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ジパーーング探索!

なんとなしに、新しい文体に挑戦。読みにくかったら

すみません。(最後まで書き終えると、あまり変わってない事にきづきました・・)

やっぱりみにくいので元に戻します。。


  勇者Aはタケシとプルを馬車でシギトの事務所に連れて行った後、ジパーングから最も近い海沿いの年パーニャを目指して馬車を走らせている。その間朝のタケシ達との会話を思い浮かべていた。


「リンさんはクノイチだから・・・」馬車の後ろで胡坐を書きながら思案した物を口にするタケシ。「でも信じられないよな・あいつがクノイチとか忍者とか・・」勇者Aは自分の嫁さんの

いつもの優しいおっとりした姿を思い浮かべると、ギャップがありすぎて、しっくりこない。

「ところでよう、忍者ってどこに住んでるんだ?」その勇者Aの当たり前に浮かび上がる

質問にタケシは押し黙っている。「プルププ(たぶん、忍者の森だよ!」全く思い浮かばないプルが適当な事を言うと、タケシがプルの頭を大きな左手のひらで、軽く叩いた。

「ほらよ、TVとかで出てくるクノイチってさ、なんての、独特だよな。あぁいうのって

あんまりこの辺じゃみないよな?」TVに出てくるのクノイチは独特の言葉遣いと変わった着物が印象的だったのが頭に浮かぶ。「そうだ、良いこと思いついたぞ!、TV局にクノイチを何をモデルにしてるのか、聞きゃーいいんだよ」勇者Aの言葉にタケシが目からウロコがとれたみたいな表情を浮かべて、一瞬頭を上に持ち上げる。

さっそく携帯で電話番号を打ち始める勇者Aの手が止まる。

「あ、そういや、知らんかったわ、TV局の電話番号…」タケシがそれを見て後ろから手を伸ばし、勇者Aの携帯をひったくる。器用に太く堅い指の先で、力を調整しながら携帯を壊さないように操作し、ネットサーフィンをすると、検索サイトで『お色気くのいち』と打つ。

すぐに画面が変わるとピンクの背景色をバックに鮮やかなサイトが映る。真ん中には

太ももをあらわにしたクノイチの姿の画像が貼り付けられていた。

「これは、すごい・・・」タケシが息を呑んでそれを凝視して固まってると、勇者Aが興味をそそられ、手綱を引くと馬車を止め後方に乗り出して覗き込む。

「おいおいおい、これなんだよ・・・エロ・・」二人が携帯を囲むように見ている。

「プルププ(俺にもみせてー」プルが近寄ってくると、タケシがその触覚を掴み持ち上げる。

「プルププ(なにすんだよ〜、見せろよ!)」

「止めておけ、お前には刺激が強すぎる・・」

そうタケシは鼻を伸ばしながら顔を赤らめ言うと、地面にプルを片手で押さえつけ、HPのTV局の電話番号を携帯に打ち始める。

「あ、もしもし〜○×局です」誰かが出ると、勇者Aに携帯を静かに手渡す。

「あのー勇者Aってもんです」、「は?誰?」、「えーっと誰って言われても・・」

「イタ電か・・?面倒くさいから切るぞ!」、「あぁ、ちょっと待って・・」

言葉がしどろもどろで何言っていいかパニックを起こしている勇者Aを見兼ねて、電話を奪い取りタケシが話し始める。「いや、悪戯電話じゃないんです、実はおたくの番組でクノイチのドラマ見つけまして、少々質問あってお電話しました」その丁寧な言葉に○×局の人の対応が変わると、色々話を聞きだすことに成功した。「有難う」そう丁寧に挨拶すると、タケシは静かに携帯を切る。

「タケシ、何か分かったか?」静かに頷くタケシ。

「細かい事は言わないが、どうやら、クノイチは辺境の島ジパーーングというとこにいる

女忍者の村を題材にしたらしい」、「TV局が土下座して、なんとか取材の許可を得たということだ」、それを聞いた勇者Aが地図を取り出し、ジパーーングを探し始めると、縦長に伸びた

島にジパーーングとだけ文字が書いてある大陸があるのを見つける。

それを見て思わず感嘆の声が漏らすと、タケシに言った。

「でかした、タケシ!なんとか島までは行けそうだよ!」その喜びを体一杯に表している

勇者Aを見て、顔を綻ばせるタケシ。


・・・・・・


(…ジパーーング・・・そこにリンがいる・・)

勇者Aは馬車を走らせながら、いつになくシリアスな表情で、方向は分からないが

取り合えず、空を見て遠い目をしている。

今走っている馬車は岩場が多く、小岩や段差に当たるたびに、場所を大きく上下に音を立てて

揺らす。大きな岩場に差し掛かると、突然その影から黒い物体が飛び出してきた。

・・・・ドカ!!!・・・

突然出てきた影を、減速する暇もなく、思いっきり馬車はそれにぶち当たる。

その瞬間、馬車に響く衝撃と轢いた事による心の衝撃が同時に襲ってきて思わず目を閉じ、手綱を力一杯ひいて馬車を急停止させる。

「うげ・・轢いちまったよ・・」

「どないしよ・・・」手綱を握る手を中々離さない勇者A。

「このまま逃げるか・・・?」「こんな誰も周りにいない荒野なら逃げても・・・」


そうひき逃げ犯さながらの心理状態に陥り

思わず場所を走らそうとしその時・・・


突然後方から大きな声が勇者向けて投げかけられる。

「こら、まちーーや!!」、「おんどれ、人轢いといて、逃げさらすつもりか?」

その声に体を一瞬大きく震わせ、手綱を離す勇者A。

勇者Aが恐る恐る声のするほうへ体を捩り、振り向くとそこには見たこともない魔物が立っていた。




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