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国守の愛 第3章 red eyes ・・・・  作者: 國生さゆり    
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シーン32 後悔


  シーン32 後悔



 峠を超えた要は本陣3階にある医療ゾーン、一番奥の角部屋に移されていた。富士子は寄り添うように置き直した椅子に腰掛けて、横たわる要の顔を見つめている。その青く、血の気のない顔は一夜でやつれ、体重を2キロは落としているに違いない。そう思えるほどの富士子だった。



 音もなく個室のドアが開き、ファイターはそよぐように富士子に歩みより、富士子の右隣に立つと「個室を準備しました。お持ちになったトランクも部屋に入れてあります。1、2時間ほどでいいです。仮眠をとって下さい。イエーガーはもう大丈夫ですから。それに、これからビスケットの回診ですし」のどからんだようなかすれた声でファイターは富士子に訴え、自分を見上げた富士子の顔を見て「朝食を用意させます。あなたが倒れたら元も子もない」と言いえてうながすが、富士子は「ここにいます」と要の顔に視線を戻してゆずらない。ファイターは「食欲がなければ、オルガに点滴するように伝えます。イエーガーはこういう状態が、何日続くかわかりません。ここで一旦休いったんやすんで、体調と気持ちを立て直してみませんか」富士子に判断をゆだねるような言い方をする。



 富士子はらぐ目を首に預けて緩慢かんまんな動作で視線を落とし「離れたら、何処かへ、行ってしまうんじゃないかと不安なのです」耳遠く、か細い声をこぼした。



 ファイターが「そう思う、お気持ちわかります」と言葉を掛けるが、富士子は動かなかった。気持ちは分かるが、ここの居てもらってはと思うファイターは「ですが、そんな心配は無用です。行きましょう」と働きかけ、名残り惜しい富士子はそっと、上掛けの中に両手を入れ要の右手を握る。そして要の冷たい手を何度もさすり、ファイターが要の姿を見ていると、富士子は影の如くゆらり立ち上がった。



 富士子がファイターに伴われて病室をあとにする。後ろ髪を引かれながら。



 ドアが閉まるや目を開けた要は、右手に残る富士子の体温を記憶にとどめるかのように握り締め「すまない」とつぶやいた。その1分後、はかったようにサラマンダー、ビスケット、カンマル、トーキーが入室して来た。そう、この男たちは、富士子をこの部屋から遠ざけたかったのだ。



 ゆっくりとした動作で上半身を起こし、ベットヘッドにその身を預けた要は、そばに立ったビスケットに赤い眼差しを向け「チャンスは、どうだ?」と皺嗄しわがれた声で聞く。「心配ない」短く答えたビスケットに安堵して「ありがとう」とうなずいた要は「僕にアドレナリンと高カロリー点滴を打て」と有無を言わせぬ口調で言い放ち、返事を待たず[送る。イエーガーからファイター、食堂から適当でいい、何か食い物を持って来てくれないか]と頼んだ。鼻にシワを寄せ、鋭い目つきのビスケットが狂犬のように「アドレナリンは心臓に負担がかかる。食事もまだ無理だ!お前、死にかけたんだぞ!!わかっているのか!」と噛み付く。その顔にカミソリのような目をねじ込んだ要は「いいから!やれ!!」と負けていない。



 太陽を背に受け、窓際に立っていたサラマンダーが「ビスケット、お前が点滴しなくてもコイツは出るぞ。現場で倒れられたら俺が迷惑だ。好きにさせてやれ」とゆるみ切った声でそう言い、ビスケットはチーム長であるサラマンダーにやるかたない視線を向け「準備してきます」と承諾したものの、その声には不満が満載で、不協和音の波紋が病室に広がり、ビスケットはその波をるかのようにして病室から出て行った。



 その怒りの背を見送りながら、イエーガーの体調面の注意事項を後で聞く事と頭に刻んでいたトーキーに、視線を向けた要は「宗弥にオメガは追いついているのか?」と聞く。「7分遅れで追っていましたが、フレミングがパンくずかなくなりました。何か考えがあるようです。嫌な予感がします。ターキーがオメガをドローンと衛星監視で支援していますが」と言いながら左手の腕時計に視線を落とし「ですが、あと13分で監視衛星は軌道をはずれ」と言いつつ要に視線を戻し、「ドローンの燃料もギリです。予備機と交代させる必要があります。いくらタイミングを図っても、2〜3分ブラックアウトがしょうじます。追尾不能の訓練を受けているフレミングに対する、2、3分のロストは追跡不可を意味します」とトーキーはけ口のない、陰鬱いんうつな切迫感をただよわせて報告した。



 4人の男は毒でも飲んだかのように沈黙する。腕を組みなおしたサラマンダーは「内耳モニターで話した通り、フレミングは脳が脱臼だっきゅうしている。一刻も早く、救出しなければ何をするかわからん。イエーガー、お前から呼びかけてもらえないか?」と言った。瞬時にサラマンダーを見上げた要は陽光にめまいを覚えつつ「もう、私では反応しないと思います」ガランとする口調でそう返すと、静かに視線を落した。そして「トーキー、富士子さんのスマホに0008番の送受信・追跡装置を装着そうちゃくしてある。調べてみてくれ。それから、富士子さんのスマホに同期させたスマホを一台、作成してくれないか」感情を押し殺した声でそう言った。足元のベットフレームを両手で握りしめ、事の成り行きを聞いていたカンマルはかすかに目を見開き、「はい」と返事を返したトーキーはドアへと歩き出す。



 「何をする気だ?」とサラマンダーが聞く。トーキーの背を見送っていた要はその目をサラマンダーに移し「富士子さんになりすまして宗弥にメッセージを打ち、待ち合わせをします。宗弥は富士子さんからのメッセージには必ずこたえます」と平坦な口調で言った要に、「そこにお前が迎えに行くか」とサラマンダーが口にする。「そうです。現場を見たあなたが、ベータが、宗弥のタガがはずれている判断した。その判断が正しければ宗弥は僕に仕掛けてくるでしょう。そこで保護して下さい」抑揚よくようのない声で答えた要は、カンマルの目を見捉え「本当に、宗弥は無秩序に狙撃したのか?」と聞く。



 カンマルは色のけたえない瞳で要を見返し「内耳モニターで報告した通りです。顔面が吹き飛んだ男はその場で即死、CIAのアリシアは昏睡状態、玄関には全身穴だらけの男が3人がかさなっていました。狙撃ポイントに落ちていた薬莢やっきょうには、フレミングとAの指紋がかさなってもいました」、要が口をはさむ。「宗弥は薬莢の回収もせず、その場を離れたのか!」と発した声はかすれ、あわれに裏返る。視線を落として考える要に、迅速じんそくに動いたカンマルがサイドテーブルから水のペットボトルを取り上げて差し出すが、思考を途切とぎれさせたくない要は「邪魔するな」としずむ声で断り考える。カンマルは「あなたのためではありません。話を続けるためです」と切り返して、ペットボトルを前に押し出した。



 「クソッタレ」とつぶやき、ボトルを右手で受け取った要はゆっくりと細く、流し込ようにして飲み始める。刻々と注いだ水に力を得て「世田谷で捕縛ほばくしたAとてい尋問じんもんは、これからですか?」とサラマンダーに視線を向けて聞く。



 「ああ、お前も来るか?」と期待の浮く声で返したサラマンダーに、要は「30分後に合流します」と答え、「わかった。お前が合流してから調書を始める。それからアルファーは人手不足だろう。カンマルを貸すよ」恩着せがましくそう言ったサラマンダーに、要は間髪入れず「ファイターを、あなたに貸します」りんるような声で返すや、ニヤリと左の口角を上げ「おいおい、そうトンがるな」呑気のんきな調子で言ったサラマンダーの目は、すでに笑っていた。その踊る目を見た要はまたも乗せられたか・・・と悟る。サラマンダーの人心掌握術は・・誰にも真似できない天からのギフトだと要は思う。



 ノックが響き、「開けてくれないか?」とぐぐもったファイターの声が聞こえ、ドア前に進み出たカンマルがドアを開けると、大量の食事がのる盆の両端りょうはしを、両手で持つファイターが「ありがとう」と声を掛けつつ入室して来た。



 ベットトレーにおいた盆にはコンソメスープ、ナポリタン、ステーキ、きゅうりの浅漬け、3合ほどの白米、とろろ、鶏肉の照り焼き、だし巻き玉子、500mlの野菜ジュースパック、カークボトルのセロリ水がのっていた。



 要はただちに食べ始め、だし巻き卵を頬張ほおばりながら「ファイター、サラマンダーに付け、カンマルとトレードした」と言いながら飲み込み、すでに手に取っていたカップから、コンソメスープを飲みながら「サラマンダー、シータのチーム長、えっとブ、なんだったか」とコードネームを思い出せず口ごもり、「ブリーズ」とファイターが助け舟をだす。「そうだった。サラマンダー、ブリーズと僕、あなたとコロンブスの4人で打ち合わせしたい。セッティングしてくれ」と言いつつ飲み干し、ステーキにかぶりついて顔を上げ「ファイター、宗弥と会う場所を決めてくれないか」と言い、うなずいたファイターに「オルガは指示通り、富士子さんの点滴に、安定剤と睡眠導入薬を入れたか?」とも聞く。あのままだと身体を壊すと判断した要だった。「ああ」と答えたファイターに、満足した要は白米を猛烈もうれつに、メチャクチャにたいらげ始め、その要にファイターは「お前の指示通り、こっから出れないよう、富士子さんの顔写真を警備に回して注意喚起ちゅういかんきもした」と言い、要はゴクリと飲み込んで「ありがとう。Aと丁の顔写真を見ておきたい。Aの生体認証で何か引っかかったら、すぐに知らせて欲しい。あっ、オメガとアルファー、ベータの内耳モニターをリンクさせてくれ、それから」と早口でくし立てていたが、吐き気をもよおして黙り込み、耐えて飲みくだす。



 それみたことかと頭から湯気を立ちのぼらせたファイターが「わかったるから、黙って食え!」と吠え、その顔をジロリと見上げた要に、ファイターは「サラマンダーと打ち合わせして、お前の意見も聞くからそう心配するな」と言ったその時、[送る。トーキーからイエーガー、富士子さんがフレミングにメッセージを送信していました。内容は“尾長さんがred eyesに感染したわ、宗弥。特効薬が届くまで、あと1時間もかかる。間に合いそうにない!!なにか、わかる人を探して、宗弥。お願いよ!治療の手立てだてがないか、おそわって!!!”です。フレミングはこの送信に対して“ 富士子、ごめんよ。俺は今、動けない“ と返信しています。この送信の時刻を逆算すると、フレミングが世田谷のあの家にいた時間だと推察できます。これからダミーのスマホ作成に取り掛かります。15分ください。出来次第、そちらに持ってゆきます]トーキーは2人のやり取りを!の数がわからせるほどの熱量で伝え、とっくにリンクされている内耳モニターで、その内容を聞いていたサラマンダーが笑い声を上げる中、そんなメッセージを富士子に打たせた自己に嫌悪の鎌首かまくびが上がった要は[了。送る。イエーガーからオルガ、富士子さんのスマホを今すぐ破壊はかいしろ。残骸ざんがいは僕が処理する、持ってこい]と指示する。今の宗弥に関わるのは危険だ。このまま連絡を取り合っていればのちのち々、捜査対象にもりうる。要は「クソ」と鋭く吐き捨て、自己の不甲斐なさをののしった。



 「そう、たぎるな。ファイター、上にあがろう。コロンブスに報告だ。カンマル、頼んだぞ」と言うや、サラマンダーは歩き出し、意味も無く、いや、ファイターにはある。“ 余計なこと言うな“であろうにらみを一つ、カンマルにくれたファイターはサラマンダーのあとに付きしたがう。



 偶然にもそんな時、ドアを開けたビスケットは要の様子を目にするや「固形物の摂取は!まだ早いと言っただろう!!」とサラマンダーとすれ違いながら言い、サラマンダーは「言ってもイエーガー様は今、熱き想いをげきらせてらっしゃる。聞く耳、持たずだぞー」と張り上げた言葉の間に、笑い声をまじえながらドアを開けた。



 要とビスケットはたがいに違う意味でムスッと口を真一文字にむすび、うんざり顔のビスケットが点滴の用意を始めると、要は「カンマル、お前も今のうちに何か腹に入れてこい」と言うが、カンマルはさっきまで富士子が座っていた椅子に腰掛けて要の横顔を凝視した。



 ヤケクソで次から次へと食べ物を口に放り込んでいた要が「なんだ?」と聞く。「スマホまで取り上げるなんて、一言、彼女に説明すれば済む話です」カンマルは平坦な口調で返す。



 スゥーと視線を上げた要は、カンマルの顔をながめながら咀嚼そしゃくする。セロリ水を一口飲んで、口元をナフキンでいた要は「僕の手元にある女性のことだ。僕がまもるのは当然の事だ。男女同権という時代なのも、承知した上での行動だが、何が不満だ?」と言った。



 カンマルは「富士子さんに選択肢がない事です」真っ直ぐな目でそう言い、要は不思議なものでも見るかのような眼差しに変化させた目つきでカンマルをガン見し「悩ませてどうする。宗弥と僕の間で板挟みになるだけだ。そんな思いはさせない」、「彼女の意見を聞かないなんて」とカンマル、「お前、人を愛した事あるのか?僕が言えた義理じゃないが、愛おしいとか、尊いとか、そんな気持ちをいだいた事はないのか?そう感じさせてくれる女性を危険から遠ざけるのは、そばにいる男の役目だ」、聞いたカンマルの左目から一筋のしずくがこぼれ落ちる。



 その涙を見た要は怪訝けげんな表情で「なぜ、泣く?」と深海のたたずまいで聞く。



 ハッとしたカンマルは左手の手根部しゅこんぶで左の頬に触れ、そこで初めて自分は泣いていたと理解した。スクッと立ち上がったカンマルは廊下へと急ぐ。



 カンマルの背を見送った要に、ビスケットが「CIAのアリシアという局員が、昏睡状態なのは聞いたか」と言い、「ああ」と返した要に、「カンマルは任務をえて、昨夜アリシアと過ごしていたらしい。CIAからの情報だ」と無愛想に言ったビスケットは一拍おいて、「カンマルは女とか、男とかいう時代に育っていない。しかもアリシアはこの道のプロだ。セオリー通りに2人でフォーメーションを組んで突入して、アリシアはフレミングに狙撃された。カンマルの心は、お前と話して気づいたんだよ」粉雪のように降るたんたん々とした口調だった。



 「そう…だったか」とつぶやく要。



 廊下に出たカンマルは泣き乱れ、窓際の壁に背をあずけた途端とたんに崩れ落ちた。アリシア、この仕事に従事する者の志は得難えがたい。あの時、君を後方にがらせる選択肢せんたくしは、僕にはなかった。もし、僕がそう指示していたら、君は烈火れっかごとく怒り「馬鹿にしないで!!私だって命がけなのよ」って言っただろう。狙撃された敵がダウンするのを僕たちは目していた。僕は“ 上手いスナイパーだ。気をつけろ“と手信号を送っただけだった。何もげず、君をがらせるべきだった。僕は季節に色褪いろあせない愛を手にしていた。アリシア、僕は大馬鹿者だ。



He deals the cards as a meditation

彼はただ静かにカードを配る

And those he plays never suspect

誰も彼を疑いはしない

He doesn’t play for the money he wins

彼のポーカーは富のためではなく

He doesn’t play for respect

ましてや名声のためでもない


He deals the cards to find the answer

彼のポーカーは答えを知るため

The sacred geometry of chance

如何にしてチャンスは巡ってくるのかを

The hidden law of a probable outcome

起こりうる結果を示す 知られざる法則

The numbers lead a dance

数字が全てを操る



I know that the spades are the swords of a soldier

「スペードが示すのは剣士のつるぎ」

I know that the clubs are weapons of war

「クラブは戦争の武器の象徴」

I know that diamonds mean money for this art

「ダイヤは狡猾さがもたらす富のこと でも」

But that’s not the shape of my heart

「どれも俺のハートじゃない」



He may play the jack of diamonds

彼はダイヤのジャックを手にし

He may lay the queen of spades

スペードのクイーンを置く

He may conceal a king in his hand

手札に隠すのはキングのカード

While a memory of it fades

記憶は薄れていく


I know that the spades are the swords of a soldier

「スペードが示すのは剣士のつるぎ」

I know that the clubs are weapons of war

「クラブは戦争の武器の象徴」

I know that diamonds mean money for this art

「ダイヤは狡猾さがもたらす富のこと でも」

But that’s not the shape of my heart

「どれも俺のハートじゃない」



That’s not the shape, shape of my heart

「どれも違うんだ、俺のハートとは」


And if I told you that I loved you

「君に愛していると言えば」

You’d maybe think there’s something wrong

「君は隠し事を疑うだろう」

I’m not a man of too many faces

「俺は裏の顔なんて持っていない」

The mask I wear is one

「君の知る俺が全てさ」


But those who speak know nothing

語る者は何も知らず

And find out to their cost

負けという代償を払うのみ

Like those who curse their luck in too many places

己の運のなさを呪う者のように

And those who fear are lost

恐怖が敗北に繋がる


I know that the spades are the swords of a soldier

「スペードが示すのは剣士のつるぎ」

I know that the clubs are weapons of war

「クラブは戦争の武器の象徴」

I know that diamonds mean money for this art

「ダイヤは狡猾さがもたらす富のこと でも」

But that’s not the shape of my heart

「どれも俺のハートじゃない」


That’s not the shape, shape of my heart

「どれも違うんだ、俺のハートとは」



Stingスティング

“Shape Of My Heart”(シェイプ・オブ・マイ・ハート)





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