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中間の日常2

あれから2日後、「ねえママ!起きて起きて!今日も早く仕事行こー!」とウェルビーはリラの布団を剥ぎ取る。リラは「ああエクラ…あと5分…」と言うが、ウェルビーは「ダメ!だって今7時50分だもん。美鈴さんとリグアさんはもう仕事行ったよ」と言う。


「…んん…え!?7時50分!?2人もう仕事行ってるのかよ!?」と言い、リラはベッドから飛び起き急いで着替え食パンを咥え職場に向かった。エクラを連れて。


…



「あー間に合った…おい美鈴なんで起こしてくれなかったんだよ〜…」とリラは美鈴に訊くが、美鈴は「いやだって何度起こしても起きないんだもの!秘書の藍くんに頼んで電話かけてもらっても全然起きないし」と言った。確かにスマホの着信履歴を確認すると、秘書からの電話がかかってきていた。


「あー…えマジか。ごめん、あとで藍にも謝罪しておこう…」と言って、美鈴の元を去り社長室に向かった。


「あ社長!鬼電しても起きないから病気じゃないかって心配してましたよ…よかった無事で…で、その女の子は…」とリラの秘書、藍は訊く。


「この子な、ウェルビーって言って、亡霊の女の子だ。藍は霊感いいから見えるんだな。よかったわ」

「今日から俺の仕事手伝ってくれるらしいんだ。手間が省けるって話だ。ありがたいよ」とリラが少し笑顔で答える。


「人員の追加なら早めに言ってくださいよ!まあいいですが…それでは、今日の予定を発表します」と言い、藍は今日のスケジュールをリラに言った。


お偉いさんとの対談、テレビの出演、各部隊の様子見、その他諸々、リラのスケジュールは多忙を極めている。そんな中で1人の少女の手伝いはとてもありがたいものだった。


帰りは23時になっていた。帰り道、リラとウェルビーは一緒に帰り話していた。


「ママっていつもあんな大量の仕事こなしてるんだ…大変って言葉じゃ言い表せない、すごいよ」


「そんな褒めないでくれ、これくらい当然だ。それにあの秘書の藍さんも手伝ってくれるし、まあ全然できる範囲ではあるよ」


「そっか、すごいね」

「…ねえママ、あの時は私のためにありがとう。嬉しかった。私のこと愛してくれてたってわかったから」


ウェルビーがそう言うと、リラは足を止めた。


「…その話はあまりしないでくれ。それよりどうだ?今度の休日、キヅや美鈴とリグアも連れて一緒に遊園地でも行かないか?」


「え!?お出かけできるの!?やったー!行こ行こ!!」ウェルビーは嬉しそうに飛び跳ね喜んだ。



…



「なあリラ、ウェルビーとキヅを遊園地に誘った理由って…」リグアはリラに質問をする。


「やっぱ察しがいいな。俺はあの事件の解決で死んでしまうかもしれない。だから最後くらいはってな」とリラは答える。


リグアは「馬鹿野郎!!お前が死んで悲しむ奴がどれだけ居ると思ってるんだ!そんな軽く自分の命を扱うな!」と言うが「それだけ大きな事件を解決しようとしてるんだよ、お前や俺たちは。何よりお前も死ぬ気だろうが。人のこと言えないぞ」とリラは反論する。


「俺は別にいいんだよ。死んでも悲しむ奴なんかいねえよ」とリグアは呟くが、リラは「よくそんなこと言えるな。俺悲しいよ、俺や美鈴は少なくとも悲しいって思うけどな。それにノウだってな」と言い返す。


「は、なんでそこでノウの名前が出てくるんだよ」とリグアは言う。リラは「美鈴から話は聞いている。ノウはお前が思った以上にお前に対して感情持ってるぞ。色々とな」と言い返した。


「じゃあ俺はもう寝るから、お前ももう寝ろ」と言い、リラは自分の部屋に帰って行った。

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人物紹介


藍

リラの秘書。過去にある病気の問題を完全解決したことがある。

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