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2章 プロローグ

二章目、ここからは自分でも書くことを想定してなかった。

それでも、いい感じに書きまとめるので楽しんでくれたらうれしいです。

「はぁ、やっと着いたよ。科学が大好き国家のナウカ、来たくなかったけどちょっとこの国に用ができちゃったんだよなぁー。」

僕ー新安エンは今、アミナ学園を飛び出して科学国家ナウカに用があって来ている。

「この「SNEN」に付けられたマークはほぼ間違いなく、ナウカの国章だ。」

そう、ここに来る前に理事長を助けていた時にたまたま見つけた実験室に置いてあった「SNEN」にナウカの国章がくっきりと書かれているからだ。

「よし、ナウカの国防機関に頼るか。」

僕はひとまず、ある建物に向かった。


「ここら辺かな。とぉっ、あったあった。ここだよ、ここ。ナウカ国防局。よし、侵入しよう。」

僕はいつも通りに自分の影の中の「闇」に入り、国防局の長官室前の影から出てきた。

「よし、侵入成功。正面から入りたくないんだよなぁ〜、ここは科学の国だから。なんか科学的な武器とか使ってきそうで怖いし。でも一応、科学力もあくまで何かしらの力だから「覇剣ロキ」や「能力阻害」でどうとでもなるけどね。まぁ、疑い深いことはいいことだ。よし、行くか。」

僕は長官室のドアを蹴飛ばして、中に入った。

「どうもどうも、初めまして。連絡やアポは無いですが少し許可をもらいたくてね。お時間はいいですよねぇ。冷徹な英傑、略して「冷傑」の神凪国防長官?」

一応は選択肢を与える風に話す。

が、どんな選択肢を取ろうが許可はもらう。

実質、すべての選択肢が「YES」か「はい」だ。

「私に何か用ですか、新安エンさん?」

「へぇ~、僕の名前がわかるんですね。確かにその冷徹さと顔の良さは娘さんに似てますね。」

意外だったな、僕のことを知っているなんて。

レイアさんって、家でもおしゃべりだったんだ。

まぁ、親がこうだと子もあんなふうになるのも仕方ないか。

「断るが、ひとまず聞いておこう。お前は何を望む?」

「ナウカ学園への転入を許可してください、もちろんただでとは言いませんよ。しっかりこちらが切れるカードが何枚かあります。交渉しませんか?」


さて、ここで乗ってくれるかくれないかで今後どうするか決まる。

もし拒否したらどうしてやろうか。

中心都市を破壊したり、学園を半壊させたりしよう。

生憎、久しぶりに暴れたい気分なんでね。

暴れた僕を止められるのは、現代と過去にいない。

あの化け物じみた人間、天内ヒナタは論外としてね。

まぁ、この手で殺したし大丈夫でしょう。

「あの〜、どうします。交渉しますか、それとも拒否しますか?」

「ひとまず、交渉してやろう。そちらが切れるカードとは?」

残念、交渉を選んだか。

まぁ、どっちにしても今の僕からしたら好都合だからいいけど。

「1つお伺いします、この国の国家予算はどれくらいですか?」

「大体37兆8696億3670万リルだ、それを聞いてどうした?」

思ったより少ないな、科学で儲かってそうなもんだけどな。

「少ないですね。ならこうしましょう、僕が今切るカードは100兆リルの支援金と年1万tの資材提供でどうでしょうか?」

最初は軽い条件から始める。

でも、最初は乗らないから徐々に条件を重くする。

これが交渉の基本だよねぇ〜。

「ダメだ。確かにその条件は魅力的だ、しかし学生である君にそんな国家予算以上の金なんて用意できるはずがない。」

「あぁ、娘さんから聞いてませんでしたか。僕は学生である前に、純血の厄災ですよ。貴方達の常識は通じない。と言っても一気に今ここで100兆リルをポンッとは出せないですがね。その代わりに100兆以上の価値があるものをあげられますよ?」

僕はそこら辺の空気に含まれる二酸化炭素から、厄鋼ウェントとアテン鋼のキューブを作った。

「科学国家なら喉から手が出るほど欲しいであろうロストテクノロジーの金属のキューブです。見てみますか?」

「あぁぁ、そうさせてもらうとするよ。」

国防長官さんは表情こそは澄ましているが、額や首筋からは汗が火山の噴火のように溢れだしていた。


「どうです、厄鋼とアテン鋼を触った感想は?」

「うぅぅぅ、素晴らしい。この技術、この質量、能力の伝達率、どれをとっても素晴らしい。いいだろう、許可してやる。その条件はこうだ 。厄鋼とアテン鋼のキューブを各10㎏用意しろ、それで支援金100兆リル分は払えたことにしてやろう。そしてこの2つを安定生産できるまで、年に1kg寄付しろ。そんでもって、技術提供もしろよ、絶対に。わかったな?」

「はいはい、わかりましたよ。じゃ、お願いしますね。」

やっぱり、性格も遺伝だったか。

というか、親の方が傲慢だな。

まぁ、目的は果たせたしどうでもいいや。

僕は用事が済んだため、そっと長官室から退出してから自身の影に消えた。


こうして、僕の用事は順調に事を運んでいるのであった。


「再構築」は質量保存の法則をしっかり守ってるため、あのシーンでは空気中の二酸化炭素が12.4㎏くらい減っただろうな。

ついでに長官を書くにあたって「傲慢に書きたい。そうだ、ここには冷徹風ポンコツの親にしよう。」と思った。

製作中に思った裏話はこれくらい、気になったことなどがありましたら感想などを書いてください。

後書きとかで回答しますので。

ご鑑賞ありがとうございました。

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