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(ファーブラ・フィクタイズム1)【クイドクアム・アケルウス】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編74/【姫愛夢】サイト0/07/眠れる双子妹/【量のクアンティア】1

 【質のディアクアス】を見てきた以上、【量のクアンティア】も見るべきだとして、ラスボス学校の最奥にある2つのカテドラルの内、左側、【レフト・トゥルー・カテドラル(左真大聖堂)】の中央礼拝堂の中で浮いた状態で眠っている【量のクアンティア】も見に行く事にした。

 そこに着くと、【質のディアクアス】より少し小さい7歳くらいの女児が無数のぬいぐるみや人形の様に見える物に囲まれて浮いていた。

 この子が【不可侵極絶(ふかしんきょくぜつ)最深(さいしん)謎域級生(めいいききゅうせい)】のナンバー1、【量のクアンティア】であるのが予想出来た。

 人外の特徴と言えば、【ファーブラ・フィクタ神話】のラスボス、【クアンスティータ】も持っていた。

 背中にある正六角形を中心として六方向に同じ六角形がある7つで構成される花は、【背花変(はいかへん)】と呼ばれる万能細胞の塊、腰から生える無数のしっぽは相手の最も弱い時代にタイムスリップして攻撃するなど無数の効果が実装されている【千角尾(せんかくび)】と言った特徴が本体にはあり、側体には、【背花変】は正五角形を中心に五方向に同じ五角形がある状態、偽クアンスティータと呼ばれる存在の【背花変】は正三角形を中心に三方向に同じ三角形がある状態(ただし中央の正三角形は万能細胞としての力を発揮しない)と言う特徴があった。

 恐らく、その【クアンスティータ】をモデルにして生まれたと思われる【クアンティア】にも【クアンスティータ】からのオマージュと思われる特徴が見て取れた。

 一つ目の特徴は、【背花変】と同じ正六角形を中心に六方向に同じ六角形がくっついている7つのハニカム構造のものが腰から浮いている状態で見られる。

 それは、【腰蜂巣(ようほうす)】と呼ばれるものになる。

 これは、【背花変】を更に進化させた、【万能空間】となっている。

 その7つ全てから翼や人型の上半身など色んなものが出現したりする事が出来る。

 二つ目の特徴は、背中に列を作って浮いている24個の球体だ。

 これは【背列球(はいれつきゅう)】と呼ばれるものである。

 球体1つ1つに様々な力などが入っている。

 また、万能細胞の要素もあるので球体から様々な形や質に変わる事が出来ると言う。

 三つ目は頭上にあるサイコロ状の物体だ。

 これは天使の輪の様に常に、【クアンティア】の頭上にあるらしい。

 これは、六面全てが圧縮された【曼荼羅(まんだら)】になっており、その曼荼羅1面1面から特殊な兵を召喚出来ると言われている。

 これを【六面頭曼荼羅(ろくめんずまんだら)】と呼称している。

 四つ目は、【クアンティア】の両腕の二の腕の所に巻き付いている生き物?の様なものだ。

 これを【双巻種(そうかんしゅ)】と言い、主である【クアンティア】を守るために、変幻自在に形を変えて守護する存在の様だ。

 【クアンティア】の見た目の特徴としては、以上となる。

 だが、【量のクアンティア】にはそれ以外にも秘密があるのだ。

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