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元気な花  作者: アツコ
3/4

異変

確実に起こっている異変を体験するうち、小さな疑惑が私の中に芽生えた。

そんなバカなことはあるはずがないと、何度も打ち消した。

だけど、私の思いに反して、その疑惑は確信に変わっていった。


真実を確かめる決意をした私は、その日、ある仕掛けをして、いつもより早く部屋の明かりを消し、時が来るのを待った。


だけど、2時間が過ぎる頃になっても、部屋の中で何かが起こる気配はなかった。

やっぱり思い過ごしだったのか?

少し眠くなってきた頭でぼんやりと考えていた時、キッチンの方で物音がした。


「来た」

そう思った瞬間、眠気は吹き飛び、緊張が高まった。


つづく

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