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半魔族の少女は料理と共に  作者: 秋雨そのは
5章 学校と転生した少女
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89話 後日休みと教会で

含み入れたけど気にしないでください!

失礼ながらサブタイトル変えました!

 パーティ会場は、貴族達や従者を含み賑わっていた。


 終盤に差し掛かっていて、みんなの元に戻ると。

 ノームと共に私達は、話をしていた。どんな服が好きだとか、学校はどうだとか。家の事など……今まで喋らなかったのが不思議なくらいに打ち解けた。


 途中から給仕服に着替えさせられたナタルさんとハナさんが、頑張って働いていた。



 パーティが終わり、私達は解散となかった……と言っても、寮に戻る人が大半なので大所帯だった。あの後、みんなにそれとなく「私は学園にいても良いの?」と聞くとみんなは同じ感じで「当たり前じゃない」と言われた。


 私は心を暖かくしながら、馬車をケルトさんとエンカ、3人組で乗って寮に帰っていった。

 今日はもう色々あったため、お風呂に入ってそのまま寝てしまった。



 朝、私は起きると。エンカを起こさない様に下に降りて何時も通り朝食を作る。

 だけど前と違って、みんなは「ごきげんよう」と貴族の人達が声をかけてくれるようになった。いや……少し前からあったけど。私からが殆どだったから、驚いちゃったりしてました。


「……マリアさん、おはよう」


「おはよう、今日は遅いじゃない」


「……今日は私が寝坊……遊びすぎた、他の人が持ってきてるはずです」


 ワローナさんが珍しくいないと思ったら昨日、遊びすぎて疲れちゃったみたい。

 そういえば、今日も何故か学校は休みらしい。なので降りてくる人はみんなラフな格好で、貴族の人も割りかし気が抜けているようだった。


「貴女は良くこんな量作れるわね」


「楽しいんですよ? 喜んでもらえる人がいっぱいるので~」


「2人共おはよう、今日も学校が無いから暇よ」


 起きてきた、ナタリアさんに答えてるとミネールさんが挨拶してきた。

 ミネールさんは出席していないけど、何処と無く感じ取ったのか「何かあったの?」なんて聞いてくるので私は「良いことがあったのよ」と答えた。


「ふぅ~ん、私はこれから近くの街に予定あるから。ご飯を食ってから行ってくるわ」


「ごきげんよう、皆さん」


 カルネルさん、セリーナさん、エオリアさんが降りてきてのんびり食事が終わった。


 外で相変わらず待っているケルトさんに挨拶すると。


「おはようございます、マリアさん」


「う、うん……おはよう」


 何故か、何時も以上の笑顔で迎えてくれたので私は少し照れちゃって、顔を背けてしまった。

 顔が熱い、どうしたのよ~。笑顔見ただけでしょう~。


「どうしたんですか?」


「な、なんでも無いわ」


「貴女達は静かに、イチャイチャするのね」


 出てきた、ナタリアさんに突っ込まれるけど、ケルトさんが悪いのよちょっと……カッコ良かったから。

 そんな事をしていたら、奥からテオドールさんとメオドールさんが歩いてきた。

 この2人の組み合わせ初めて見るんだけど……双子なのに仲良くなかったからかな?


「「おはよう」」


「え、えぇ……ごきげんよう」


「テオドールさんとメオドールさんが一緒なんて初めてみましたわ」


 2人同時に挨拶されたので、たじろいでしまった……だって、何時も喧嘩してる2人がいきなりそうなるってびっくりするわよ。

 ナタリアさんは動じず、2人で居る事を聞いてくる辺り凄いと思うわ。


「そんなに珍しいかな?」


「そうじゃないかな、僕も喋ったりはしなかったし」


 こう並ぶと、髪型以外見分け付かなわね。身代わりに気づかれず過ごすことが出来そうね……。後、メオドールさん喋ると普通ね……。こう、もっと叫ぶ感じなのかと思っていたわ。

 テオドールさんとナタリアさんの2人はこれから、のんびり学校で話すらしい。

 メオドールさんは街でノームと待ち合わせしてるらしい。


「私達も街へ向かいましょうか」


「そうですね」


 私は、どうせならとエオリアさんに誘って「教会行ってみない?」というと「……い、行きます!」と遠慮がちに言ってきたので一緒に行く事にした。

 馬車を使わず、私達はのんびり歩いていくことにした。エオリアさんは「……馬車使わないの?」と聞いてきたけど、私は歩くほうが好きだから。


 街に着くと教会の方に足を運ぶと……。


 子供達が、こっちに向かって走ってきた。エオリアさんは手を引かれ、私達はそれについていくと。

 教会の中に入り、お婆ちゃんが笑顔でそこにいた。


「元気そうだね……、マリアさんも危機を救って貰って助かるよ」


「私は、したいことをしただけですし……友達に助けられてですよ」


「それでも、貴女が起こした奇跡なのは確かですよ」


 お婆ちゃんもとい、女神は干渉が出来ないから。私達に頼むしか無いらしいし、少し聞きたいことがあったので聞いてみる。


「なんでこんなに転生や転移が起こってるんですか?」


「それは調査中、だけど……あっちの世界で何か起こってるのは確かね」


「そうなんですか……」


 女神に分からないんじゃ、私達じゃどうしよもないわね。口調は女神になったので、本当の事だろうし。

 お婆ちゃんは笑顔で続けた。


「大丈夫、貴女は好きなように生きてみるといいわ」


「ありがとう~」


「……相変わらず、マリアさんとお婆さんの喋っている内容が分からない……です」


 エオリアさんは理解しようとしてるけど、ケルトさんも説明ようが無いのか困った表情をしてる。

 お婆ちゃんに「エオリアお姉ちゃんと遊んでおいで、ケルトさんも」と言って子供達は2人と遊びに行ってしまった。


「それにしても、今回の1件はこっちの不手際ね」


「私は大変でしたけど、あっちの世界の人が増えて嬉しいわよ」


「そうそう、貴女に言っておきたいことがあるのよ」


 お婆ちゃんのは1つ咳払いすると……。私の瞳の奥を見て、言った。


「そろそろ、前世とはいえ。過去と向き合ったほうがいいわ」


「そ、それは……」


「えぇ、貴女に取って一番辛い事よ。でも、今は貴女は色んな人と関わって変わったはず……貴女の体はただでさえ、爆弾の様な物。手遅れになる前にした方がいいわ」


 私は、昔の事……前世の記憶は基本的に出さないようにしてきた。

 そしてこの体は、膨大な魔力を持っているため……。もし、マリアの記憶を辿った時の豪雨、落雷、地割れが魔力による物であれば。


「貴女が前世を振り返らなくても良いような、スッキリした顔を見たいわ」


「……」


 私は答えられなかった。この後、私が直面しなきゃいけない問題が自分自身という事が分かっているから。


 子供と遊んでいるケルトさんとエオリアさんを呼んで、街を色々回った。

 その時私はちゃんと笑えていただろうか……もしかしたら、変だったとケルトさんに思われたかもしれないわ。


 それでも、今は笑うしかなかった。

次は、色々渋っていた。○○○○回です!

おまけですけど会話は無いですよ? 多分

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