500万くらいにはなるだろ
すいません、ちょっとストックがヤバいのでしばらく週1か2投稿になります。
体調不良とかではないです。switch2とウイポが待っているだけです。
1、2か月で元に戻ると思います。
「名称はともかく、融合魔法自体はあるのではないかと考えられていたんだ。ファンタジーなんかじゃよく見るからな。寧ろないほうがおかしいと思っていた」
「確かに。リーゼも同じようなことは言ってたと思う」
当時の私は思いつかなかったけど、今になって思うと確かにファンタジーではよく見ることだと思う。私の魔法にも一部真似ている魔法もあるし。
それこそ個人的お気に入りの『冥府を守護せし闇の炎よ、我が願いに応じ顕現せよ』こと『獄炎』もアニメから着想を得ていた。
普通に生きていたら燃える黒い炎とか思いつかないだろうし。
「だから『魔法研究会』のメンバーと協力して、イベントの少し前から研究を進めていたんだ。ただ全く進展がなくてな」
「そうなの?」
「ああ。マジーニアって知ってると思うんだが、彼女曰く『普通の魔法がルービックキューブだとして、2つ以上合わせると面数が3面くらい増えて難しい』と言っていた」
たとえがよくわからないが……少なくとも難易度は上がっているのだろうな。
「だから融合魔法が発見されたこと自体は嬉しいのだが、ルピナス以外で創れる人間がいないとなるとな。それでも200万くらいは払えるが……」
「いや、私以外創れないって決まったわけじゃないと思うけど……」
「いや、マジーニアから聞いて、俺も試してみたからわかるが、ルピナスは魔法創りにおいて天才だ。俺にはあれが図形には思えんし、何をどうしたら美しいのかも何もわからん。今は多少慣れたからマシだが、それでも13字程度しか創れん」
おお、急に褒めてくれたので照れてしまうのだが、しかし天才というのは言い過ぎではないだろうか。
いや、デザインセンスでお金をもらっている以上、謙遜するようなものでもないか。魔法創りは私にとって、仕事で使っている感覚を楽しさ方面に全振りしたものだし。
「いや、とりあえず実在証明で200万は払っておこう。それから他に出せそうな情報はあるか?今は資金に余裕があるからスキルの情報なんかは高く買い取れるぞ」
「あ、それなら持ってるスキルの情報全部売っていい?」
「ああ。どのくらいだ?」
「ん~……30個くらい?」
私だけが持っていそうなスキルは大体そのくらいだ。ちょうどいいし全部売ってしまおう。隠すようなものでもないし。
「そんなにいいのか?いつかPVPのイベントが来た時に困るかもしれんが」
「スキルくらいなら大丈夫」
私の場合、豊富なスキルよりも高いステータスによる数値押しの方が強いのではないかと思っている。スキルを把握して場面場面で適したスキルを使えるほど私は頭がよくないし。
そもそもスキルなんて使わない限りばれないでしょ。情報に提供者の名前が出るわけでもないし。




