ポーション作り
「ほかに目立つのは・・・すり鉢と試験管と濾紙くらいですかね!他は使う時に説明します!特に説明することもないので!まんまですし!それじゃあ作り始めます!」
「あまって。気になってたんだけど、この模様って」
「あ、それ魔法に使う文字らしいです!私はまだ魔法を創ったことがないので詳しいことは知りませんが!」
・・・なるほど。ちょっと思い付きができた。
「ありがとう。それで何を作るの?」
「まだレベルが低いうえに弟子入りしてから間もないので、作れるのはポーションだけです!なのでMPポーションを作ります!」
そういいながらシャーリーがインベントリから出したのは、ほんのり青みがかったミントのような形をした葉っぱ。
私も時々採取しているから見覚えがある。魔力草だ。
ちなみに薬草は魔力草と違って青く光っていない。代わりに変なにおいがするのと、ヨモギのような形をしている。
そして品質が良くなるごとに臭いも濃くなっていく。らしい。らしいというのは私も【上薬草】までしか見たことがないから、お姉さんに聞いたことがあるだけなので。
魔力草は薬草と違い、品質が上がっても臭いが濃くなるということはない。代わりに葉っぱがどんどん青くなっていく。らしい。らしいというのは以下同文。
なお先ほど樹の上で採取した限定超魔力草と限定超薬草には別にそういうのはなかった。違いは不明だ。多分イベント限定なのが理由ではあると思うんだけど、知ったところで何にもならないし、
「それじゃあ始めますね!まずこちらの魔力草をすり鉢に入れて粉々に砕きます!ポーションを一本作るのに大体2枚使いますね!今回は10枚入れたので5本できる予定です!」
「ずいぶん曖昧な言い方だね」
「レベルが低いせいかよく失敗するんです!でも今回は大丈夫な気がします!」
「気がするだけ?」
「気がするだけです!」
これダメなパターンだな。
「ちなみに失敗するとどうなるの?」
「爆発します!それはもう派手に!」
うんやっぱだめだわ。錬金失敗に巻き込まれて爆発して死にましたが初死は笑えんて。いや私以外は面白いだろうけど、あいにくここには私たち二人しかいないのだ。
「あ!なんで離れるんですか!」
「爆死はいやだよ。大丈夫、〈視覚強化〉は持ってるから、遠くからでもよく見えるよ」
「いや今回は本当に大丈夫ですって!私が大丈夫って感じたときは毎回ちゃんと大丈夫なんです!信じてください!」
「絶対?」
「おそらく!多分!見込み的に!」
信用できない・・・
「いや本当に大丈夫ですよ!それに今の工程はまだ爆発するような工程じゃないので!ただ魔力草を砕いてるだけですから!」
「・・・それならいいよ」
「わーい!」
元気だなぁ。




