1話 物語の始まり ~~幼少期~~
しんしんと静かに、それでいて力強くこの暗くさびれた大地に白い雪が降り注ぐ。
常に30cm程降り積もり、大地が顔を見せることは殆どない。
そんな1年の大半が白い雪で覆われている辺境の村「ヘルガート」
その白い雪に太陽の光が反射し、幻想的な虹色の光を帯びた村の中から
この世界「クロウカシス」で、一つの物語の産声が上がろうとしていた。
後に、「暗黒時代の終わり、人類栄光の時代の始まり」と語られる時代の節目となる物語
・・・・・
(う・・・苦しい)「げぼっ、がぼっっ」
溺れた様な感覚、その後に口の中で鉄を舐めた様な味が広がる。
(う~~、なんなんだよ・・・あ!!あれ?俺は生きているのか?)「・・う、あっ!」
(あの事故で俺は助かったのか?今は何処にいる?病院か??)少しずつハッキリとしていく意識の中で彼、加地聖也は自身の身に何が起きたか思い出し、そして違和感を感じ始める。
(か、体が動かない・・声も上手くでないな。それだけ重症ということか・・・)
「?#$%&%$*+`<!"??」
「=|&>"<'(##)+*?>LK\^「;・!」(ん!??)
(若い女と、渋い感じの男の声は聞こえるが・・英語?じゃない!?聞いた事のない発音だな。しかし、近くに人がいるのはよかった。)しかし、目を開けても何故かぼやけて何も見えない。
(どうにかして、この人達と話さないとな・・)少しの間、どうコミュニケーションを取ろうか悩んでいると
「?_><}{`'($#"%##」
声が聞こえた瞬間いきなり浮遊感に襲われ(や・・やめろ!!降ろせ!)
なぜ自分は持ち上げられているのか?そして、体重が70kgを超えていた自分をなぜ持ち上げる事が出来るのか??と混乱していたら・・「バシっっ!!!!」と音とともに、お尻に衝撃を受けた。
(痛っ!!こいつ何しやがる!)
「お、おぎゃーー!おぎゃーーーー!!!」(な!なんだ?なぜ俺は泣いている・・)
自分の意志とは関係なく、叫んでしまう。今までの自身の体とは全く違う感覚、心と体のチグハグさに戸惑いながら(ま・・まさか!俺は・・・くっ!!ダメだ、眠くなってきた・・・)
そして、彼は泣き叫び疲れそのまま深い眠りについてしまった・・・
(あなたの新しい人生に幸せがあらんことを・・・)
そんな女性の呟きが眠りゆく彼の頭の中に響いていた。
・・・・・本日も更新します。次回からストーリーが進み始めます!!!主人公がどう成長していくか?一緒に楽しんでもらえたら幸いです。どんどん更新していく予定ですが、初投稿作品ですので感想や、意見などいっぱいもらえたらいいな~と思っておりますので、よろしくお願いします。・・・・・




