。

・あの化け物がなにかしている可能性がある。

というところだろうか。


無闇矢鱈に歩き回るのはいくら明かりが近くにあるとはいえどうしたものか。だが、動かぬことには一生停滞だ。危なかったとしても一度死んだはずだ。好奇心に従おう。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


それから少しわかったことがある。

どうやら今は光の方に向かうしかないようだ。どれだけ歩いたとしても、不思議と気づいたときには必ず目覚めた場所に強制的に戻されている。

.....。どういう仕組みなんだろうか。


「それじゃあ、一旦向かうとするか」


他のところに行くことはできなかったのに、その明かりが見れる場所にはスムーズに向かうことができた。

謎が深まるばかりだ。できれば先住者が知ってるといいんだが…。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「はぁ。誰も居ないじゃないか。人工の光と確信できるものはあるのに肝心の人がいない。一旦ここで待って人が来るのを待つか?」


最初の地点から見えていた光は携帯できるタイプの電池で動くライトだった。そしてそれ以外のものはなく、ただ"そこ"に置かれていただけだった。


一旦ここで待つとしよう。今は自分が何故ここに降り立ったのかを知りたい。


そう思っていると、奥から何か小さい動物が動くような音が聞こえた。


「なんだ!?何がきた!?」

期待と好奇心、ほんの少しの恐怖で声を出す。


「ワン!ワンワン!ワン!」


「なんだ、、、犬か。期待して損したな。」

そこにいたのは小さなトイプードルのような小型犬だった。だが、リードはつけていないし少し薄汚れているように見える。


「かわいいなぁ!こっちへおいで〜…?」

待て、おかしい。こんな洞窟のような空間で人の手がかかってない犬がいるか?百歩譲ってリードはつけなかったとしても側には人間がついているはずだろう。

犬が来た道から人の気配を醸し出しているものは感じない。ということはこいつはなんだ?


その思考に至った時、突如としてその"犬"に変化がおきた。


「ワン…ワ、ン、ワワワワワワ…ン。繝ッワ繝ッ繝ッ繝ッ繝ッ繝ッ繝ッ繝ッワ繝ッ繝ッ繝ッ繝ッ繝ッ繝ッ繝ッ繝ッ繝ッ繝ッ繝ッ繝ウ繝ウ繝ウン繝ウ繝ウ」


その犬は、可愛い見た目から急に変化を遂げ、私が死ぬ前に見たあの黒いクレヨンで描かれた猟奇的な生き物に少し似ている。(こいつは四足歩行だが。)


「おっと。まずったなこりゃ。」


どうやってこいつから逃げ切ろうか。

まず来た道を引き返すのはナシだ。どれだけ逃げても強制的にスタート地点に戻されるのは確定している。

となれば完全にこの犬変異しきる前に全力で横を通り抜けてそのままダッシュするか。

正直博打だが後ろにひいてまた死ぬよりはいいだろう。あとはこのイヌが遅いのを願っておこう。


「On Your Mark…。Set…!」

脳内でスタートの音を鳴らす。このまま突き放せるだろうか。


ダンゴムシなんかは基本右にしか曲がらないらしいが、こいつはどうだろうな。そうあってくれるならこいつを撒きやすいんだがな。


そのまま全力でダッシュしていると後ろから"iNU"が追いかけてきたが動き方がきしょい。もうちょっと他の動き方はなかったのか。元が可愛いのに台無しだ。


何度か角を曲がってから音が遠くなったのを感じた。これは撒けたのではないか?


壁裏からヤツを見てみると、私を見失ったようで、その辺をぐるぐる回っている。気持ちが悪いのが、ヤツは何もしていなかったら元のプードルの姿に戻るのだ。

そんな欺き方はあんまりだ…。


「今のうちにここを離れるか…。」


私はヤツにまた見つからないよう静かにその場を離れた。私はこの世界にいるであろう他の人に会うことができるだろうか……?

筋肉痛がつらいです

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