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夢の世界より  作者: ていきょー
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西暦2018/9/9(日)

今、目が覚めて5分くらい。

ここ最近で起きた夢の出来事をメモしておく。眠りにつくと毎回必ず同じ場所で活動する夢を見るようになって不思議なので。

その夢を見ない日もあるけれど、見たときは毎回「ああ、またか」と気づいては起きると細かいことは忘れてしまう。


夢ってそんなものでしょう?

しかし今日のは特にリアルな夢だったのでこれは忘れないうちに記録することにする。夢日記だ。


夢の中のそこはとても不思議な場所で、空は真っ暗で光源があるようには見えないのだけど、近くの凸凹した地面やそこにある物体はっきりと見える、なんとも不思議でしかし殺風景な空間。


その空間を文章で表現するのはなかなか難しいのだが、同じ夢を2,3か月続けて見るなんてきっとそんな人ほぼいないでしょうし、貴重な体験な気がするので、この記録を目にした読み手がイメージしやすいようにそこの環境についてはなるべく鮮明になるように書いてみようと思う。


イメージとしてはそう、月のような場所でもっと凸凹している。


空は暗く光源となるようなものは一切無いのだが、しかしなぜか目前の物体や地面ははっきり見える。見た目は月だが、月のように砂がいっぱいある感じではなくコンクリートっぽい地面だ。しかし足場はコンクリートに細かい刻みがあるような、手触りはざらざらとまるで滑らないように工夫がされている、そんな地面。


何もしなければ音も風もない。しかし歩けば足音はする。気温は、少し熱いと感じたことがあるくらいか。その時思わず手で扇ぐ仕草をして、そういう動作で顔に微風くらいは感じた気がする。


今思うと、それって空気は十分にあるという事なのだろうか?

また、立ったり歩いたりしているという事は、重力もある・・・?

夢の話なのであまり気にしなくても良いかもしれないが、念のため重力や空気は地球と一緒。そんなような場所。


この環境のことを記しながら思い返すとそれらすべてが謎の空間。夢の世界に居るときには気にならないものだと思うけど、この夢は特に異質だと思う。明らかに、見慣れた光景ではない。ここしばらくやってないけど、マイン⚫ラフトのやり過ぎか?


当たり前のようにそこを歩み、凹凸のある場所を下ったりよじ登ってあたりを見渡したり。気の向くままに走ってみたり、てくてく歩いてみたり。夢なんてそんなもののはず。でもしかし、手触りや軽く岩場の粗い細い隙間で肌をこすった時の痛みなど現実と全く変わらず超リアルすぎて、毎度そこが夢の世界とは思い至らない。むしろ夢と気づくと夢から覚めるタイプなはずだけど、この夢の時は現実と混同しているようで、覚めない。


その他は己の肉体だけで誰も居ないし、石ころやら鉄くずやらそんなように見える色んな何かがその地には散乱していて、ある日はそれ等を眺めてみたり、別の日にはそれらを遠くに投げてみたり、はたまた他に何かないかその周辺をてくてくと歩いて探索してみたりするのだが、いつもその途中で耳障りな目覚まし時計によって覚めてしまう。


折角遠くに行っても、また翌日夢を見るときはいつも同じ場所にスポーン(登場)する。


その時に見える毎回同じ風景は、ただ1つある物を除いては指標になる物が殆どないので、文章で表すには非常に難しいのだがまずスポーンする場所から2時の方向、緩やかな2°か3°くらいだろうか、緩やかな傾斜を約20メートルほど下った先に、高さが自分の身長の2倍くらいある真っ黒い球体のような謎の何かが浮いており、動かない。


その謎の黒い球体は大きさは大小さまざまで、いろんな場所に点在している。空にも浮いてたりする。

暗い空なのだが、その球体はもっと真っ黒で沢山浮いているのは分かる。

現実的には有り得ない物体だ。非現実的だがしかし、夢ではそんなのがそこにあることについていつも不思議に感じない。きっと、夢だからだろう。


近くにある目立つオブジェと言えるものはそれくらいだろうか。


あと背後は5メートルくらい先にも、その先の地平を遮る上り斜面があり、登ってゆくとここの現実のように遠くはまでは見えないが、延々と続く凸凹や四角い岩、山のような地面などが続いているのを確認できる。世界の色彩はもうほぼ白黒に近く、地面は本当にコンクリートのような灰色でとてもその風景を見たとて地球のような鮮やかさは無い。でも重力も普通、大気も普通。いろんな形のものはあるがとても「わあ!綺麗!」とは言い難い殺風景な地球だ。


ある日その黒い球体に近づき、何なのかを観察したことがある。「あーーー」と叫ぶと声が滲む。まるで回る扇風機に向かって声を出したときと同じように声が振動する。風はないが、ビリビリとした何か空間に境界があるように見えるのと、その先が空間になっているのか声が少し響く。


すぐにその球体に触れるのは危険だと感じ、その辺に落ちてる長めの石ころを手に取り球体にあてて離すとギュー―――ヴゥン!!!! とどうにも文章では形容しがたい音だが、例えるなら、金属をギュー――――ン!と電ノコのようなもので削ったあと、離すと近未来的な映像が切れた時のようなブゥン!といった雑音。それとともに、当てがった部分は消え去り、石ころには削り取られたように断面が出来上がる。いきなり考えなしに体当たりなどしようものなら大変なことになっちゃうと思う。近づくのは危険だ。


石ころの断面の表面を触るも熱は帯びていないので、溶けたというよりは触れた部分がどこかに転送されたようにも思えた。


夢のスタート場所から20メートルくらい離れたソレに石ころや鉄くずを投げ込むと「ヴァン!」と言うので、その音が面白くて、その夢の回では延々と投げ込みだけで終わったりする日もあった。


そう言えばこうして文章に起こしててまたまた不思議に思ったことがある。自分がその時どんな姿なのか、どんな服装なのか、どんな顔なのかについても気にしたことが無く、不明だ。顔は普段の顔なのだろうか?


なんせ鏡や水、ガラスのような反射性の強い平面のものはまだ確認できて居ないのもあってか、今まで容姿については気にしたことが無かった。


でも物を投げ込んでいるときは、右腕はなんとなくYシャツのような長袖が視界に写っていた気がする。

一体どんな服装なのか。足音がするという事は靴も履いている?少し気になるが、しかしまあその辺はどうでもいいか。いちいち書き残したことを添削するつもりはない。


そしてこの不思議な夢に記録を付けようと思ったのは記憶が鮮明であることともう一つ、新たな事実について昨晩の夢で確認したことを忘れぬためだ。夢の中の世界には至る所にまだまだ分からない点はあるところだけど、何度も同じ夢に遭遇するので職業病なんだろうけど1つ1つ分からんことは探れるんじゃないか?と考え至るようになっていた。


例えば昨晩は「この夢の中での事象は保存されるのか?」「前回行った行動が今回まで維持されるのか?」という疑問だ。結果から言うと、YESだ。


寝て、夢を見て、覚めて、でその世界の情報がリセットされることは無く、事象は保存される。これは、夢のスポーン地点からいきなり球体に投げ込めるように、スポーン地点足元に程よい大きさの石を均等に並べておいたことで分かった。


そして、起きている間その世界では時間が経過しているのかどうかは未だに分からない。時間の経過とともに変化が加わっていくようなものが無かったからだ。例えば長時間かけて砂が落ちる砂時計でもあればすぐに分かるのだが。

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