episode14~関ヶ原~
episode14「関ヶ原」
1600年に起きた戦国時代の天下分け目合戦と呼ばれている「関ヶ原の戦い」
東軍・徳川秀忠は、とある人物が来るのを待っていた。
すると兵士が秀忠に近づき
兵士「秀忠様」
秀忠「来たか」
兵士「いえ、まだです」
秀忠「まだか。たく父上は何をしてるんだ」
兵士「もう一度見てきます」
秀忠「頼む」
兵士が遠くに去っていく。すると西軍の石田三成がやってきた。
石田「来た?」
秀忠「あっ貴様は」
敵が来たので、急いで刀を抜こうとする秀忠
石田「いやちょっと待って」
秀忠「え?」
石田「まだ始まらないの?」
秀忠は困惑しながら
秀忠「あぁ、父上がまだだから」
石田「まだ来てないの?」
秀忠が困惑しながら頷く。
石田がそれを見て、怒りながら
石田「いやね。俺たちかれこれ5時間待たされてるの。早く戦開始してくれなきゃ困るよ」
秀忠「しょうがないよ。だってここの軍の主将がいないんだから」
石田「家康は何してたの」
秀忠「いや、家出るときは一緒だったんだけど、途中ではぐれちゃって」
石田「バカじゃねぇのか。なんではぐれるのよ」
秀忠「いや、わからないけど」
石田「どこではぐれたんだよ」
秀忠「いや、団子屋に寄ってから見ないんだよね」
石田「それははぐれたんじゃない。置いてきたんだよ」
秀忠が納得した顔をして
秀忠「あっそっかぁ。置いてきたんだ」
石田「随分ひょうきんだな」
すると兵士が駆け足で近づいてきて
兵士「家康様の到着です」
秀忠「やっと来たか」
石田「頼むよ」
石田が秀忠にそう言い、自分の軍に帰っていった。
すると、すぐに徳川家康が本陣に入ってきた。すごい剣幕だった。
家康「おい秀忠!」
秀忠「はい」
秀忠は声が裏返りながら、返事をする。
(絶対に怒られる)
そう思っていると、家康が椅子に座り
家康「団子美味かったな」
秀忠「へ?」
家康「いやいや、団子めっちゃ旨かったな。俺の土地にさ、あんな団子屋あるなんて思ってなかったよ」
秀忠「あぁ、良かったです。そんな美味かったのなら」
家康が家臣に
家康「お茶ない?」
家臣「はい?」
家康「お茶だよ。俺水分全く飲んでないんだよ」
秀忠「あの父上」
家康が秀忠の方を向き
家康「なんだ?」
秀忠「あの、そろそろ開戦を」
家康「あっ、今日何の日だっけ」
全員が一斉に転ぶ。こんな人が今後天下統一を果たすのである。
家康「まぁいいや、始めちゃって」
~終~




