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(ファーブラ・フィクタイズム1)【クイドクアム・アケルウス】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編71/【姫愛夢】サイト0/04/眠れる双子姉/【質のディアクアス】1

 ギイイィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ・・・

 重厚な扉が開かれる。

 そこに居るのは5名。

 【舞桜(まいざくら) 姫愛夢(ひまゆ/ひめまゆ)】、

 【中岡(なかおか) 我唯(われい)】、

 【河下(かわした) 深白(みしろ)】、

 【生池(うぶいけ) 古都義(ことぎ)】、

 【鈴酒(すずさか) 仁澄(にすみ)】、

 ・・・だ。

 いずれも超絶的なラスボスクラスの実力を誇る五名の児童達だ。

 ここは、【ラスボス学校】の最奥にある2つの【トゥルー・カテドラル(真大聖堂)】の内、【ライト・トゥルー・カテドラル(右真大聖堂)】だ。

 ここには、【不可侵極絶(ふかしんきょくぜつ)最深(さいしん)謎域級生(めいいききゅうせい)】のナンバー2、眠れる双子の姉、【質のディアクアス】が眠り続けている場所でもある。

 【ディアクアス】は、【ライト・トゥルー・カテドラル(右真大聖堂)】の中の中央礼拝堂の中で浮いた状態で眠っている。

 【古都義】は、

『さぁ、行きますわよ』

 と言った。

 こういった事は【古都義】が先頭を切る事が多い。

 【姫愛夢】は、

『本当に行くの?』

 と聞いた。

 【古都義】は、

『当たり前ですわ。

 【姫愛夢ちゃん】は、クラスナンバー3に選ばれたんですもの。

 ナンバー1とナンバー2を見てないのはあり得ない話ですわ』

 と言った。

 【深白】は、

『そうなのだ。

 見といて損はないのだ』

 と言った。

 【姫愛夢】は、

『でも、とっても怖いんでしょ?』

 と言うと、【仁澄】は、

『怖くない、怖くない、全然怖くないよ。

 妹の方は臆病だって話だし。

 こっちは姉の方だけどね』

 と言った。

 【我唯】は、

『解説なら妾に任せるのじゃ。

 しっかり教えて進ぜようぞ』

 と言った。

 そんな事を話ながら、中央礼拝堂に来ると、見た目が7歳くらいの女児が宙に浮いていた。

 そう、11歳であるこの5名よりも更に年下なのだ。

 だが、宙に浮いている女児は、普通の人間とは異なる姿をしていたのだった。

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