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幻籠街の言伝屋  作者: 天野地人
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第44話 花園と秘められた恋⑧

 津田和子はその後、誰とも結婚することなく生涯を終えたのだという。今でいう、シングルマザーだ。


 けれど、当時のシングルマザーが現代のそれより、更に過酷で厳しい状況に置かれたであろうことは、想像に難くない。


 津田甚五郎は貧しい環境で育ち、学校にも満足に通えなかった。津田甚五郎は読書が好きで、勉強もよくできた。いわゆる秀才だったが、家は貧しく、母の死が重なったこともあり、進学は叶わなかった。


 彼にとってそれはとても辛い出来事だったようで、それ以来、世の中は理不尽だと強い怒りを抱き続けていたという。大いなる憤懣と憎悪――更に、母の和子が打ち明けた、自身の出生の秘密が余計にそれに拍車をかけてしまった。


 津田和子は死の間際に至って初めて自分の息子に父親の事を打ち明けたのだという。津田甚五郎の父親が、資産家である仙堂寺大伍だということを。そして、甚五郎は衝撃と怒りでもって、それを受け止めたのだという。


『私は恨みました。父である仙堂寺大伍の事を。私と母を捨て、他の女性と結婚し、自らは何ら失うことなくぬくぬくと人生を謳歌している、無責任で非情な男の事を。


 父が母を捨てなければ母は経済的にも余裕があっただろうし、朝から晩まで働き詰めに働いて、体を壊すことも無かった。私にしてみれば、父が母を殺したようなものです。

 

 私は、父を憎悪しました。父だけでなく、仙堂寺の家そのものも憎みました。嫌悪し、殺意すら抱き、決して許してはなるものかと、どす黒い怨嗟を募らせたのです』

 

 そして、そんな甚五郎に思いがけない話が舞い込んでくる。当時、甚五郎は造園所で一人前の庭師になるべく修行を重ねていた。その造園所に、仙堂寺家から庭園整備の依頼が舞い込んできたのだ。


『私は、これは運命だと思いました。真っ先に頭の中に浮かんだのは、復讐してやる、という事だった。母を捨て、死に追いやった元凶である仙堂寺家の人々が、どれほど傲慢で醜く、腹黒い人々であるのか。その真実を自らの手で暴いてやろうと思ったのです。


 ……そして、本当にその通りであったなら良かった。仙堂寺家の人たちが、がめつく、強欲で、金にしか興味の無い人たちであったなら、どれほど胸がすっとしたことか。


 だが、現実はそうではなかった。彼らは共に支え合い、庭の木々を心から愛し、金持ちであることを鼻にかけるようなところは全くなかった。

 

 旦那様は――大伍さまは私たち職人にも気さくに接してくださったし、奥様の百合子さまも作業の合間に自らこしらえた握り飯や漬物を振舞ってくださったりして、職人仲間もいつも仙堂寺家の仕事を楽しみにしておりました。おそらくなくなった私の母も、お二人のそういう姿を知っていて、自ら身を引いたのだと思います。


 けれど私は、旦那さまや奥さまに優しくされればされるほど苦しくて、どうして私の母を捨てたのか、どうして私達はあれほど糊口に喘がなくてはならなかったのかと、それを問い質したいという激しい衝動に、幾度も駆られました。


 一方で、人望の厚い立派な仙堂寺家の人々に対し、そのように一方的に恨みを寄せる事がとてつもなく恥ずかしく、あまりにも申し訳なくて、身を引き裂かれそうな罪悪感に苛まれていたのです。


 私は惨めでした。自己嫌悪で一杯で、いっそ消えてしまいそうな思いに幾度となく駆られながら、庭木の剪定を行っていたのです。 


 そしてちょうどそんな時、あの庭で私はあなたと出会ったのでした』


 櫻子は、しみじみと呟く。


「そう……甚五郎さんが仙堂寺のお家にいらっしゃったのは……わたくしと出会ったのは、全くの偶然じゃなかったのね……!」


 甚五郎は、櫻子と出会ってすぐに悟ったという。目の前の少女――櫻子が自分の腹違いの妹である、と。


『あの時の事は、終生、忘れることがありませんでした。あなたはとても恥ずかしそうに私に話しかけておられましたね。それでも、あの薔薇の事を助けたい一心で、私にこう頼んだ。このコーネリアは自分の妹のような存在で、何とか助けてやりたい、何とかまた花を咲かせる姿が見たい、と。


 その時、私の胸に、ある衝動が湧き上がってきました。それは、あなたを……あなたの願いを、この手で叶えてあげたいという願望です。


 ……思えば、十二の時より母を亡くし、それ以来ずっと一人きりで生きてきました。そんな私にとって櫻子さん、あなたの存在は久方ぶりに感じた家族の温もりであり、眩いばかりの希望でした。


 私はどうにかあなたの望みを叶えようと、必死で薔薇の世話をしました。コーネリアが少しずつ生気を取り戻し、再び蕾を付けた時は、内心、跳び上がって喜んだものです。そして、いよいよあなたの喜ぶ顔を実際に目にした時、私はある決意をしました。自分にできる限りのことをあなたにしてあげよう、家族として、兄として、でき得る限りのことを。


 それから、私の人生は激変しました。それまで私をあれほど苦しめていた後悔と自己嫌悪は、嘘のように消え、まるで全くの別人に生まれ変わったかのように輝きだしたのです。植木の話や仕事の合間に読んだ本の話、様々な私の話をあなたは目を輝かせて聞いていた。あの頃は温かで甘美で、間違いなく人生の中で最も幸せなひと時の一つでした。


 あの時、私は確かに、純真なあなたに救われたのです』


「甚五郎さん……わたくしも幸せでしたわ。何もかもがきらきらと輝いて……あの甘酸っぱくて切ない想いは、今でも忘れられませんもの……!」


 櫻子は言伝を読みながら、はらはらと涙を流した。当時の思い出に対する懐かしさや、甚五郎に対する思慕を抑えることが出来ないのだろう。

 真っ白い肌の上を、幾筋もの雫がしたたり落ちていく。


『――自ら兄だと名乗るつもりは無かったけれど、私はあなたの為なら何でもするつもりだった。そしてまた、何があってもあなたを守るつもりだった。……そう、自分の幸せに舞い上がっていた私は、その時まだ気づいていなかったのです。あなたが私にどういった感情を抱き始めているのかを』


『最初にそのことを気付いたのは、旦那さま……大伍さまでした』


 甚五郎は仙堂寺大伍に、自らの素性は決して明かさなかったと記していた。だが、仙堂寺大伍は甚五郎が自分の息子ではないかと気付いていたようだ。甚五郎の苗字は津田和子と同じだったし、もしや甚五郎の『五』が、大伍の『伍』からきているのではないかと、そう感づいたのだろう。


 だから、仙堂寺大伍は早々に決めたのだ。娘の櫻子の縁組を。


 もちろん、当時、仙堂寺家は資金繰りに苦しんでいたというから、経済的な理由も無きにしも非ずだったろうが、一番の目的は、そうとは知らず実の兄に想いを寄せる櫻子を、甚五郎から引き離すことだったのだ。


『お恥ずかしい話ですが、あなたの縁組の話を聞いた時に私が思ったのは、ずいぶん急なのだなということと、これからはあなたと頻繁に会う事はできないだろうから、寂しくなってしまうな、ということでした。


 あなたと会って話をすることができなくなるのは、身を切るように辛かったけれど、いずれはやって来ることと自分に言い聞かせ、ただ、あなたの幸せだけを願うべきだと思い直すことにしたのです。


 あの時の私は、あなたの本当の想いには気づきもせず、呑気に恵まれた縁組であってくれればいいのだが、などと思っていました。


 そんな私に、あなたは言いましたね。共に駆け落ちをしてくれ……と。私はあの時、雷に打たれたかのような衝撃を受けました。そして初めて、あなたが私に抱いている感情が、肉親に向けるもの以上である事を知ったのです。


 思えば、私はあなたの事を腹違いの妹だと最初から認識していましたが、あなたはそれを知らなかったのだから、そういう感情を抱いたとしても無理はありません。悪いのは私です。氏素性を隠し、あなたに兄貴風を吹かせてただ一人、悦に浸っていた、私が全て悪いのです』


「甚五郎さん……!」


 甚五郎は悩み、苦しんだ。駆け落ちなど、できるわけがない。例え甚五郎が櫻子を愛していたとしても、二人は血の繋がった兄妹なのだ。


 だが、甚五郎には櫻子を冷たく突き放し、仙堂寺家の用意した縁組を受け入れろと告げることも、またできなかった。縁組に衝撃を受け、それを嫌がる櫻子の姿が、自分の母親の姿と重なったからだ。


 仙堂寺の家の犠牲となり、貧苦に喘いで短命に終わった、自らの母――津田和子の人生。それを間近で見て育ち、哀れだったと思うからこそ、櫻子にまで家の犠牲なれとは、とても言えなかった。


 いっそ、本当の家族であることを打ち明けようか。甚五郎はそう思ったが、それも傷ついた櫻子の前では口にできなかったのだという。櫻子は一方的に縁組を決められ、ただでさえひどく塞ぎ、傷ついていた。甚五郎は真実を告げることで、彼女がさらに苦しむことになるのではと、それを恐れていたのだ。


『私はどうしても、あなたに答えを告げることが出来なかった。卑怯者であるのは重々、承知しています。けれども、あなたの望みに応じることも、さりとて縁組を勧めることもできなかった。


 悩みに悩みぬいた私は、務めていた造園所をやめ、仙堂寺の家と距離を置き、あなたの前から完全に姿を消すことにしたのです。そうやって遠い地で細々と庭師の仕事を続けるのが一番の選択肢だと、自らにそう言い聞かせて……』


 それでも、どうしても櫻子の事が忘れられず、甚五郎は一度だけ櫻子の顔を見に行ったのだという。会えば、思いが募り、未練が残る。だから櫻子には直接会わず、様子を窺ったそうだ。


『風の便りで、あなたが縁組を受け入れたと聞き、私は最初、心配でなりませんでした。自分の感情を身勝手だとは知りつつも、あなたが新しい家庭に不満を持っていないか、強制された結婚で苦しんではいまいか、そのことが気がかりでならなかったのです。


 でも、久しぶりに見たあなたの顔は笑顔でした。二人の子どもと夫に囲まれ、温かな家庭を築き、少なくとも私の目には、幸せそうに見えました。


 その時、私は決めたのです。私はもう、二度とあなたには会うまい、と。


 あなたは私を恨むでしょう。薄情だと憎しみ、或いは蔑むでしょう。でも、それでいいのだと思った。私の事を思う存分恨み、あなたの中からあの庭の日々が消え去ってしまえばいい。それであなたが幸せを手にできるのなら、そんな記憶など、無かったことになってしまえばいい……そう思ったのです』


 甚五郎がそう思えるようになるまで、一体どれほどの苦悩や葛藤があったのだろうか。櫻子が甚五郎への気持ちをなかなか捨て去ることができなかったように、甚五郎もまた、そう簡単には櫻子の事を忘れることはできなかっただろう。


 けれど、甚五郎は二度と櫻子に会う事は無かった。それが彼の選択だったのだ。――ただ、唯一の誤算は、甚五郎が死後に幻朧街へ流れ着いてしまったことだろう。


『……私は自分のこの気持ちをあの世まで持っていくつもりでした。けれど、こうやって手紙を残すことが出来ると聞き、どうしても私の本当の気持ちを伝えたくなったのです。俗世では兄と名乗ることが出来ず、この気持ちを伝えることは許されませんでした。でも、今なら……何の束縛も無いこの街でなら、伝えられる』


 そして、甚五郎の言伝はこう締めくくられていた。


『私はあなたを愛しています。兄として、ひとりの人間として、あなたの幸せを心より願っています。

どんなにあなたを裏切り、傷つけたとしても、この気持ちだけは本当です』


 櫻子は言伝尾を読み終わった後も、ぼろぼろになった紙面を見つめていた。そこに残った甚五郎の筆跡、そこから汲み取れる想いを、でき得る限り掴み取ろうとするかのように。


 澪と幽幻、そして覇王丸は、そんな櫻子の姿を無言で見守っていた。


 ずいぶん経って、櫻子はポツリと呟く。


「……本当に、勝手な方」


 しかしその言葉の中には、川のほとりで聞いた時のような、甚五郎に対する憤りは全く含まれていなかった。櫻子は微笑を浮かべようとして失敗し、唇を震わせると、噛み締めるようにしみじみと、己の言葉を吐き出した。


「わたくしは、愛されていたのですね……甚五郎さんとは永遠に結ばれる事の無い仲でしたけど、こんなにも愛されていたのですね……」


 櫻子の細くて華奢な指は、何度も自身の目元を拭うが、あふれる涙はとどまることを知らない。悲しみでもなく、喜びでもなく、どの感情にも染まりきっていない透明な涙を、櫻子はただただ、流し続けた。


 澪は思った。七十年近くの長い長い時を経て、二人の想いは通じ合ったのだと。そして櫻子は、その間背負い続けた重い積み荷から、ようやく解放されたのだ、と。


 そして澪の張り合わせた不格好な言伝は、その役割をしっかりと全うすることが出来たのだろう。


 やがて櫻子は、静かに立ち上がると、澪や幽幻らに向かって深々と頭を下げる。


「……お騒がせしてすみませんでした。言伝を……夫に手紙を書いていくことにします」

「……そうですか。どうぞ、こちらへ」

 幽幻は頷くと、櫻子を店の中に招き入れた。


 その後は信じられないほど、とんとん拍子に進んだ。負傷した幽幻の代わりに、澪は硯と半紙、墨を用意した。櫻子は墨を擦り、それを筆に含ませて半紙と向かい合う。


 途中、櫻子は何度も筆を止めた。何事か悩んでいるようでもあったが、決して書くのは止めなかった。櫻子は合わせて三枚の言伝を書き終ると、きれいに折り畳んで海老茶色の封筒に入れる。そして表に宛名を書き込んだ。澪はその言伝を預かる。そこには〈茂允(しげのぶ)さんへ〉と書かれていた。


 その間も、櫻子は終始、落ち着いていた。


 そしていよいよ店を出る間際、澪に向かって振り返る。


「もし良ろしかったら……甚五郎さんの言伝を預かってもよくって?」

「はい。でも、こんなになってしまって……いいんですか?」


 澪は貼り合わせた言伝を差し出しながら尋ねた。新しい海老茶色の封筒に入ったそれは、中に入っている半紙がごわごわであるせいか、いつも以上に膨らんでいる。


 櫻子は微笑んだ。それは、とても穏やかな笑顔だった。

「あなたがせっかく修復してくれたのですもの。わたくしがあんなにしてしまったのに……心から感謝していますのよ」

 そして、どこか遠いところを見つめるかのような目つきになって言った。


「わたくし、甚五郎さんからたくさんの事を教えてもらいましたわ。人を愛する時の天にも昇るような喜び、裏切られることの身を斬られるような辛さ。こんな思いをするくらいなら、最初から出会わなければ良かったと思った時期もありましたわ。


 けれど、今は感謝しているの。甚五郎さんに出会えたこと、こうやって気持ちを確かめられたこと。甚五郎さんに出会えたからこそ、東藤茂允さんを好きになることもできたのだもの。この言伝はわたくしに、そのことを気付かせてくれたの。あなたが、この言伝を一生懸命に元通りにしようとしてくれたおかげよ。……ありがとう、本当に」


 そして櫻子はにっこりと笑った。その名の通り、満開の桜が咲き誇ったかのようなたおやかな笑顔だった。


 櫻子は津田甚五郎の残した言伝を丁寧に受け取ると、最後に澪や幽幻、覇王丸に向かって丁寧に一礼した。


「皆さま、ありがとうございました」


 そして、くるりと優雅に踵を返すと、言伝屋を出て行った。澪は彼女が通りの向こうに姿を消すまでその後ろ姿を見送っていた。

 櫻子の着ていた着物の、矢絣の鮮やかな文様がいつまでも目に残って離れなかった。


「櫻子さん……今度はちゃんとあの世に行けるよね?」

 澪はそうであって欲しい、と願いを込めて呟く。


「ええ、きっと」

 傍で同じように櫻子を見送っていた幽幻が答えた。


「……良かったんだよね、幽さん。これで良かったんだよね……?」

「それは……誰にも分からない事です」

 澪の発した問いに、幽幻は淡々と答える。


「でも、あなたは全力を尽くしたのでしょう? それなら、きっとこれで良かったのですよ」

「幽さん……」


 澪が顔を上げると、幽幻の瞳と目が合った。感情の薄い双眸。それがいつもより柔らかく感じたのは、澪の気のせいだろうか。


 幽幻は次に、つと目を伏せて言った。 

「……私は昔、故あってお客さんを《獏》にしてしまったことがあります」

「え……?」


 驚きのあまり、思わず声が裏返る。話の中身も驚きだが、幽幻が突然、自分の過去を口にしたのにも驚きだった。幽幻は今まで、あまり自分自身の事を話さなかったからだ。


 だが当の幽幻は、澪の心中を知ってか知らずか、視線を外したまま話し続ける。

「三日三晩、幻朧街を捜し歩きました。それでも結局見つからなかった。疲れ果て、路傍で倒れているところを師匠に助けられました。

 こっぴどく怒られましたよ。ミイラ取りがミイラになってどうする、二度とするな……と」


 だから幽幻は、澪が津田の捜索をしようとした時、きつい口調で止めたのだ。澪は意外に思った。涼しい顔をして死者の対応をしている幽幻も、最初からそうだったわけではないのだろう。澪にとっての幽幻や覇王丸が、幽幻にとっては師匠である空穂だったのかもしれない。


「………。そのお客さんは、今も幻朧街にいるのかな?」

 霧に紛れ、他の多くの《獏》と共に、未だに彷徨っているのだろうか。


「ええ……おそらく」


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