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夢の世界より  作者: ていきょー
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西暦2023年12月 小型化

奴らは小さい。いくらでも小さく細かくなれる。

ならば、人間もゼム達も。


そうすれば環境汚染も無い。

ゼム達もあんな狭い空間で領土を広げる必要も無くなる。それはそれは快適に過ごせるだろう。


核戦争が起こったって、小さければ生き残れる人間は多い。

その答えは、小さくなること。


当時東〇社長は、どんなビデオデッキを売るかで悩んでいた末、「軽かったから」という理由だけでVHSを選定した。


単純でコンパクト、そして軽い。

それこそ人間が培ってきた技術だ。


ロス平と相談して、今のロス平のように人類だけでなく、ゼム一族も含め一部の生物も、小型化しよう!という計画を立てた。


計画はもう、実行に移されている。

1部の富裕層にだけだが。


例えば最近では「寺〇」関。

亡くなったと報道されているが実は小型化してリゾート地で生活している。(笑)


有名なとこでは爆笑王の志〇ケンさん。

コロナで亡くなったと報道しているが実はこの時間軸では違う。

このままコロナを放置すれば死に至ると、色んな映像を見せて、もっと自由なペリロイドにならないかと説得した。


ケンさんには少なからず恩がある。

「普通を知らないくせに、変人は演じられない。普通あってこそ、人を笑われられる。」

そんな教訓が、俺の人格を形成している。


彼は肉体を少しだけ小型化して、顔を変えて、偽名で飲み歩いては女と遊ぶ毎日を送っている(笑)

またいつか一緒に、彼が大好きなラーメンを食べたり、酒を飲みかわしたい。


はなしを戻すが、小型化しても、能力自体は変わらない。

核兵器だろうと、同じサイズでいつでも作れる。このペリロイドの技術なら。


しかし、ゴールドには物理攻撃が効かない可能性が高い。

だから、平和の交渉として、この小型化をゼム達に持ちかけ、物理的干渉を全て防げるバリア的な障壁を作って貰えるようにお願いしたのだ。


ゴールドの襲来は同じ銀河の惑星から来てるので、もうそろそろ来ると踏み、バリア交渉は最優先事項だった。


この難題はこの難題で何とか解決に向かってるとして、問題はスブーティだ。


こいつは厄介。


神に干渉は出来ないにせよ、かなりの自由度を持つ。


空を重んじる、空の使い手。

滅亡を求める亡者だ。

ドラゴン〇ールで言うとこの、破壊神ビ〇スみたいなものだ。


理不尽な理由であらゆるものをまるで夢のように無かったことにして消し去る。


こいつに対してはどうすべきか。

頭を悩ませる毎日だ。


ロス平はよくこの日記を書く時間があったと思うほど、俺よりも多忙だ。


何故なら、全人類だけでなく、ほかの生物の分までペリロイドを作ってるから。数にしたら、兆を優に超える。しかもアリのサイズに最初から作り直しだ。


あとは肉体の安置場所の確保と、人間が得られる栄養素を医療ポッドに補給せねばならない。

これには日々、莫大な消費がある。


おおよそ人は未来を考えられない。

しかしそれはまだ、文明が育ってないからだ。


いずれは、惑星二ビルや、惑星オラムのように、人は成長すると思ってる。


今は、小型化を進めて資源枯渇や兵器による汚染を防ごう、こうロス平と合意した。


海にいる生物、牛、豚、あらゆる植物、昆虫たち、鳥たちは小型化しない。これが大まかな方針だ。これで食物連鎖は保たれる。


ちと忙しい。

今日の日記はここまで。

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