表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
2/2

うちのワンちゃんが強すぎるんだが。

子犬が来て、1週間ほどたった。

俺の家は、こぢんまりとしたログハウスである。

とりあえず、犬は家で放し飼いにしている。

傷つけられて困るようなものもないしな。


〈メシ〉

「あいよ」

平和な生活が続いている。

一応俺の家の場所を描いたのだが、何も来ていない。

今日のご飯は猪頬肉の炙り焼きである。


普通のイノシシじゃないぞ。

巨大で角が生えている猪だ。

俺は美味猪(ごはん)と呼んでいる。

いいよね、肉って。


獲物は、大体俺が獲っている。

前に試させたところ獲物が炭化し、

とてもじゃないが食べられるものではなかったのだ。

〈ハヤク〉

「わかったから待てって」


こき使われている気がする。

まあ、おそらくあいつのほうが強いからな。

接近戦だったら勝てるかもしれないが、雷を打たれてはお手上げだ。


「どうぞ、猪の頬肉炙り焼きです」

〈!!?#$”&%’()&♡〉

意味不明な声を上げてがっつき始めた。


よほど好きなようだ。

〈ウマカッタ!〉

「そうか」

和やか。こいつをまだ拾ってなかった時とは、

タイムスケジュールがかなり違ってきている。


「食後の運動行くぞー」

〈ゲフッ〉

げっぷでかえされた。

反応に悩むが、とりあえず肯定とみなす。

2人(?)で外に出る。


さわやかな風が気持ちいい。

あいつ---ライドというらしい----は、たちまち走り出す。

俺も一緒に走る。


こいつのわんぱくさは困ったものである。

おまけに、スピードもかなりあるのでたまったものじゃない。

さらに、拾った時よりかなりでかくなっている。


40cmほどから、60cmほどだろうか?それくらいには大きくなった。

はやすぎないか。

まだ拾ってから1週間ほどしかたっていないのだが。

あれだな。俺がいっぱい飯食わせてるからかな。


あんなに食事バランスが悪いのに。

肉しか食ってないぞ。

あれで正解とは思うが。


森を走る。

ときおり獲物を見つけて、狩る。

狩られたものは、晩御飯行きとなる。

片道切符で。

ライドが紫電を纏い、走り出す。

周りの草木が焼けこげていく。

「あ」

やばい。山火事になっちまう。

「やるなら炭化させろよ!」


うちのわんこは中途半端で困る。

あたりが黒ずんだ。

え?何か違うって?

いや、これで正解である。

多少の犠牲は仕方ない。

〈ゴメン〉

こういうところがかわいいのだ、うちの犬は。

「いいって」といって、

獲物を探す。



そして俺たちは、獲物_いや、逆かな?俺たちが獲物かな?これは。

「ドラゴン....」

とてつもなく希少。そして____強い。

そのうろこは生半可な刃物をはじき、

牙や爪は鎧を簡単に傷つける。

また、その吐息には様々な効果があり、人間など簡単に殺せてしまう。

「....逃げるぞ!」


相手が悪い。ライドがいくら強くとも、あいつはまだ子犬である。

俺も足手まといになってしまうだろう。

碌な武器すらないのだから。


〈ツヨソウ!〉

ライドは笑顔でとびかかっていった。

うちのペットは、頭のねじが何本とんでいるのだろうか。

5本くらいかな?

多分そのくらいだろう。

「無茶だ!」

そう叫んだ瞬間___

閃光が走り、少し遅れて轟音が響く。


ライドが雷を落としたのだ。

「GAOEAOOOOOOOOOO!?」

ドラゴンが叫ぶ。

「うるっさ....」

鼓膜が割れそうだ。

しかしどうするか。

さすがに、逃げさせは...してもらえなさそうだ。

ドラゴンが憎悪のこもった眼でこちらを見つめる。

「GYAOOOOOO!!」



やるならやろう。

一瞬で距離を詰める。

「GUAO?」

刺!

ドラゴンの目に、石製のナイフを刺す。

ここしか攻撃が通る場所はない。

そしてさらに______

二度目の閃光と轟音。

激痛にドラゴンがもがく。

「GUUAOIUOOOOORR!!!」

吐息を吐こう___としたが、吐かせない。

「よいしょっ、とぉ!」

そこら辺にあった岩を、ドラゴンの口にぶち込む。

危険なら、吐かせなければいいじゃない!

ドラゴンがもごもご言ってるうちに、3度目の雷撃で試合は終了した。


ナイフ作り直さなきゃ。




高評価とブックマーク、なにとぞお願いします。

更新頻度は遅いかもしれません。

その分、ブラッシュアップしていきたいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ