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(ファーブラ・フィクタイズム1)【クイドクアム・アケルウス】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編49/【夢魅】サイト0/10/【夢魅】の敵は?

 一応、同盟を結ぶ事になった【夢魅】と【元芽】と【茶琴】だが、彼女達の敵は存在するのだろうか?

 (主に【元芽】が)ライバル視している【ヨリナ?】は敵と呼べるのか?

 それは否だろう。

 彼女は【元芽】達をまともに相手にしていない。

 なので敵とは呼べないだろう。

 では敵は居ないのか?

 それも否である。

 彼女達の人生にも敵は必ず用意されている。

 ではそれは何か?

 1つは彼女達の存在を心良く思っていない他の【百花少女】達やその主達などが挙げられる。

 だが、それらよりも明確な敵となるのが他にもある。

 それは、【百花少女】を【イブ(EVE)リリス(LILITH)】と呼称し、犯すためと食料として重宝するために生み出したとされる【超太古生命体】の【アダム(ADAM)ファラオ(PHARAOH)】と呼ばれる42体だ。

 【アダム・ファラオ】は全て男性体であり、性欲を満たすためと食べるために【百花少女】と呼ばれる複数の存在になれる女性を産み出した。

 【アダム・ファラオ】は、6名の【王】がそれぞれ6名ずつ、【臣下】を従えているとされている。

 6名の【王】には身分差があり、

 一番上に1名、

 二番目に2名、

 一番下に3名、

 と言う関係になっている。

 これらの【アダム・ファラオ】達は7名ごと(【王】と6名の【臣下】ごと)に6つの【巨大古墳】に眠っているとされている。

 行動するには【人間】の命がエネルギー源とされるが、【百花少女】以外では、1万分の1以下のエネルギーしか補填されないため、彼等は好んで【百花少女】をターゲットとする。

 【アダム・ファラオ】は元々栄養源が足りなかった【人間】を【百花少女】に加工する事で栄養を得ていたのだ。

 その事実を知らずに、【アダム・ファラオ】達がエネルギーを使い果たし、眠りについて行ったのを契機に人類は【百花少女】の技術だけ真似、権力者の慰み者にすると言う文化が生まれているとされている。

 また、同じ人間でも【男性】と【女性】では栄養価が違うとされ、堅くて、臭い【男性の肉】よりも柔らかくて甘い【女性の肉】の方が好まれる。

 【百花少女】は、そんな女性の中から、加工されているという事実があった。

 【アダム・ファラオ】達は眠りについているが、どこかの不届き者達が、【巨大古墳】を荒らし、【アダム・ファラオ】達に食べられて動くきっかけになってしまうまで、まだしばし、時がある。

 今はまだ眠っている【百花少女】達にとっての超危険生命体。

 彼等との戦いはカウントダウンが始まっているのかも知れない。

 【夢魅】にとっての戦いと言えばまず、この【アダム・ファラオ】達を除いて他には無いと言えるだろう。

 【夢魅】の前に暗雲が立ち込めようとしていた。

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