プロローグ編02/まずは【ファーブラ・フィクタ】を語らねばなるまい1
【遺体?】である【舞桜 姫愛夢】と身を隠している【世静・アナリシス・暖花】(偽名)の姿はここには居ないが、
【我白 義仁】(元奴隷?)、
【鬼﨑 夢魅】(変態女?)、
【鎮鳴 依神/神依】(うつけ若?)、
【妖太刀 和至】(高貴な作家?)、
【雨宮 梁雪】(多重人格者?)
の5人が揃っている空き地に1人の男性が訪ねてきた。
男性は、
「はいはい、【日本屋】のおっちゃんだよ。
この星から遙か放れた場所に【地球】と言う星がある。
そこには【日本】と言う国があるんだ。
おっちゃんは、その【日本由来】の商品を売っているんだ。
元々、この星も【地球の日本】からの移民が作った星だと聞いている。
故郷を懐かしむ意味も含めてお菓子を1000円以上買ってくれた子にはもれなくおっちゃんから【ファーブラ・フィクタ】の話が聞けるよぉ~。
どうだい?
聞いてみないか?
ここと同じく、【地球】からの移民が作った惑星【セカンド・アース】を故郷とする少年が、やがては最強の【化獣】と言われた【クアンスティータ】を引退させ、養子として引き取るまでの物語だ。
聞いて損はないよぉ~」
と言った。
そこへ、
【我白 義仁】、
【鬼﨑 夢魅】、
【鎮鳴 依神/神依】、
【妖太刀 和至】、
【雨宮 梁雪】
の5人が集まってくる。
【義仁】と【神依】は、この店の常連である。
お金のない【義仁】は【神依】にお菓子代を出して貰って話を聞いている。
男性は、
「まいど。
どうやら新規のお客さんも居るようだし、初めはこれまでの事を少し、はしょりながら説明するよ。
【義仁君】と【神依君】は、おさらいの気持ちで聞いてくれ」
と言った。
【義仁】は元々、【よしひと】と言う名前だったが、【ファーブラ・フィクタ】の物語に出てくる主人公の名前である【芦柄 吟侍】の名前をアナグラムで読むと【我白 義仁】になるねと言う話をしたら、【義仁】は【義仁】と名乗る様になったのだ。
【義仁】は、
「おっちゃん。
今日も面白い話を頼むぜ」
と言った。
男性は、
「おう。
任せておきたまえ。
ただ、新規のお客さんが居るからその子達のためにおさらいをさせてくれ。
その後、続きを話すから」
と言った。
【義仁】は、
「おう。
楽しみにしてるぜ」
と言った。
【義仁】は、最愛の【姫愛夢】を亡くしてから自暴自棄になっていたが、その時に出逢った【神依】により、色んな趣味の世界を教えてもらった。
その【神依】もこの中年男性から色んな楽しみを聞いたとの事なので紹介して貰っていたのだ。
この男性は何者か?
とりあえず、【おっちゃん】と言う事にしておこう。
本人はまだ若いと言うかも知れないが、現在、13歳の【義仁】と15歳の【神依】からすれば、おっちゃんと呼ばれても仕方のない年齢だった。




