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(ファーブラ・フィクタイズム1)【クイドクアム・アケルウス】プロローグ編  作者: 羽絶 与鎮果


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プロローグ編14/【鎮鳴(しずなり) 依神(よりかむ)/神依(かむより/かむい)】について02

 【神依】は、普段はすっとぼけている。

 一人称は【俺っち】。

 弟子の【暖花】からは、

「先生、しっかりしてください」

 と言われている。

 弟子の【暖花】からは、【先生】と呼ばれ、【暖花】は自分の弟子達には【大先生】と呼ばせている。

 【神依】にとっては、【暖花】は娘の様なものであり、【孫弟子】達は文字通り、孫娘の様に思っている。

 普段は情けない所を弟子達にみせている。

 例えば、

「ちょっと何処見てんのよぉ」

 と怒鳴った女性にビンタを貰ったりしている。

 本来であれば、絶対権力者である【神依】の頬を叩いたら死刑どころでは済まない。

 だが、【神依】はビンタした女性を責めるのではなく、

「いやぁ~、君があまりに魅力的だったから、視線がちょっと胸元にいっちゃってさぁ。

 ちなみに合っていないブラは良くないな。

 形が崩れる。

 俺っちなら君にピッタリなブラを見つけ・・・」

 と言って、

「き、きもっ・・・

 どっか行け変態」

 などと言われている。

 【神依】は、

「いたた・・・何がいけなかったんだろうなぁ?」

 と言って、【暖花】に、

「今のは先生が悪いです」

 と注意されたりしている。

 普段はこうして情けない一面を見せているのだが、いざと言う時はかっこよく決める。

 例えば、【神依】

「このまま、引くって訳にはいかないのかな?

 俺っちとしても無駄な争いはしたくはない。

 引いてくれるのなら、あんたの無礼は目をつむろう。

 ・・・俺は今、気分が悪い。

 譲歩出来るのはそこまでだ」

 と言って、無頼の男が、

「俺に引かせたかったら死ね。

 死んだらけっ飛ばして終わらせてやるよ」

 と言う。

 すると、【神依】は、

「本当に残念だ。

 ・・・出来れば平和的に片付けたかった」

 と言い終わる前に瞬殺するなどの展開もある。

 普段はみっともなくとも決めるときは決める。

 それが、【神依】と言う男である。

 通常の敵には無敵の強さを示すが、彼にも勝てない者は存在する。

 そこへ挑戦する時も格好良く対応する。

 それが彼の視点となる。

 彼については以上となる。

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