episode27~賄賂~
episode27「賄賂」
とある日の事。大物経済人である男性の自宅に1週間後に控えている議員選挙立候補者である男性がやってきて、2人きりで話をしていた。
その経済人を以降先生と呼ばせていただく
男性「お願いします。私をどうか当選させてください」
先生は少し微笑みながら
先生「君は、私をバカにしてるのか?」
男性は戸惑いながら
男性「いえ、そんなことはありません」
先生「いいか。選挙に勝ちたいのならばな。それなりの引き換えがあるんだよ。わかるか?」
男性が何故か微笑みだし
男性「実は、先生がそういうと思いまして」
低いテーブルの下にあった高そうな箱を置いた。
先生はすぐに中に何が入ってるかわかった。それは金だ。そう思い微笑み
先生「俺の事よくわかってるじゃないか」
先生がその箱のふたを開ける。
するとそこには千円札が入っており
先生「これはなんだ?」
男性「千円札です」
先生「いや見ればわかるよ。違うんだよそう意味じゃなくて」
男性が少し大きな声で
男性「もちろん賄賂ですよね」
先生「大きな声でそのワードを出すんじゃないよ」
男性が納得いかない顔をしたため、先生が少しキレ気味に
先生「俺って、千円の価値なの?」
すると男性が思いついた顔をして
男性「なんだそういうことですか」
先生が顔が笑顔に戻り
先生「そうだよ。そういうことだよ」
すると男性が財布を取りだして、箱の中に千円を追加した。
先生は少し悩み始めながら
先生「なんだこれは」
男性「千円札です」
先生「だから分かってるって言ってるだろ。違うそう意味じゃない」
男性は再び大きな声で
男性「だってお金ですよ。2千円ですよ」
先生「お前、俺の経済人生終わりにさせたいんか」
男性がまた納得いかない顔をしたため、先生も再びキレ気味に
先生「あのさ。俺は2千円の価値じゃないんだよ。もうちょっと上げてくれないとさ」
男性が明るい笑顔で思いついた顔をして
男性「あっなんだ。わかりました」
先生も少し笑顔が戻り
先生「やっとわかったか」
すると男性がまた財布を取り出して、箱の上に5千円札を置いた。
先生は少し呆れた顔をして
先生「なんだこれは」
男性「5千円札です」
先生がついに激怒して
先生「百万円よこせ!いやお前の場合は一千万よこせ!」
男性「そんな怒んないでください」
先生「怒るに決まってるだろうが。なんだ7千円って、俺の事なめてるのか?」
男性「いえ、千円で十分かなって思いまして」
先生「それをなめてるって言うんだよ。出ていけ!」
男性「え?選挙は」
先生「ダメに決まってるだろ。帰れ!」
男性が残念そうな顔をして立ち上がり、帰る間際に
男性「もし当選したら、あなたのこと潰せること出来ますからね」
先生はその意味を知らずに
先生「どういう意味だ?」
男性「ス・ポ・ン」
と言って部屋から出ていった男性。
先生は終始意味が分からずにいて
先生「スポンって何ー」
~終~




