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第五十八話 核心は山頂にありて(宴・狂乱編)

カ「また年末ね」

セ「そうじゃのう」

片「いやぁ、なんとか間に合いましたか」

カ「あなたは着手するのが遅すぎるのよ」

片「ぐはっ!」

セ「一撃で瀕死じゃのう」

片「いや、これはこれで良いかも…」

カ「不快よ、死にたいの?」

セ「そういう趣味は外では出すでないぞよ」

片「えっ?」

カ・セ「「えっ?」」

片「ではそろそろ本編に行きましょうか!」

カ「ちょっと待ちなさい話を逸らすんじゃないわ!」

セ「お主…頼むから捕まるでないぞよ」

片「犯罪者みたいに言わないで欲しいですなぁ!まだ捕まりませんよ!」

カ「その前に絶対に私が殺すわ!」

セ「床が血で汚れると洗うの面倒なんじゃがのう」

 その姿は鏡。

 その中身は虚無。

 水面に映る星空や月のように、相対した者の真実を投影する。

 その者にとっての外皮は腐肉と変わらない。腐りきって剥がれるようにその外皮は落ち、その下から新たな腐肉が現れる。

 器が無い。

 残り滓となった中身は露出され、外気に触れる傷のように中身を風化させ、摩耗させる。

 星は天上で輝くが、その実はただの塊でしかない。その本質を捉えるのは難しい。

 私は天上の星のように輝くことは出来ないけれど、見えない星は確かにそこにある。私には私だけの光があらねばならぬ。

 汝は腐肉に覆われた肢体を持つ者。

 汝は本質を奪われ、仮初めの名を与えられし者。

 汝はこの世界で唯一人、誰からも受け入れられぬ例外中の例外。

「八岐大蛇が眷属、蛇の長にして偽りの神として生かされ続ける者。それが蛇神としての我が本質」

 器無き者に存在は許されぬ。

 世界の理、そも有形の者のみ許された世界がこの世界。どのような物であれ、形は必ず存在せねばならぬ。真の無形とは誰にもその形を観測されぬ者である。

 器無き者に干渉は許されぬ。

 傷つけるには形を観測せねばならぬ。観測出来ぬモノに干渉しようとしても、そのモノに触れることは勿論、傷つけることは出来ない。

 我見ゆる者、己が宿業を突きつけられる覚悟を持つべし。自らの悪を、自らの不徳をその眼で確かめる覚悟を持つべし。

 我見ゆる者、鏡に映った虚像を壊す手段を持つべし。真実など虚空にありて、自らの眼で見たものしか信じられぬ人間その正体を見ること能わず。鏡の中にすらも自己を映さぬ頑強さを誇るべし。

 世界の数は一つではない。

 あらゆる可能性、あらゆる秘密、あらゆる確率、あらゆる方法が枝分かれしている。人はそれをパラレルワールドというのだろうが、それは簡単な並行した世界とは違う。薄皮一枚で繋がり合う絶対的な壁を隔てた幾つもの世界。強大すぎて観測することの出来ないーーこれこそが真の無形だ。

 無形にこそ形あれ。

 残酷なりこの世界は形無き者に慈悲はない。存在を示す器無くして、この世界にアンカーは打たれない。

 なればこそ、だからこそ創るのだ。

 誰もいない新しい世界を、全てが無形として認められる世界を。

 奪われた物は戻らねど、新たに創るのが神の御業と識る為に。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「『火車』という妖怪はご存知ですか?」

 先導する二股に分かれた尻尾を持つ猫、久城さんが僕達に唐突に話しかける。

 現在、僕達は波止場と呼ばれていた岩壁に覆われた部屋を出て久城さんの案内の元、見ず知らずの廊下を歩いている。廊下は大理石で出来ているものの、相変わらず壁は赤茶色をした岩壁に覆われてまるで洞窟の中にいるような感じだ。

 コンとコルは周囲がいつまでも岩肌なのが珍しいのか僕の両腕をお互い引っ張ってはしゃいでいる。

 当然窓も無いため外の様子も分からない。今が何時で、周囲に何があるのかも分からない。そんな中で久城さんの口から出た言葉は貴重な情報に違いなかった。

「『火車』は一言で言うならば地獄への水先案内のようなものですね。車なんて言ってはいますが、実際は数多くの部屋のような場所に人間を閉じ込めあの世へと連れていきます」

「では私達は既に死んだ身であると?」

 憑依を解いた土花の平坦な声が鋭く指摘する。

 それを聞いた久城さんは小さく首を振りながら底意地の悪い楽しそうな声で反論した。

「青田嬢、話は最後まで聞くものです。私が皆さんに何も話さなかったのがお気に召さなかったのかもしれませんが、何も不利益を与えようとはしていません」

「不利益ねぇ…」

 黒部さんが胡散臭そうな顔をして肩に乗った烏の首を優しく撫でる。こうして黒部さんの烏を見るのは久々だ。

 正直、この場にいる人間は誰も久城さんから何が起こったのか聞いていない。しかもあの地獄絵図のような世界から帰還出来なければどうなっていたのか。…察するのは実に容易だ。

「はあ…、話を続けますよ。ここの主催者は火車を複数飼い慣らしていましてね。『宴』の予選の為に火車を用いているのです」

「アレが予選だと?」

「ええ、その通り。先程も言ったように、火車には複数の部屋があり、その中に閉じ込めることで別の場所へと移動させるのです」

「それじゃあ私達はその火車によって運ばれたということですか」

「『運ばれた』というよりは『通ってきた』という方が正しいですが…その話はまた今度にしましょう。複雑ですからね」

 チラッと僕の方を向いて久城さんが話を区切る。どうやら僕が理解出来ないと踏んで話を止めたらしい。だいぶ失礼だが…事実なので黙っていよう。

「さて、お待たせしました。ここが応接室です」

 久城さんの脚が止まりその前には見上げるほどの天井に届くかかくやの荘厳な扉がそこにはあった。ルビーやサファイア、エメラルド、アメジストといった宝石で装飾されたその扉を前にして生唾を飲み込む。

 荘厳な扉は誰が手に触れるでもなく自然と内側に向かって動き出す。廊下にも灯りはあったが松明で照らされているだけの簡素な灯りであった。扉が開くにつれてその簡素な灯りが強い光によって呑み込まれていく。光の強さがあまりにも違う為、一瞬目が慣れずに中の様子が見えない。中の様子が見えた時、僕達の眼前にはシャンデリアによって照らされた豪華な室内と向かい合う赤い豪奢な一組の長ソファ、そしてソファの中央には漆塗りを施された高級感のある机が設置されていた。

 久城さんは黒い漆塗りの机に飛び乗りちょこんと座り込む。言葉に出さずともソファに座れという意志がそこから読み取れた。

 僕と土花は並んでソファに座り、黒部さんはそんな僕らの後ろに立って烏をソファの縁にとまらせる。

 そんな僕らを見て、久城さんは一つ大きく深呼吸して細くなった瞳孔を真っ直ぐ僕達に向けてきた。

「ひとまずは予選通過おめでとうございます。火車の中を無事に通ってきた皆様はこれで『宴』に参加することが出来ます。ここは大まかな概要を説明するための部屋として用意されています」

 そう切り出した久城さんはあとは淡々とひたすらに『宴』の概要を教えてくれた。

 一つ、この『宴』はあくまで人間が主体である。

 一つ、ここでは生きるも死ぬも自己責任。

 一つ、しかして私闘はご法度。見つけ次第処罰の対象となる。

 一つ、必要な物は主催者に提言すべし。審査した上で主催者側が用意する。

 一つ、不測の事態において優先すべきは自己の思想である。

 簡単にまとめると以上の五つであった。

「以上のことを守っていただければ皆さんの行動は基本、自由となっています。ここを出ましたら皆様を個室に案内させていただきます。何か…ご質問は?」

「一つ…」

 黒部さんが気だるそうに手を挙げて質問の意思表示をする。

「予選…ということは本選がこれからあるということだろ?ならその本選の先があるだろ?」

「つまり?」

「簡単な仕事の話だ。報酬はあるのか、と聞いている」

 相変わらず黒部さんが考えるのはそこらしい。しかし、最近はその意図も推し量れるようになってきた。

 正当な仕事の報酬が用意されていない場所に行くということはそれだけ無茶なことをさせられるということ、そして命の自己管理がそれだけ難しくなるということだ。

 渡瀬さんという人がいるのに無茶なことをこの人がするとは思えない。無茶をするなら報酬を…そうすることで自分に無茶の言い訳をしているのだろう。

 まあ黒部さんにこんなことを言ったら半分認めて半分否定が入って、「アイツから俺のプライバシー守るためだ」とか言われるのだろう。

「おい坊主、何笑ってやがる」

「えっ、あっいえ何でもないですよ」

 黒部さんから厳しい声が飛んでくる。どうやら自然と顔が笑っていたらしい。頬を軽く叩いてニヤニヤと笑っている自分に喝を入れた。

「報酬と呼べる物はご用意していません。あくまでも『宴』ですから。その為にルールも設置していますし、ここでの生活はすべて運営側が保障しています」

「つまり形態は未だに分からねえがここで好きなだけ戦って憂さ晴らししろってことか?あれだけ大仰な予選をやっておいて」

「予選はあくまで予選です。緊急の時には火車から強制的に弾き出されて、命まで失くすようなことにはなりませんから」

「あの鬼達、僕達を完全に殺す気でしたけど…」

「ええまあ、皆さんは言うならば火車の体内に入った異物ですからね。防衛機構として襲ってきますから。それに殺す気でないとその人の本気なんて計れませんからね」

 呆気からんとのたまう久城さん。

 黒部さんも久城さんの説明で納得はしていないものの苦い顔をしながらずっと黙っている。どうやらもう話すことは無いらしい。

 前足で毛繕いし終わった久城さんも遂に暇になったようで欠伸し始めている。ではそろそろ次に案内してもらおう。

「ん?そういえば土花はなにか質問しなくていいの?さっきから静かだけど」

「ええ、あの予選について聞けましたから私は別に良いです。それに…」

 チラッと黒部さんと無言のやり取りをして土花はそこで黙り込む。どうやら二人にはまだ色々考えがあるらしい。

「では、あとは各々で情報収集をするなり話し合うなりでお願いします。これから皆様の個室にご案内します」

 机から降り、今度は僕達の座っているソファの後ろにあるこれまた豪奢な扉に久城さんは向かっていく。

「どうぞ、こちらです」

 どういう仕掛けか自然と開いていく大扉。この部屋に入る時は扉が開いた瞬間に照明の光で奥を視認するのに時間がかかったが、今度は一寸先すらも見えない完全なる暗闇。先に行った久城さんの姿もすぐに見えなくなってしまった。

「まあ、アイツの底が知れないのは今に始まったことじゃないからな」

「そうですね…。全てを話すのではなく、一部を開示して私達に常に警戒心を植え付ける。ある意味では主催者の心理というやつでしょうか」

「とりあえず付いていくしかないみたいですし、セレやカゲメがどうしてるかも気になりますから今は従うしかありませんよ、黒部さん」

「大丈夫ですよ。何かあれば私とコルが皆さんに警告しますから」

「ええ、少なくともご主人様達に嘘は吐いておりませんよ、今はまだ」

 相変わらず両腕にしがみついたコンとコルが早く早くと言いたげに跳ねている。

 若干コルが不穏な言い回しをしているものの、仮にも読心術を使えるコンとコルが言っているのだ。まず信用して問題無いだろう。

「んじゃあ狐共、あの猫野郎が変な動きしたら逐一報告しろよ」

「鴉に命令されるのは癪なのでご主人と土花さんにだけお知らせします〜」

「ご主人様には私達が付いておりますから!そも何があろうともご主人様は安全です!」

 コンとコルの二人が黒部さんと舌戦を繰り広げる中、僕と土花はその三人の後を追うように先の見えない扉の中に足を踏み入れた。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「おや、仕事は終わったのかい?」

「ええ、私の担当である御三方はそれぞれお部屋に案内しましたよ」

 執務室として使われているシックな部屋。だが他の場所同様に周りは岩壁に囲まれている。そのシックさの元凶は木製の机と椅子のせいだろう。

 そこに座るローブを纏った女性の姿。私もお初にお目にかかる、『祭の名家』の当主である女性だ。

「電話越しからも私の師匠に似た雰囲気だと感じましたが、性格だけなら貴女の方がよほど厄介そうだ」

「あら、いきなりご挨拶なことだね。あんたが人間姿だったらその言葉を言い終わる前に他の動物に変えてたよ」

 噂によると、『祭の名家』の当主は魔法を使う。

 当然、そんなことは有り得ない。この業界の人間ならばどんなタネがあろうとそれが魔法であるとは考えない。この世の不合理は総じて妖怪の仕業だ。

「(ですが、それにも関わらず魔法使いなどという噂が立つということはそれだけの実力があるということの証明…ですか)」

 猫の身体で良かったと思う時はこういう時である。つまりは、こういう敵に回したくない相手を前にして冷や汗をかいてもバレないことだ。

「ふん、猫になっても喰えない男だねぇ。猫らしく媚売ればいいものを」

「昔から媚を売るというのは苦手な部類でしてね。師匠に会うまでははぐれ者でしたから」

 ローブの奥から見える鋭い眼光が何か言いたげにこちらを向いている。

 残念ながら、言いたいことはなんとなく分かっている。私にだけ聞きたいことがあるとしたら一つだけだ。

「何かありましたか?例えば…蛇神からコンタクトされたとか」

 かく言っている私もこの名前を出すだけで恐ろしい。一度は死の恐怖を体験したのだ。日頃プラプラしている尻尾も芯が通る。

 その名前が出た瞬間、鋭い眼光がさらに鋭くなる。

 やはりというかなんというか、名家に何かしらの揺さぶりがあったらしい。

 椅子の背もたれに完全に体を預け、脱力したのか眼光も弱まり普通の老婆に戻ったような気がした。

「ふん、忌々しいことにね。この私にこんな物を送り付けてきたよ」

 机の上にあった一つの封筒を投げて寄越す。私の前で止まったソレの中からヒラヒラと数枚何かが落ちる。

「鱗……蛇の鱗ですか」

「ああ、この『宴』を公表してからしばらくして送られてきたよ。おそらく、何かやる気だね。あんた何か知ってるんじゃないのかい?」

「知らないと言えば嘘になりますがね。ですが知った所で何も出来ないのが現状です」

「それを決めるのはあんたじゃないよ。まだ未来が視れると思ってるならその認識は改めな。今のあんたは…ただの小さな猫又に過ぎない」

 言われて気付いた。いや、というより長年の癖と言うべきか。先を見据えている者はその先を知るが故に責任が生じる。

 運命というものは干渉してはならない。

 運命の干渉による影響は計り知れない。それは『この世界』だけの問題ではないのだ。

 だが、その力も今は無い。私は既に死んだ。

 共に生きてきた友の犠牲の上で、今の私はこの小さな世界で生きている。

「分かりました。…ですが、私が言えるのはただ一つだけです」

「最初から素直に言えばいいんだよ。面倒な手間をかけてくれたね」

「貴女の口は私の師匠よりもよほど無頼なようですね。一気にモチベーションが下がりますよ…」

「ふん……少しイラついてるのさ、すまなかったね」

 椅子に肘を載せて静かな謝罪を述べる。やはりこの女性は愚かではない。であるならば、この事実はどうあれ近いうちに話さなければならなかっただろう。

「正直話すのは気が引けるんですがね。『色の名家』、『祭の名家』、『霊の名家』、『術の名家』と現存する名家が四つなのはご存知ですね」

「ああ、そしてそれを統括しているのが『妖の名家』。だがこの家に関してはほとんど都市伝説だからねぇ。ほとんど名家全て独立しているのが現状さね」

「その通り。ですが確かに『妖の名家』は存在しています。その存在は秘匿されてはいますが、我々の情報網でも一部の同業者が粛清を受けた痕跡を見つけることは出来ました」

「それで?あの蛇神がしたいことは何なんだい?伝説の名家を見つける為に私を拉致しようってのかい?」

「近くもなく、遠くもないと言った感じですね」

 自然と私の瞳孔が細くなっていく。徐々に確信に迫るこの時はあまり慣れない。特に今回は下手をすれば自分の首すらも絞めかねないのだから。

 ですが、話さなければ彼女は満足しないでしょう。話して意に沿わないから殺されるより、話さないで一思いに殺される方が恐ろしい。

 せっかく拾った命なのだ。お嬢様のこれからを見ることを望んでここにいる。腹を決めるなら今なのだ。

「かの蛇神が行おうとしていること。それは確かに貴女がた名家の者を見つけ、そして殺すこと」

 物騒な単語に彼女の雰囲気がまた剣呑になる。だが、まだ私には話さなければならぬことがある。核心はこの後にある。

 彼女が最も聞きたいのは、こちらの方だろう。


「そしてその先にある……新たな『世界』を創造すること。それが蛇神の長年の宿願です」


 平行世界の創造。否、もはやそんな生易しいものではない。今ある世界の変革ではない。無から有を生み出す。

 本当の神の御業、かの蛇神はそれに着手するために今いる我々の『世界』を材料として考えているのである。


コン「あとがきコーナーいってみよう〜!」


コル「イエーイ!!」


カ「そのテンションまだ続いてたのね…」


セ「我らは既に前書きで登場からのぶっ通しだからのう」


コン「まったくですよ!なんで私達を差し置いて二人が出てるんですか!」


コル「というか出るんだったら私達も呼んでくださいよ!」


カ・セ「「作者に二人には話すなと念を押された(のじゃ)」」


コン・コル「「あいつあとでお仕置き!!」」


コン「とまあ、そんなことは置いておいて今回はまた不思議な所にご主人達は連れてこられたようですね」


コル「そういえば本編ではカゲメさん達の姿が無いんですが、何してたんですか?」


カ「それって話してもいいのかしら?」


セ「まあ言えることはちゃんと我らもあの場所にはいるし、別に小娘の屋敷に置いてけぼりということはないということじゃの」


カ「次あたりで触れられるでしょうから安心しなさい」


コン「なるほどなるほど」


コル「次はいつになるか分かったものではありませんがね〜」


カ「まあ前よりかは何とかなるのでしょう。こうして年末には間に合わせてるんだし」


セ「この日に合わせてわざと調節とは小賢しいことをすると思うがのう」


コン「何であれ、私達の出番を早く作ってもらわないといけませんね」


コル「お仕置きついでにまた直談判しておきましょう」


カ「あなた達はまだ本編で活躍あるでしょう?」


セ「そうじゃのう。我らはそもそも本編にすら出てないというのが続いているからのう」


コン・コル「………」


カ「無言で照れてるんじゃないわよ」


コン「ま、まあ二人のこともあとで直談判しておきますよ!」


コル「そろそろ物語も進む頃合ですしね!」


コン「ではそろそろお開きにしましょうか」


コル「ではお二人で締めをお願いします!」


カ「はあ…、『狐の事情の裏事情』と『狐の事情の裏事情 スピンオフ』この二つを」


セ「是非ともお願いするのじゃ〜。感想等は随時受け付けておるからの〜」


コン・コル「「では次回まで、どうぞごゆっくり!!」」


カ「皆、良い年を過ごすのよ」

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