第32話:感謝祭
「おー!随分賑わってるな」
「うん!」
「だから早く早く!」
「ちょ、わかった、分かったから待ってくれよ!」
「兄ちゃんも大変だよな」
あれから十数日が経過し、今は土の月の三十日。そうこの国の感謝祭の日となっている。無事引越しもすんだ和哉達孤児院の一行は、王都を今日の夜の準備もかねて歩き回っていた。活気溢れる王都の様子に案の定、アリアとメルは興奮状態のようである。和哉の両サイドに構えてぐいぐいと引っ張っていく。
そんな様子を後方から見ながらランド、ティア、アルトの三人が並んで歩いていた。微笑ましい様子に笑みがこぼれるティアと大変そうだと苦笑いを見せるランドとアルトの表情が見えた。
「カズヤー、こんなとこでこけんじゃねぇぞ」
「わかってるよ、それよりもアルトも手伝ってくれよ」
「いいじゃねぇか、モテモテで」
「……はぁ、まぁいいけどな。喜んでくれてるみたいだし、でもこんなに賑わってるんだからやっぱりルティスも連れて来るべきだったよな?」
「そうですね、ルティスさんも来て下さったらよかったんですけど」
和哉の言葉にティアが相槌を打った。ルティスはこの買出しには参加せず、新居での留守番をしているのだった。ルティス曰く、
「留守にするわけにはいかぬであろう?浮き足立っているときに限って何かが起こるものだからの。なに我は祭りなどもう幾度も見てきたものだ。皆で楽しんでくるがよい」
ということらしい。ルティスの使い魔だけでも留守番なら十分おつりが来そうな物ではないだろうか?と考えもして実際に尋ねてみたのだが、何か考えがあってのことだったのだろう、とりあえず任せておけと言われてしまっていた。
「まぁルティス嬢がそう言ってたんだからいいじゃねぇか。とりあえずさっさと一通り見て回って、戻って準備しようぜ?」
「そうだな、それじゃあとりあえずあのお店に行こうか」
「はい、二人ともカズヤさんの手は離さないようにね?こんなところではぐれたら大変だから」
「はーい!」
和哉が指差した方向には八百屋があった。祭りの日なので当然特別な出店も沢山あるが、本来感謝祭は家族や集落で祝うお祭りであるため、当然八百屋や肉屋、魚屋など普通の店も通常より多く開かれている。
その中でもそのお店を選んだのは、このお店が王都に着いてからの行付けでもあったからだ。八百屋に近づいていくと店主の男性と目が合う。
「おーカズヤさん!いらっしゃいっ」
「こんにちは」
「今日もうちで野菜買ってってくれるのかい?」
「はい、そのつもりです。あれとあれとあれを包んでもらえますか?」
和哉が並べてある野菜を指差すと店主は手際よく袋につめていく。そして一通りつめると和哉が頼んだ物以外の物を袋へとつめた。
「へいっまいどあり!あとこいつはサービスだ」
「いいんですか?」
「おう、今日は感謝祭だしな!それにあんたにはこの前の礼もしないといけないしな」
「そうですか、ではありがたく頂きますね。それじゃあまた」
「あいよっ!」
店主はにっと笑って袋を和哉へと渡した。和哉も感謝祭を理由にされては断るわけにもいかないなと素直に受け取り、その場を後にした。
その後も全員でお祭り気分を堪能しながら買い物をすすめていった。途中からは荷物で和哉の手がふさがれていったため、アリアとメルはティアの両手を掴んで歩いていた。
「えーっと、忘れているものは……うん?」
「どうかしましたか、カズヤさん?」
買ったものを頭の中で確認しながら買い忘れが無いかどうかを思い出していると、和哉達の十数メートルほど前方に以前見たことのある光景が見えた。そこには自分の身長よりも高く詰まれた荷物のためにふらふらしながら歩く人物がいた。和哉は問いかけてきたティアに対し、指差しながら答える。
「あー…うん。多分俺の知り合いがあそこにいる」
「そうなんですか?」
「あぁ、アルトも分かるはずだぞ?」
「あん?あれがか?……ちょっと顔が見えねぇからわかんねぇな」
「そっか、じゃあ……」
その人物は当然アルトとも面識がある。だが確かに和哉達の立っている場所からだと顔が見えなかった。すると和哉はアルトに半分荷物を預けると例の人物の下へと近づいていきそして
「おーいベル!」
「ひゃあっ!!」
盛大に驚かしてしまっていた。ベルの手元から荷物が落ちそうになるが、それを確りと抑えて落ちないようにしていた。
「ごめんごめん、驚いたか?」
「カ、カズヤ?もうっ何でいきなり大声で話かけるのよ!」
「そこまで驚くとは思わなかったんだよ、悪かったな」
「くぅぅぅ、悔しいぃ。もうちょっと普段も落ち着ければこんなことには…」
「ドンマイ!」
「驚かしたあなたが言わないでよっ!」
「はははははははっ」
「わーらーうーなー!!」
和哉に荷物を抑えてもらいながらその場で地団太踏んでいる皇国魔法騎士団三番隊隊長様の光景は異様にシュールだった。そうやって二人でわいわいとやっていると遅れてティア達がやってきた。
「カズヤさん、そちらの方は?」
「あぁ、ティア。置いてって悪い。紹介するよ、こちらベル・マルテスタ。俺の王都での初めての友人だ」
和哉は、ティアにごめんと謝ると未だ不服そうな顔をしながら頬を膨らましているベルのことを紹介した。それを聞くとティアはベルのほうに向き直り丁寧にお辞儀をした。
「そうでしたか。始めまして、私はシェスティア・ネージュと申します。こっちは妹のメルリアとアリア、そして弟のランドです」
「「「はじめまして!」」」
「うん、始めまして。カズヤから紹介してもらったけど一応名乗っておくわね。私はベル・マルテスタ。皇国魔法騎士団三番隊の隊長を務めてるわ。これからよろしくね」
荷物を一旦、地面に降ろしてベルは丁寧に礼を返した。子供達に話しかける際にはきちんとしゃがんで目線を合わせる辺りに、ベルの優しさがうかがえる。そこへベルとは面識のあるアルトが近づいてきた。
「俺は自己紹介しなくてもいいよな?あんたとは顔見知りだしよ……ってか隊長さん、あんたあの時とは随分雰囲気違うな?」
「あ、あの時は任務中だったから…」
「へぇ…そっちの方が可愛いよ?」
「!?ばっ…ばかっ!」
「ぐはぁっ!!」
「あ………ご、ごめんなさい」
「ぐぉぉぉぉぉ」
(お、恐ろしい…)
アルトの突然の言葉にベルは顔を真っ赤にすると、一瞬のうちに無属性の魔法をアルトへと放った。いきなり地面とご対面することになったアルトは魔法が解けた後も痛みのあまりもんどりうっていた。そして運良く今までそんな目に会わなかった和哉も、この光景を目の当たりにして内心冷や汗ものだった。
「それでベルは今日は非番なの?」
「えぇ、せっかくの感謝祭だし家でゆっくり料理でもしようかなって思ってね」
その後アルトの痛みも引き、ベルも落ち着きを取り戻したところでこのような話題となった。騎士団員にとって非番は七日間に一度ほどであり、たまの休日の過ごし方は当然各々異なっている。ただ例外的に感謝祭などの国を上げてのイベントの際には多くの騎士が休みを取ることが出来るようになっている。それでも一部の運の悪い人々は出勤となるのだがそれはまた別の話としておく。
ともかくベルの本日の予定は家での料理ということが分かった。そこへティアがベルへと話しかける。
「ベルさんはご家族の方と過ごされるんですか?」
「ううん、私は一人で暮らしてるよ。両親はもういないしね」
「す、すいません…」
「気にしないで、もう大分前の話しだし。今はそれなりに楽しく過ごしているしね」
「そうですか……あっ!今日お時間よろしいですか?」
「えっ?う、うん。それはもちろん一人で料理するだけだから」
「それでは私達と一緒に感謝祭をお祝いしませんか?」
「え?で、でも悪いんじゃないの?私みたいな余所者が入ったら」
突然のティアのお誘いの言葉にベルは驚いてしまっていた。面識のあった和哉からならともかく、今日初めて出会ったティアからのお誘いである。たった今出会った人物に対して普通そんなことが言えるだろうかとベルは不思議に思ってしまっていたのだった。そして同時にそれだけ人見知りしない子なんだとも思っていた。
「そんなことないですよ、人数は多いほうが楽しいですし!ねぇみんな?」
「うん!」
「アリアもそう思う!」
「俺も姉ちゃんがそう言うならいいよ。それに隊長さんってことは強いんだろうし、これを機に稽古つけてもらえるかもしれないしね~」
「俺は居候の身だからな、ティアがよければそれでいいんじゃねぇか?盛り上がるしな」
「だってさ、ベル?皆歓迎してるみたいだよ?俺もその方がいいしね」
それぞれ思い思いの返事をティアとベルへと返した。その返事に驚きながらもベルは嬉しさを覚えていた。ずっとプライベートでは一人だったことに慣れていたため、このような暖かい雰囲気は久しぶりだったからだ。
「皆もこう言ってますしどうでしょうか?」
「…うん、わかった。じゃあ今日一日お世話になるわ」
「はいっ♪」
「その前に、ベルさんじゃなくてベルでいいわ。私もティアって呼ぶから、ねっ?」
「わかったわ、ベル」
「うん、よろしい!それじゃあティア達の家に案内してもらえるかしら?」
「うん!」
その後、ベルの分の荷物も運んで王都の自宅へと戻った。ちなみに王都の自宅は以前暮らしていたカーサの町の孤児院とほぼ同等の広さを保っていた。これで仮住まいなのだから驚かされる。現在建築中の家には一度行って要望だけは出しておいたのだが果たしてどうなることやらといった感じである。完成予定は氷の月の終盤もしくは闇の月の頭らしい。流石に魔法が発展している世界だけのことはある。一月でちょっとで元の世界の一戸建てより大きなサイズの建物が建つのだから。
とまぁ元の話に戻るのだが、流石にあのサイズの家には驚いたようであり、ベルも暫くの間はびっくりしていた。その後、ルティスとの自己紹介も終わりティア、ベル、ルティスの女性人三人は料理の準備へとかかり始めた。その間、男性人とメルとアリアはお祭り用にリビングを飾り付けていた。雰囲気としてはクリスマスのイメージが近いかもしれない。アルトも慣れない事に四苦八苦しながらも何とか頑張って形にしていた。
「よっし、できた!」
「こちらも料理を並べ終えましたよ」
そんなこんなで全ての準備が整ったのは辺りが暗くなった頃だった。頃合としては遅すぎず、早すぎずと申し分ない時間帯である。そんな中、アルトはグラスに液体を注いでいた。ベルとティア、ルティスにはオレンジ色の、ランドとメル、アリアには紫色、そして和哉とアルト自身のグラスには透明な液体が入っていた。
「ふっふふーん♪」
「何してんだアルト?」
「見れば分かるだろ?グラスに飲み物注いでんだよ、ちなみに俺とお前は酒な」
「はぁ…まぁいいけど、ほどほどにしとけよ?」
「へいへーい」
アルトが飲み物を次ぎ終えるのを見ると皆グラスを持ち始めた。
「よし、それじゃあ挨拶はティアに任せようか」
「えっ?私ですか?」
「うん、俺はまだ勝手がわかんないしな、その分ティアならばっちりだろ?」
皆からの視線が集中し、ティアも諦めたのか一度コホンとせきをつく。
「えっと、それでは復唱してくださいね?精霊の導きと実りの加護に感謝して」
「「「「精霊の導きと実りの加護に感謝して」」」」
「乾杯」
「「「「乾杯!」」」」
―カコンッ
グラスを打ち合わせる音と共に孤児院の面々の感謝祭は始まった。ちなみに今日に限り立食となっているため人数は少ないながらも各々好きなように歩いて会話をしていた。
「おいしいね!」
「うん!」
「こらこら二人とも、口の周りが汚れてるよ?」
メルとアリアの二人は幸せそうな表情を見せながら、料理を頬ぼっている。そこへベルがナプキンを持って二人の口元を綺麗にしてあげていた。二人と一緒に会話しながら料理を食べている姿はとても楽しそうである。
一方別の場所ではルティスとランドが会話をしていた。
「ねぇ、ルティス?俺も兄ちゃんみたいに技使えたりしないかな?」
「どうだろうな、鍛錬すれば使える技もあるやも知れぬが………ふむ、あれならば使えるかも知れぬな?」
「おっなんだなんだ、必殺技の話でもしてんのか?俺も混ぜてくれよ」
「え~アルト兄ちゃんは今でも十分強いでしょ?」
「馬鹿いうな、俺はまだまだだよ。それにカズヤには負けっぱなしだからな……ここいらで新技でも覚えてあいつの鼻を明かしてやらねぇと!」
「お主もまだまだ強くなれそうだしのそれに……」
ルティスはアルトの顔をじっと見つめ始めた。それに対してアルトはグラスに入った酒を飲みながら目をきょとんとさせて答える。
「んっなんだ?なんか俺の顔についてるか?」
「否、なんでもない。本人がそうしているのだからそうしておくとしよう」
「ねぇ、そんなことより早くその技について教えてよっ!あっ!兄ちゃんには内緒にしたいからあっち行こう?」
「心得た、その技とはな……」
「ちょっ、俺も行くぞ!」
こうしてルティスとランドは料理を持ったままリビングから離れていった。その後を追うようにアルトも酒を注いで付いて行った。
「ランドもアルトも色々考えてるんだな?」
「ふふっそうみたいですね」
そして和哉とティアは壁に寄りかかりながら二人で会話をしていた。ちなみに先程までのランド達のやり取りは全て聞こえていたため、和哉もルティスの言っていた技とやらが若干気になっていた。だが流石に隣にいるティアを放っておいて聞きに行くのも気が引けたため、またの機会にすることにしておいた。
その興味の代わりと言ってはなんだが、和哉は料理を口に運びながら今日一日中気になっていた物についてティアに尋ねてみた。
「そういえばそのネックレスどうしたんだ?いつもは着けてないよな?」
「これのことですか?」
ティアがネックレスを指で取って和哉に示した。ティアの首元にはいつもは見ないネックレスがぶら下がっていたのだ。中心に赤い宝石が着いており燦然と輝いている。
「うん、今日一日ずっと着けてただろう?」
「気付いてらしたんですか?」
「あぁ。普段装飾品とかあまり着けてないから珍しいなって思ってさ」
「そうですか」
ティアは和哉がこのような些細な変化に気づいてくれることに嬉しさを覚えていた。顔が少し赤くなり照れている。と同時にそのネックレスを慈しむように両手で包み込んで答えた。
「これはですね、多分私の両親の形見なんです。今日みたいな日には着けるようにしているんですよ」
「形見…多分ってどういうことなの?」
「先生が私を拾ってくださった時に一緒に持っていたらしいんです。当時私は五歳くらいだったはずなのですが、私はその時のことをあまり覚えていなくて」
「そうか…ごめん、あまり話したくないこと聞いちゃったかな?」
「いえいえ、気にしないでください。それよりもカズヤさんが尋ねてくださったことが嬉しかったですから」
ティアははにかむように笑うと、和哉もその表情に釣られて頬が緩んだ。先程よりも頬の色が赤いように感じられる。
「それにしても不思議なネックレスだな?なんかこう…なんていうかあったかいって感じかな?」
「カズヤさんもそう思います?私もこれを着けている時は何だか自然と安心するんですよね。ルティスさんも何やら興味深そうに見てらっしゃったですし」
「ふーん、ルティスがね。それじゃあ何か特別なご利益でもあるのかもしれないな」
「そうですね。でも私にとってはご利益なんて無くても大切な物ですから」
「だな!さっ、折角ティア達が頑張って作ってくれたんだしもっと食べるとするかな」
「はい、沢山食べてくださいね」
こうして和哉達も改めて料理に手を伸ばし始めた。ばらばらに行動しながらも感謝祭の夜は更けていった……………………………………かに思えた。
「どうしてこうなった…」
「お前のせいだろうが!バカルト!」
「アを省くな、アを!」
「きーてるんですかぁ、かずやさん!」
「きーてるの、かずやぁ!」
「話を聞かぬか、アルトよ」
「「はっはいぃぃ!」」
子供達が疲れて寝てしまった頃にことはおき始めた。実はアルトがティア達に注いだオレンジ色の液体。アルコール分を感じさせない程度の果実酒だったのだが、それがどうにも三人にあたったらしく、絶賛からまれ中というわけなのである。しかも酔いが回るのが遅いのか、子供達がいればティア達の気もそちらへと向いてこのようなことにはならなかったかもしれないが、どうやらその助けは期待できそうにもない。
「だいたい、かじゅやさんははっきりしないんですよ」
「そうよ、だれかれかまわずやさしくしちゃってさ!このかっこつけ!」
「は、はぁ…すいません」
「ちょっとっかずやさんにぼうげんなんていわらいれよぉ」
「なによぉ、ひょっとかずやとしりあうのがはやかたからていいきになってぇ!わらしらってねぇ」
「け、喧嘩はよくないんじゃないかな?」
「らんれすって!もとはといえばかずやさんがへんにりたいはへるかられしょうが!」
「そうらそうら!」
(な、何言ってるかさっぱりわからない……というかこの状況はまずい…)
呂律が回っておらず何を言っているのか和哉には理解できないのだが二人の間ではこんな妙な状態でコミュニケーションが取れているようでありそれが尚理解不能な状況に陥らせていた。身長の低い二人は自然と上目遣いのような視線になっている。なおかつ二人とも腕に抱きついてきているため腕に二人の胸が当たってしまい、和哉としても理性を保つので必死だった。
その一方でアルトとルティスが会話をしていた。その内容は会話というには憚られるものだったが。
「大体お主はいつもいつもふらふらしすぎではないのか?少しは主のためになるように働かぬか!」
「いやぁでも俺は別にカズヤの部下とかじゃないわけで…」
「たわけがっ!」
「ひぃっ!!」
「一つ屋根の下に居るのだから協力するのが常であろう!悔しければ金策の一つや二つこなして見せんか!」
「いや、俺もちゃんと稼いだ金はこっちに入れてんだけど…」
「この馬鹿者がっ!」
「今度は何なんだよっ!」
「金さえ入れればいいって物ではないであろう!日常生活での助けになれと言っておるのだっ」
(もう誰か助けてくれよ…)
ルティスは呂律こそしっかり回っているものの話の内容は支離滅裂で、同じ話題を行ったり来たりと完璧に破綻していた。そして酷いのは床に強制的に正座させられていることである。上方からの同じような話を延々と聞かされる辛さがあった。
「「かずや(さん)!!」」
「アルトッ!!」
「「もういい加減誰か助けてくれ~!」」
二人の男性の悲痛な叫びが夜中に木霊していた。
ちなみにその願いはその数時間後に叶えられ、当の本人達は翌日そのことを全く覚えていなかったらしい。和哉とアルトは「あの人達に酒を飲ましてはいけない…」と二人で胸の中に誓った。
どうも、今回から第二章になりました。
と言っても第二章での一話はこのような形で終わらせましたがw
次回からはまた一つ長い話が入っていきますのでよろしくお願いいたします。




