第138話:大地のインフラ(直接契約と、黄金の収穫)
大変申し訳ございませんでした。
違う小説を投稿してしまいました。忙しくて今まで気づかませんでした。
本当に申し訳ございません。
聖教国の第801支店。深夜、ケニーは「聖女様まんじゅう」の原材料となる小麦とはちみつの在庫表を睨んでいた。売れれば売れるほど、原材料の調達が追いつかないという、嬉しいが悲鳴を上げたくなる状況だ。
1. 供給の目詰まり
「オーナー、またです。卸業者が『これ以上の量は、教会の許可なくしては出せない』と……。中間マージンも跳ね上がっています」
ショウの報告に、ケニーは49歳の冷静さで短く息を吐いた。
「……中間業者を挟みすぎだな。24時間、安定して同じ品質のものを出し続けるには、流通の川上を押さえるしかない」
ケニーは、聖教国の周辺に広がる、教団所有の「休耕地」と「貧しい農村」に目をつけた。
2. コンビニ流・直接契約
ケニーは聖女様からの信頼を盾に、荒れ果てた農村の一つを訪れた。そこには、重い年貢と非効率な農法に喘ぐ農民たちの姿があった。
「……皆さん、提案があります。今日から、皆さんが作る小麦とはちみつは、すべて私が『全量・固定価格』で買い取ります」
どよめく農民たち。ケニーはケニーバンクから、前世のコンビニが実践していた「産地直送」と「品質管理(QC)」のノウハウを異世界流に翻訳して提示した。
3. 「祈り」を支えるサプライチェーン
「ただし、条件があります。私の教える農法と、魔導具による温度管理を徹底してください。……皆さんが楽に、安定して稼げる仕組みを、24時間365日の店舗運営と同じ精度で作り上げます」
ケニーが提示したのは、単なるビジネスではない。農村に「仕事」と「教育」を与え、その対価として店舗に「最高の素材」を届ける、共生のサイクルだ。
ショウは、ケニーが農民一人一人の不満や悩みに耳を傾け、一つずつ解決していく姿を間近で見た。
「オーナー……。第137話で仰っていた『祈り』って、こういうことだったんですね。店を開けるだけじゃなく、その元にある生活まで守るのが、インフラなんだ」
今後このようなことはないように、本当に気をつけるつもりです。もし何かありましたら温かい気持ちで見守ってもらえたらありがたいです。またよかったらご指摘もよろしくお願いいたします。




