第三十九話 第一世代救世主 (遭難編 第四部)
村が火の中に沈んだ。
ありとあらゆる知識を教えてくれた父も、今まで食事や家事をしてくれた母も。
私が歩く度に声をかけてくれた村の人も。
一握りの者を除いて、皆が火の中に沈んだ。
「どうして?」
齢十六になる少女が呟く。
「何がだい?」
少女とあまり大差ない、五年前から歳を取っていない青年が答える。
「どうして、こんな事を?村を焼く必要なんてあるの?あなたの願いは…叶ったはずでしょう?」
涙ながらに少女は問う。少女とあまり大差ない、五年前から歳を取っていない、…全身が影で出来た青年に。
「千代ちゃん、君は勘違いしているよ。この姿は、僕の望んだわけじゃない。僕の願いを中心に、奴らは偶像から現実になったんだ」
誰もが天を仰ぎ、神に願った。
この厄災を止めてくれと。しかし、答える声も、応える事象も起きはしない。
ただただ、村が炎に蹂躙されるのを、皆が見ているしか出来なかった。
そんな光景を無機質に、無感情に眺めていた青年が少女の隣から踵を返す。
「待って!」
「…何だい?」
目に涙を溜めて、それでも毅然とした様子で少女は自身の肩まで伸びた髪を払う。
払った髪を片手で握り、護身用の短刀で切り、今にも再び歩き出しそうな青年に突き出す。
「私は…あなたを探すわ。あなたという影を、あなたという罪を。この髪を使って探し始める」
「好きにするといい。君の髪で、一体どれだけの妖怪が手を貸すかは分からないけど、無駄にならないと良いね。…千代ちゃん」
振り返る事も無く、青年は足を前に進める。
その一歩で、青年の姿は消えていた。
風になって消えるように、その場に溶け込むように、青年は消えた。
その大火から十五年後、少女が編み出した秘術によって青年は殺された。…否、殺したというのは間違いだ。
なにせ、青年は今もなお、その存在を危険に晒しながらも、自身が魅せられた力を求めているのだから。
沢山の人を巻き込み、沢山の人を殺した青年は今も、どこかで生きている。
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「ふん、結局、私達はあなたのとばっちりを受けた。…そういう認識で良いのかしら?」
「構わぬよ。あながち間違いではなかろうて」
じゃが…、と前置きを一つ。老婆は眼光を光らせながら朱雀を責めるような口調で口を開いた。
「そのとばっちりのお陰で、貴様らがその姿を得たのじゃぞ?貴様とて、その姿はある意味喉から手が出る程欲しかった『現実』ではないのかい?」
老婆の指摘に口を閉ざす朱雀。それが、半分だけ的を射ていたからだ。
確かに、信仰の対象でもある朱雀にとって、『偶像』から『現実』になったのは嬉しかったし、純粋に喜んだ。だが、どうしても欲しかったかというと、そうでもない。
要するに、どちらでも良い。というのが本音だった。
しかし、どちらでも良いと思っていても、『偶像』では味わう事の出来なかった触れ合いだけは、朱雀の胸を強く打った。
人間とはただの欲望の塊であり、どうしてこんな奴らの望みを叶えねばならないのか…と。そう思い、朱雀は眠った。
あのモヤに包まれた正体不明の妖怪に唆されるまま、長い長い眠りに身を堕とした。
それを後悔させる程に、人との触れ合いは暖かかった。
「そうね。確かに悪い事ばかりではなかったわ。となると、私達のこの肉体はその青年、それを元にして創られたと?」
「正確には、この世界の理を作り変える程の力を持った大妖怪…神クラスの仕業じゃのう。そやつの所為で、我が仇敵は肉体を…『存在』を奪われた。昔の妖怪のように、中途半端な姿になったのじゃ」
世界を変える程の力を持った神クラス。そんなもの、会おうと思って会える道理は無い。
それが簡単に出来てしまえば、世界規模で同じ事が起きかねないからだ。
それをやってのけたこの老婆。幼いうちから、既に天才と呼ぶに相応しいだろう。
「神クラスと精霊クラスの大きな違い。それは個々に得意な事象がある事と、住む場所の違い…」
朱雀ならば火を自在に操る事が出来るし、やろうと思えば小国位なら火の海にする事が出来る。
だが、精霊クラスが出来る事はせいぜい森の一つ二つを燃やす事くらいだろう。
それが得意な事象の特化である。
そして、神と精霊は暮らす場所が根本的に異なる。
精霊は森や湖、人に関わりのあるある程度の神聖さがある所で暮らす。
古来より人が精霊と遊べば影響が起こる。
それが天災か、はたまた恩恵かは精霊次第だが。
対する神は自分で造った世界で暮らす。
人に干渉される事を嫌い、人間に信仰されれば信仰に見合った恩恵を与えるが、人間を攫う事も少なくない。俗に言う神隠しだ。
どちらにも利点があって欠点もあったが、規模が大きいのは決まって神の力の方だった。
「精霊は力が弱い代わりに人々と交わる事が出来、神は大きな力に胡座をかいて閉じ籠る。…まあ、全ての神が引きこもりではなかったようじゃが」
「そうね。その物好きの気まぐれで私達は肉体を手に入れた。でも、そうなると不思議なのはあなた達のその後。肉体を手に入れた私達が、一体どう肩入れをしたのかしら?」
「言わずとも分かる事を聞くその性根。少しは何とかしようとは思わぬのか?」
「いつか考えるわ。それより、早くその後を話しなさい。手短に、それでいて具体的に」
「ふん、言われんでもそうするわい。私ももう疲れてきたからねえ」
老婆は再び昔を語る。
と言っても、あまり波乱万丈という訳ではなく、ただ要点をまとめて簡単に話す。
雰囲気や表情も少し柔らかくなり、湯呑みに入ったお茶を眺める目が、孫の顔を思い出すように優しくなる。
もう、話はそこまで複雑ではなくなった。
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今はそれぞれ自立してしまった弟子達とは、村の大火から五年と経たずに出会う事となった。
成人もして、ようやく呪術師としても名が売れ出した頃、三人はそれぞれ依頼人として千代の元を訪れた。
曰く、『姿なき妖怪に狙われている』
三人は殆ど同じような事を言った。
村の大火以後、妖怪達は明確に肉体を得て活動するようになった。
元々人間に化ける事が出来る精霊クラスが人間の生活に溶け込む程、当時は危うい状態になっていた。
そんな中、依頼に来た三人の事象は珍しく、私としても興味が湧いた。
三人から事情を聞き、至った結論は実に単純明快。つまり、『その妖怪に理由を聞こう』という物だった。
勿論、当時の三人からは苦笑と爆笑と慰めを賜った私は、半分以上本気で拳を振るったのを覚えている。
だが、呪術界において分からない事程恐ろしい物は無い。
少しでも情報が入るなら、直接的なコンタクトも辞さない。それが、私のやり方だった。
危険な橋だという事も重々承知していた。しかし、焦りにも似た気持ちが強かった私は何も不思議に思わなかった。
まあ、当然ながら上手くいかず、結局は弟子達の中に閉じ込める事しか出来なかったのだが…。
さて、その時の事を教訓に、私は弟子となった三人を育てながら、ある事を試みていた。
自らの力不足、並びに現状への知識不足を痛感した私は、再び神に見えようとした。
自分の髪を餌にして使役していた妖怪達を贄にして、私は樹海の閉ざされた門を開いた。
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「今坊や達がいる樹海は、私の弟子の一人が護る神の聖域の玄関口。病み上がりの坊やには、あれ位が丁度良いのさ」
「やっと三人の弟子が出たと思ったら、次はあの三人の話か。せわしない事この上ないわ」
お茶の最後の一口を喉に流し、朱雀は富士の樹海に向かった三人を思い出す。
一人は、あの妖怪を倒しうる唯一の手段を手に入れた。
一人は、見た目では分からない自身の強さを手に入れた。
一人は、自分の持つ妖怪の特性を考え、新たな戦い方を見つけ出した。
残る問題は、あの三人の決定的な経験不足だ。
どんなに大きな力を得ようと、持つ者が振り回されては仕方ない。
「あの小童もそれを自覚して、あんたの弟子に会いに行ったようだけど、あまり実りがあるとは思えないわね、私は」
「いやいや、充分懸命な判断だよ。死んだアホ弟子に教わったのかもしれないが、あそこは立地的にも申し分ない」
「立地?」
日本有数の霊場•恐山ではなく、あくまで富士の近くが立地的に良い。それは、一体どういう事なのか、朱雀は純粋に疑問に思った。
ただ鍛えたいだけなら、恐山であの鬼の大群をそれこそレベル上げが如く狩り続けば良いだろう。
だが、それではなく、あくまで自身の弟子の元へと送り込んだこの老婆は、一体どういう思考をしているのか?
「分からない。というような顔をしているねえ。まあ、当然さね。だが、これを聞けば少しは理解出来るだろうさ」
老婆も自身の湯呑みに入っていた最後の一口を飲み、ようやくというか、今更というか、この話を始めたキッカケの根幹を口にした。
「富士に程近い村でね、一人の妖怪専門の科学者みたいな奴らがいたんだよ。『富士の聖域』は元来そこの人間が護り、そこで研究をしていた。だが、とある技術を私達、妖怪専門の退治屋に教えた後、忽然と姿を消した。私の弟子はその後釜さね」
とある技術…そう老婆は迂遠な言い方をして間を伸ばす。
煩わしいとは思うが、老婆もあまり口には出したくないのだろう。
ここまでの長い語りもその一端のように、老婆の口はやけに鈍く動いた。
「さっき話した青年が妖怪になった後、精霊クラス以上の妖怪達が自身の分身たる刀を生み、帯刀した。それに着目したある一家が、人間としての一面を持ちつつ、妖怪達の力を制御する為に動いた。それが…『憑依』さ」
危険を冒して捕獲した妖怪達を使っての人体実験。
刀だけを奪おうと考えたが、それをすると持った人間か、もしくは奪われた妖怪、はたまたその両方が命を落とした。
やはり不可能だ。机上の空論だという結論に至り、捕獲した妖怪達も飼いならされる家畜と化した中で、一人の科学者は対話を試みた。
蔑まれ、疎まれ、汚く、風通しなんて無い部屋の中で荒み切った妖怪達と、ただ純粋に会話していた一人の専門家。
「当の本人には言っていないんだがね。何せ、おいそれと話せるような事でもないし、本人がそれを望むとも限らない。私としては、傷を抉るような真似はしたくなかったのさ」
「それで…済まされると?」
思っているのか。そう言う前に、老婆は席を立った。
老婆の足はゆっくりと扉をくぐり、寝過ぎと言える位寝ている一人の少女の部屋へと再び向かう。
少女の部屋へと舞い戻った二人は、少女が大事そうに抱えていたのだろう皺くちゃの黒猫の人形を手に取り、それを床に置く。
「さっきこの子から抜き取ったアレ。アレはね、魂の一部なんだよ」
「誰の?」
「アホ弟子の」
短く、それでいて一発で先程の脈打つ球体の説明を終えた老婆は、懐からその球体を取り出す。
老婆の中で未だに鼓動を打つ球体を、老婆はゆっくりと人形の上に落とした。
鳴動、融解、融合。
三つの過程が一瞬で終わり、残ったのは先程と大差無い…本物の黒猫。
目を閉じ、呼吸を繰り返す元人形に朱雀は驚きを隠せない。
「ちょっと…人形が猫にって、どこの幻術?無生物を生物にするなんて、呪術師の禁忌に触れるんじゃないの?」
「おや、詳しいねえ。祓われる側が祓う側の事情を知っているなんて、滑稽だとは思わんのかい?」
黒猫を撫でながら卑しく笑う老婆に、朱雀の頭上の光輪が炎を上げる。
日頃は閉まっている業火の翼を目いっぱいに広げ、『威嚇』代わりに火の粉を撒き散らす。
「戯言はいい。口を割るか、魂ごと燃やされるか、好きな方を選びなさい」
眼を怒らせ、殺気を滾らせ、部屋の装飾品の幾つかを燃やしながら老婆を睨む。
焔を走らせるその姿はまさしく神。
精霊を超え世界の柱となり、畏怖、尊敬、信仰。影響を常に与え続ける渦の中心。
別に本気になった訳ではなく、単純な警告だけでボヤを起こすのだ。これが本気になれば、そこらの異刀使い風情は瞬殺である。
「その炎、ちゃんと消しておいておくれよ?後で請求書が来たんじゃ、こっちは困るからねえ。…何、そのうち目を覚ます。そうなれば、本人が話してくれるじゃろ」
「本人?」
「話を聞いてなかったのかい?言ったじゃろう、アレは魂の一部じゃと」
魂の一部。それはつまり、誰かの魂の成れの果て。
では、一体誰の?この少女と関わりがあり、この少女に奇怪な力が目覚める少し前に死んだ人間。…決まっている。
「アレは、『久城 覚』という人間の魂。…そう言うつもりか?人間」
「それ以外に無いだろうね。アホ弟子にしちゃ、えらく面倒な置き土産だが。奴の妖怪が手を貸したなら、出来なくはない」
老婆の手に撫でられながら黒猫、否、『久城 覚』は安らかに、その小さな胸を上下させていた。
朱雀は何が起きたのか、相も変わらず理解出来ない所があるが、それでもようやくスタートラインに立った気がした。
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「とまあ、そんな事があってな。それ以来、旧世代の妖怪を身体に宿し、当時の危機を救った事から、俺達は『第一世代救世主』と呼ばれたって訳だ」
森場さんの話が締め括られ、当時あった出来事を伝えられた僕達。
第一世代とは姿のあやふやな妖怪を指し、今の僕達のように人に限りなく近い存在感を得た妖怪を第二世代と言うらしい。
そんな第二世代の妖怪達を使って妖怪を狩る。
それが『第二世代救世主』。
「なるほど、大体は分かりました。妖怪の格付け、昔あった久城さん達の戦い。そして、どうして『第二世代』が生まれたのかも」
青田さんが目を閉じながら淡々と呟く。
僕個人としてはあまり昔の事に興味が無く、格付けの辺りまでしか真面目に聴いていなかったのだが、青田さんは真面目に聞いていたらしい。
そういえば、話の途中に妖怪と対話をした人がいたらしいけど…どんな人なのだろうか?
「最初の質問に戻ります。一つ目と二つ目の質問は解決しましたが、やはり三つ目は解決しませんでしたので。それと、追加でもう一つ、質問があります」
「何だい?」
「三つ目の質問は、事の元凶である妖怪の現在の目的。そして追加の質問は……話の途中に出てきた妖怪と対話した研究者についてです」
やはり、青田さんも気になっていた。
家畜のような扱いを受けていた妖怪達と対話した一人の研究者。
その研究者は妖怪達の半身たる刀を、対話によって借り入れ使用した。
それが現在僕達の使っている『憑依』の原型であり、プロトタイプだった。
研究者は更なる対話によって『憑依』を完成させ、一家もろとも姿を消した。
では、その研究者はどこに行き、現在どうしているのか。それを知る事が出来れば、もしかしたら更に強くなる方法が分かるかもしれない。しかし…
「三つ目の質問には分からない、としか答えられないね。何せ、妖怪になりたいと望んだ元人間だ。その常軌は逸脱しているだろうし、俺個人としても知りたくない。そして、追加の質問に関しても、答えは分からない。どこに行ったのか、現在どうしているかは千代婆でも知らないらしい。…名前位なら知ってるけど」
「教えてもらえますか?」
滅多な事では臆さない青田さんが果敢に切り込んで行く。
森場さんも、そこまで踏み込んでくるとは思わなかったのだろう。
記憶を探るように宙を見ながら、一人の男性と思われる名前を口にした。
「え〜と、確か…青田 義光だったかな。妖怪に関する研究者としては、当時最高の人間とか…」
青田…こんな奇遇もあるんだな。青田さんと同じ名字なんて。
そう思い、コルの隣に座っていた青田さんの顔を見る。すると、彼女は青い顔で顔を俯かせていた。
「青田さん?」
「どうした?嬢ちゃん。気分でも悪いのか?」
気遣う僕と黒部さんに、青田さんはただ首を振って否定する。
先程も言ったが、彼女が臆したり、冷静さを失うのを僕は見た事が無い。
黒部さんは一度だけ見た事があるそうだが、マイペースさの中に冷静さを持っている彼女が動揺するのはかなりレアだ。
青田さんが動揺したのは、研究者の名前が青田の姓だったから?
「青田さん、研究者の青田さんって……」
「父です」
「へっ?」
「青田 義光は私の父です。…赤原さんと会うずっと以前、まだ私が小学生の時に亡くなった。…いえ、妖怪に殺された。私の…父です」
所々、言葉に詰まった青田さんが口にしたのは、それだけだった。
しかし、言わなくても分かる。
先程、彼女は妖怪に殺されたと言った。
ただの妖怪なら、彼女はとうに仇を取っているだろう。それが出来ず、そして出会った時のような無気力な彼女にした妖怪。それは…
「どうやら、ここにも繋がりがあったみたいだな、坊主」
「ええ、私怨だけで動きたかったですが、どうやらそうも言ってられませんね」
怒りが込み上げる。
以前の青田さんがどんな女の子だったのか、僕は知る事が出来ない。
でも、しばらく生活している内に、彼女の優しさに触れた。
彼女がどれほど良い娘なのかも、もう知っている。
「コン、コル」
静かに二人の名前を呼ぶ。
緩やかに、滑るように入ってくる力の放流。
俺が椅子から立ち上がる頃には、既に『憑依』は終えていた。
「へえ……」
「森場、質問タイムは終わりだ。ここからが本題、俺達の目的…」
右手に握ったコンの刀を、目の前で感心したように笑う男に突き付ける。
硬い決心に、燃えるような炎が灯った。
「お前の知ってる力の使い方。全部教えろ!」
攻撃的な性格から来る鋭い声が、木製の家に響いた。
ヤバイ!あと五分で書き上げるってかなりの苦行というか無理難題ですよね⁉︎
はい、というわけでどうも、片府です。
本来なら二日ほど前に投稿出来たはずのこの作品、どこで辞めればいいのか分からず、結局今回も長くなってしまいました。…申し訳ありません。
前回の昔語りの続きの面が強い今回ですが、あまり詳細に説明出来なかった今作の妖怪の格付けについて注釈をば。
まず格付けの最下層は『霊』クラス。
こちらはただの霊体。人に取り付いたりするアレです。これが集まる事で、鬼などが誕生します。ええ、千代婆とセレがいっぱい倒したアレです。
『霊』クラスは特性上、大きな力はありません。しかし、中には『霊』クラスから『精霊』クラスになったものもいます。土蜘蛛なんかがその辺りですね。
霊は最下級なので、基本的には数の応戦が精一杯。この上にある『精霊』クラスと戦おうものなら、単体なら瞬殺、軍団で勝機二割と言った感じです。お分かりいただけました?
では、『精霊』クラスについてです。
こちらは西洋なんかで多く見かけますが、東洋にもいない事は無いんです。
烏天狗なんかはギリで『精霊』クラスに入りますね。今作では。あとは…土蜘蛛もですね。
『精霊』クラスの特徴はズバリ統率力ですね。
これは、まあ、後々分かると思うので、ここでは触れないようにします。あっ、あと一応セレも『精霊』クラスだったりします。
さて、大本命の『神』クラス。
こちらはお馴染み七福神とか九尾の妖狐とかですね。
『精霊』クラスが一国に影響を与えるとしたら、こちらは全世界に影響を及ぼします。…この時点でチートですね。
しかし、普通はこんな力は使いません。っていうか、使えません。
だって、使ったら宿主が死んじゃいますからね!
あと、最悪世界の常識が何個か歪む可能性も出しかねませんし。故に、『神』クラスは自制して『精霊』クラスとほぼ同等の力加減をしています。
なんだか、宝の持ち腐れな気もしますね〜。それが今後どうなるか、お楽しみという事で。
では、そろそろ時間ですので今日はこの辺で。
皆様、ではまた次回お会いしましょう!
さよなら〜。
…そういえば、今日ってバレンタインだっけ。
ふっ、バレンタインなんて、滅べば良いのに…です。




