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(ファーブラ・フィクタイズム1)【クイドクアム・アケルウス】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編18/【世静(よしずか)・アナリシス(ANALYSIS)・暖花(のんか)】について02

 【暖花】の髪型は、【ファーブラ・フィクタ】のメインヒロイン、【カノン・アナリーゼ・メロディアス第7王女】を思わせる耳元から軽く外側にカールがかかっている独特な髪型である。

 それが、彼女の【兄弟子】となった【義仁】の好みのドストライクであり、スタイルも彼の好みとしては他に類を見ない程、ベストマッチしていた。

 髪の色も最愛の【姫愛夢】の髪質を思わせる【プラチナブロンド(白金髪)】である事もそれを後押ししている。

 そんな【義仁】に対しては彼の作る作品が【暖花】にとっては好みの物であり、お互いがお互いを推すと言う関係となっていく。

 【暖花】は、身分を隠して行動しているため、【神依】に保護される前は、日銭を稼ぐため、彼女が考えた発明品を売ったり、歌声を披露したりしていた。

 そのため、【ファーブラ・フィクタ】の【カノン】の特徴である【IQ300】、【発明家】、【歌姫】、【プリンセス】と言う要素と重なる部分が多く、【神依】の提案で、【カノン・アナリーゼ・メロディアス第7王女】の【姪】と言う事にしておこうと言う事になったのだった。

 彼女の名前もそれに合わせて【世静(よしずか)アナリシス(ANALYSIS)暖花(のんか)】と言う偽名を使う事になったが、彼女の本名は別にある。

 だが、本名を名乗ってしまうと彼女の正体がばれてしまうので現時点では偽名を使い【暖花】と名乗っているのだ。

 彼女は高貴な身分には不釣り合いなくらい腰が低い。

 何にせよ、それは彼女の乳母を務めた女性の教育の賜物だった。

 傲慢になっては下の者がついていかない。

 それが頭にあるから、彼女は誰に対しても丁寧に対応する事にしていた。

 それだけでは無く、彼女はあらゆる勉学、スポーツ、武道に精通している。

 超高度帝王学を学んでいるためである。

 が、逆に、【義仁】が表現する様な娯楽的な事には非常に疎く、それが彼女にとっては新鮮に映る事もある。

 例えば、【義仁】が自作の【カードゲーム】を作っただけで、

「兄様(【義仁】の事を兄弟子という意味も込めてそう呼ぶ)、素晴らしい発想でございます。

 わたくし、感激いたしましたわ。

 どの様にしたらこの様なものが思いつくのか・・・

 わたくしには、理解できません。

 コツを教えていただけませんか?

 大変興味ありますので」

 と喜ぶ様な一面も見せる。

 それを聞いた【義仁】が、

「そ、そうか?

 じゃ、じゃあ、仕方ねぇな・・・」

 とまんざらでも無い対応をする。

 【義仁】の好みそのままの容姿をしている【暖花】に言われたら思春期の彼は浮かれてしまうのだ。

 この様に【義仁】と【暖花】はお互いの才能をリスペクトしあっていると言える。

 彼女については、以上である。

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