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リリス VS サダーク
今でこそ楽園の代官として恐れられているリリスだが、その過去には壮絶なものがあった。
そして過去は、不意に顔を出すこともある。
「サダーク……よくおめおめと私の前に顔を出せたものね……」
「リリスぅ。金がねーんだ。貸してくれや? なぁに、ほんの金貨二枚でいいんだよぉ。一晩その身体ぁ売ったら稼げんだろぉ」
「サダーク……いつまで経ってもダニね……」
「お前に泣かされた女達の分まで……」
「おっ? 俺に逆らう気か? 仕方ねぇなぁ。俺の味を教え直すしかねぇなぁ? 朝までねっとりとよ?」
「お前ごとき下手クソには無理ね……」
「その小さい逸物を切り刻んであげる……」
「欲しいくせに無理すんなって。素直になりなぁ?」
「旦那様よりいただいた……『毒針の炎戮剣で……」
「もうあの頃の私じゃない!」
「おっとぉ。そこそこやるなぁ?」
「そこそこ? もう終わったわ……」
「はっ? こんなかすり傷で勝ったつも……」
「終わったの。あなたはもう助からない」
「ま、まさか……これ、毒……あぼっがばぁあげぼぉぉぉぉ…………」
「さようなら……私の……」




