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不運なことが続いじゃって死んじゃったら幸運に宿る神に魅入られ転生したら所持特殊スキル{LUCK}の一つだけだったので私は平和な土地でスローライフを過ごしていきたい!!  作者: 猫こんた
1章 転生と生活基盤。そして魔族差別。

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8話 言霊の力

グリュックが家に来て数時間後、私は畑の植物を見ながら黄昏ていた。


(あぁ、この心地いい風が私を癒す……)


黄昏ているとシルヴィアスがやってきた。


「瑞希、久しぶり~」

「シルヴィアスじゃん、1日ぶりだっけ?」

「そうだね、お仕置きがきつすぎたから心を殺してたよ~」


シルヴィアスはお仕置きの事について話していた、全く反省している気配は毛頭ないようだ。


(この事マーチャに言ったらもう一度お仕置きに連れていかれるんだろうな)

「瑞希、今脳内で何を思った?」

「いや、何も」


するとそのあたりを走り回っていたグリュックがこっちに走ってきた。


「あら~グリュックだ~」


シルヴィアスは母性を前面に出してグリュックを抱っこした。


「ほーら高い高い~」

「ねぇシルヴィアス、一応グリュックは14歳なんだけど」

「そうなの!?てっきり8歳だと思ってた!?」


シルヴィアスはグリュックを8歳だと思って接していたのだ。


「まぁ8歳でも14歳でも子供は子供、つまり私に養われる運命なのだよ~」


二人が遊んでいる様子はまるで親子のようだ、私から見ればまぶしくて見えないのだ。


(まぶしいな、この二人が遊んでるのは)


シルヴィアスはグリュックを地面に置いた途端、グリュックはギアが入ったように走り出し私に向かってタックルした。


「あら、どうしたのかな?」


グリュックはノートに文字を書き始めた。


{これなに?}

「これは畑、食べ物を育てる場所なんだ。そして草が生えてるでしょ?これが食べ物の赤ちゃんなんだ」


グリュックは私の話を聞いているようだった。そしてシルヴィアスは寝ている間に発展していることにショックを受けていた。


「何だかすごく発展してる……私が寝ている間にも……」

「そういえばシルヴィアスはこの畑の事何も知らないんだっけ」

「うん、そうだね」

「この畑は私とマーチャが一生懸命に耕した畑なんだ」

「私も手伝えばよかったのに……なんてことをしたんだ」


私はシルヴィアスと話をしているとグリュックが畑の中に入っていった。


「ちょっと待って、まだ食べ物が出来てないから入っちゃだめだよ」


するとグリュックの口が開き、可愛らしい言霊を発した。


「伸びろ」


するとグリュックの号令で植物たちが伸び始め、一気に成長し始めた。


「なんじゃこりゃぁあ!?!?」


私は驚いて大声を出した。するとそれに驚いたのかマーチャが顔を出してきた。


「瑞希どうしたの……ってなにこれ!?」


あっという間に小麦が生えてきて収穫するぐらいになった。


「これ一体どういうことなの!?」

「グリュックが畑の真ん中で声を出したら小麦が急激に成長し始めたんだ」

「グリュックの魔法……植物に対して魔法を発動できるのか、凄いな」


マーチャがボソッと言うとグリュックは畑の中からにっこりとこっちを見た。


(もしグリュックがみんな死ねと言ったらこの世界の人間死ぬっていう説が濃厚になったぞ……)


そして私たちは急いで小麦を収穫し、そして乾燥させるために地面に置いたのだった。


「さすがグリュックだね、一気に農業が進みそうだよ」


グリュックはドヤ顔をしていた、どうやらこの仕事に満足しているようだ。


(グリュックは声を出さないけど表情で何となくわかるんだよなぁ~)


こうして私たちの農業が急速に進みだし、自家栽培の小麦を作ることに成功したのだった。次は小麦を小麦粉にする工程だ。だがここで避けては通れない壁があるのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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