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97. 恐怖

風が激しく渦巻き、埃と血の臭いが混じり合った空気が戦場を満たしていた。その混乱の中で、ベルティモの部隊がフェルトゥスたちの後方を狙って突進した。


一瞬、彼らの陣形が揺らぐ。つい先ほどまで城門に向かって猛進していたフェルトゥスたちが、背後から降り注ぐ剣と槍に体を向け、一時的に陣形が乱れたためだった。


「耐えろ! あの奴らの背中を貫け! 一寸も引くな!」


ベルティモの声が咆哮のように響き渡った。彼の巨大な斧が依然としてフェルトゥスを斬り倒そうとしていたが、倒れる敵は一人もいなかった。


斧刃に直撃されたフェルトゥスは、痛みのうめき声すら漏らさず、むしろより鋭く反撃を浴びせた。彼らの眼差しには生命の炎ではなく、冷たい闇だけが閃いていた。


ベルティモの部下の一人が青ざめた顔で叫んだ。


「隊長、こいつら……死なねえんですよ! 一体これはどういうことだ!」


隣の仲間が歯ぎしりしながら応じた。


「この野郎どもは……悪魔そのものだぜ!」


城壁の上からその光景を見下ろしていたラマンは、フェルトゥスたちの隊列が完全に崩れる瞬間を狙っていた。彼の目に映ったのは、敵の混乱が次第に広がる隙間だった。ついに彼は決断を下した。


「今だ! 城門を開けろ!」


命令が下ると同時に、兵士たちはレバーを素早く回し始めた。重い城門がキィィッと音を立ててゆっくりと開き始め、その中からエセンビア伯爵の騎兵隊が嵐のように飛び出してきた。


馬たちの蹄が大地を震わせ、騎兵たちの喊声が空を切り裂いてこだました。


「突撃せよ! 敵を踏み潰せ!」


ラマンの部下の一人が馬上から剣を振りかざして叫んだ。


「あの化け物どもを全部掃除してやるぜ!」


仲間がニヤリと笑って相槌を打った。


「はは、どんな化け物だって俺たちバセテロン騎兵の前じゃ塵だよ。行け!」


開いた城門から噴き出すように飛び出した騎兵隊は、まさに威風堂々たるものだった。もし敵が普通の人間だったなら、この圧倒的な気勢に押されて隊列は粉々になっていたはずだ。馬たちの荒い息遣いが空気を引き裂き、彼らの槍先と刀刃がフェルトゥスたちを直撃した。


「死ね、この化け物ども!」


しかし、槍に貫かれたフェルトゥスは倒れるどころか、むしろ自分の体に刺さった槍を握りしめて騎兵を引き寄せた。その力は想像以上に強烈だった。


「くっ! こ……この野郎!」


騎兵は慌てて槍を握ったフェルトゥスの腕を槍ごと斬り落とした。斬られた傷口から黒い液体が流れ出たが、それはすぐにねばねばと固まって瞬時に再生した。


腕を斬り落とされたフェルトゥスは、むしろより猛烈に反撃を加えてきた。


「こいつら、なんで倒れねえんだ? まさか誰かのコルディウムか? これは……ありえねえ!」


騎兵隊の顔にも次第に恐怖の気配が染み込み始めた。最初の自信が徐々に薄れ、彼らの隊列に微細な亀裂が生じ始めた。


城壁の上からこの全ての場面を眺めていたイヒョンは、手に握った城壁の手すりをより強く握りしめた。


彼の手のひらが汗でびっしょりになり、体全体に緊張感が渦巻いていた。単なる好奇心で戦場を見下ろしに来た彼だったが、今彼の胸の中には全く別の感情が染み込んでいた。


剣に斬られても、斧に刺されても、槍に貫かれてもフェルトゥスたちは構わず動き続けた。その光景を眺めるイヒョンの心の中で、深い闇の種が芽吹き始めていた。その闇は次第に大きくなり、彼の全身を染め上げた。


彼の膝が軽く弱くなり、力が徐々に抜けていった。


「こ……これは一体何だ? どうしてあんなものが……これは現実じゃない、絶対に!」


彼は戦場から視線を外せないまま、心の中でつぶやいた。下から響き渡る兵士たちの絶叫と喊声が彼の耳を叩き、血の臭いが風に乗って鼻を刺激した。空気自体が重く沈み込むようだった。


「あいつら……死なねえ。いくら人間じゃねえとしても……いや、あれが生きた存在ならありえねえことだ。一体どんな力で……?」


戦場を見下ろしていたラマンが、イヒョンをチラリと横目で見て尋ねた。


「イヒョン卿、顔色が優れませんな。何かあったか?」


イヒョンの背筋がゾッとして、鳥肌が立った。


「大丈夫です……ただ……こんな光景は初めてなので。矢が刺さっても、腕が飛んでも……どうしてあんなに耐えて動けるんですか?」


ラマンの眉間にわずかに皺が寄った。


「私にもわからん。おそらく誰かのコルディウムかも知れんがな。しかし、歩兵風情が騎兵隊に勝てるはずがない。」


彼は剣を抜き握り、下方を睨みつけた。彼の声が城壁の下にこだまするように響き渡った。


「騎兵隊、もっと猛然と突き進め! 敵を全部粉砕しろ! 一片の慈悲も与えるな!」


ベルティモの部隊は依然として後方から必死に耐えていた。汗と血にまみれた彼らの隊列が危うげに見えたが、諦める気配はなかった。


「隊長、あの化け物ども……全然終わりが見えねえ!」


部下の一人が息を切らして叫んだ。ベルティモが斧を激しく振り回しながら応じた。


「もう少し耐えろ! 騎兵隊が合流したんだ、すぐに形勢が逆転するはずだ!」


彼の顔には疲労が染み込んでいたが、声は依然として炎のように燃え、眼差しは敵を貫くように鋭かった。闘志の化身のように、彼は部下たちを率いて前進した。


ちょうどその時、一体のフェルトゥスが猛獣のように飛びかかり、ベルティモの首筋を狙った。


「こ……この野郎!」


ベルティモが素早く体を捻って避け、斧を振り下ろしたが、フェルトゥスの爪のような指が彼の腕をかすめて過ぎた。一瞬、火で焼かれたような痛みが押し寄せ、傷口から赤い血が噴き出した。


「隊長!」


部下たちがどっと駆け寄り、フェルトゥスを包囲して斬り倒した。その化け物をベルティモから引き離すことに成功したが、フェルトゥスは依然として微動だにせず、体を起こして反撃の構えを取った。


その姿は生物ではなく、永遠に消えない悪の塊のようだった。


「これは……一体何だ……」


ベルティモは腕を押さえ、歯を食いしばってフェルトゥスを睨みつけた。彼の目に宿る怒りがさらに燃え上がった。


城壁の上からその全ての光景を眺めていたイヒョンの胸が狂ったように鼓動した。全身に寒気が染み込み、足が震えた。


最初の好奇心はすでに遠い記憶となっていた。その空いた場所を埋めたのは純粋な恐怖と絶望的な無力感だけ。彼の全身を締め付けるその感情がますます強烈になった。


本でしか接したことのない戦闘を直接目撃したイヒョンの胃がむかむかして吐き気が込み上げ、頭がぐるぐる回り始めた。


「うっ! ラ……ラマン卿!」


彼は言葉を詰まらせながら城壁の手すりを掴んだが、足に力が抜けて前につんのめった。まるで体が下に吸い込まれるような錯覚がした。


世界が回転するようにめまぐるしく揺れ、戦場の喧騒な喊声と悲鳴が次第に遠ざかっていった。


「こ……これは……」


彼の視界が白く染まり、全てが消えゆくように消えた。


突然、イヒョンは冷たく静かな空間の中に一人立っていた。つい先ほどの喧騒な戦争の音が完全に途切れ、自分の心臓の鼓動音だけが鮮明に響き渡る静寂な場所。


「こ……ここはどこだ?」


そこは感情のホールだった。


空気は重く冷たく肌を刺し、足元の黒い大理石の床が淡い光を放ち、柔らかく輝いていた。ホールの壁面は生きて動くような模様で覆われており、その模様たちが囁くような微かな音が彼の耳元をくすぐった。


まるで魂の秘密を囁くような、その音は恐怖と好奇心、そして得体の知れない引力を同時に呼び起こした。


その感情の波がイヒョンを導き、ホールの中央に位置する一つの扉の前に連れて行った。扉の向こうから、何か強烈な気配が噴き出してくるようだった。


彼の視線が自然と黒い扉に引き寄せられた。その扉は深い海底に沈んだ古代の金属のように、冷たく圧倒的な重みを発散していた。


「こ……この扉か。」


イヒョンが低く心の中で呟いた。彼の声がホール内で柔らかく響き渡り、静かな空間を軽く揺らした。


扉の表面には無数の瞳のような彫刻が刻まれており、それらの目はまるで生きて呼吸する生物のように、かすかに瞬いていた。


イヒョンが近づくにつれ、その瞬く目たちが自分を睨みつけるような錯覚が掠め過ぎた。その視線は冷たい刃物のように彼の肌を撫でた。


彼は慎重に、しかし止められない引力に導かれ、手を伸ばした。冷たい金属の感触が掌を通じて全身に染み込んだ。重く見えるだけの扉は、彼の指先が触れるや否や、自ら滑らかに滑るように開き始めた。


胸の内から湧き上がる好奇心と不安が絡み合い、彼は全身が凍りつくような緊張感を感じた。心臓が激しく鼓動し、息遣いが荒くなった。


扉が開くと、冷たい風が彼の頰を撫でて過ぎた。その風には得体の知れない湿気と形容しがたい不快な臭いが染みついていた。


「入って……みるか。」


イヒョンは自分を宥めるように呟いた。彼の声には決意と共に微かな躊躇が混じっていた。好奇心の強い彼の性格が、この瞬間恐怖を乗り越えようと懸命に努力しているようだった。


足を踏み入れると、扉が後ろから鈍い音を立てて自ら閉まった。その音が空間を響かせ、彼の背中を叩いた。


中に入った空間は単なる部屋ではなかった。果てしなく広がった迷宮のように感じられる、無限の闇の領域だった。


床は砕けた石板で覆われており、所々に溜まった水溜まりがきらめいていた。


その水の中から、形のない影たちが蠢きながら動いているようだった。まるで生き物のように、それらは水面を撫でては消えていった。


「あ……あれは一体何だ?」


イヒョンが低い声で尋ねた。彼の声には戸惑いと好奇心が混ざっていた。


四方を囲む霧が次第に濃くなり、視界を遮った。その霧の中から、かすかな囁きが聞こえてきた。


「助けて……」


その声は馴染みのある響きを帯びていた。妻の切実な呼び声か? それとも娘の胸を痛めるすすり泣きか?


イヒョンの胸の一角が鋭く痛んだ。忘れられた記憶が蘇るようなその感覚に、彼は無意識に拳を握った。


周囲をどれだけ見回しても、声の主を見つけることができなかった。霧が全てを飲み込んでしまったようだった。


「幻聴か。」


彼が歩みを進めるにつれ、周囲の景色が奇怪に歪んだ。床が傾いて滑るように感じられ、突然盛り上がったり、また沈み込んだりする錯覚が繰り返された。空間自体が生きて呼吸する怪物のように感じられた。


いつの間にか濃くなった霧のせいで方向感覚を失い、不安が極限に達したイヒョンの息遣いが次第に荒くなった。心臓が喉元まで込み上げてくるようだった。


一体……どこへ行けばいいんだ? この迷宮みたいなところで……


彼は心の中で繰り返した。彼の思考にはいつもの好奇心がまだ残っていたが、今は恐怖がその上を覆っていた。


突然、誰かの視線が自分を貫くようなぞっとする感覚がした。上を見上げたイヒョンは、驚愕して息を潜めた。


頭上で巨大な何かがゆっくりと浮かぶ姿が見えた。しかし、濃い霧のため実体をきちんと確認できなかった。ただ、巨大な影が自分を見下ろすような、不気味な印象だけが残った。


その恐怖が彼の全身を押しつぶし、足を重くした。まるで見えない存在が彼を監視しているような圧迫感だった。


イヒョンの手が無意識に胸に向かった。そこに刻まれた模様を撫でると、温かな熱気が染み込んでくる感覚がした。その温もりが彼の心を少しずつ落ち着かせるようだった。


霧を突き進んでさらに奥深く進むにつれ、周囲からじわじわと湧き上がる騒音が次第に鮮明になった。


泣き声混じりのすすり泣き、鋭い絶叫、床を引っ掻く足音、風を切る翼の音のようなものが霧の向こうの四方から押し寄せてきた。


「だ……誰だ!?」


イヒョンの声がこだましたが、その中には抑えきれない不安が染み込んでいた。


足を撫でて過ぎる霧は、まるで地中から湧き出た冷たい手が足首を掴もうとするような錯覚を呼び起こした。


「こ……これは幻覚か? いや、本物か?」


彼は自分を諭すように低く囁いた。いつもの好奇心に満ちた態度がまだ残っていたが、今はそこに宿る緊張感がより強く感じられた。


『落ち着け、イヒョン。これ全部が地球に戻るための条件かも知れない。ただ……一歩ずつ進むんだ。』


彼の足が水溜まりを踏むと、水しぶきが飛び散り、影が湧き上がった。


その暗い形体が足首を絡め取って引きずるような幻影に、彼は慌てて足を抜き、後ずさりした。


「く……これは何の悪ふざけだ……」


胸が狂ったようにどきどきし、額と背中を伝う汗が冷たい空気と混ざって鳥肌を立てさせた。呼吸が次第に荒くなり、周囲の霧が彼の思考さえ曇らせるようだった。


やがて、霧がゆっくりと晴れ、祭壇が姿を現した。


黒い祭壇は古代の遺跡のように荘厳に立っていたが、表面に蜘蛛の巣のようなひびが入り、湿った苔が染み込んでいた。その上を淡い気配が渦巻き、空間全体を圧倒する存在感を放っていた。


祭壇の中央には金属の縁でしっかりと固定された黒い鏡が置かれていた。


その鏡は光を吸い込む深淵のような闇を抱えており、表面が波打つように揺らめき、イヒョンの姿を映し出した。


しかし、そこに映る自分の姿は奇怪に歪んでいた。


笑みを浮かべる顔、涙を流す顔、怒りで歪む顔が瞬時に交互に掠め過ぎた。まるで彼の内面を暴き立てるようなその変化が、イヒョンの視線を捉えた。


「こ……この鏡は一体……」


イヒョンの呼吸が浅く速くなった。胸の内から湧き上がる不快な予感が彼の指先を凍りつかせた。好奇心がまだ彼を前へ押しやるが、今はその背後に潜む警戒心がより大きくなっていた。


鏡の中から揺らめく形体が、彼の声で囁いた。


「お前の恐怖を……直視せよ。」


イヒョンはその音が自分の内面から湧き出る幻聴かも知れないという考えに全身が縮こまった。しかし、その響きはあまりにも生々しく、単なる錯覚として片付けるのは難しかった。


イヒョンは不安で仕方がなかった。しかし、ここまで来て引き返すこともできない。いや、そもそも鏡に触れずに現実に戻れるかどうかも疑問だった。


彼は震える胸と手を落ち着かせ、慎重に鏡の表面に手を近づけた。


冷たい感触が指を通じて染み込み、一瞬、足元の床が蒸発するような感覚が押し寄せた。


「う……うわあ!」


イヒョンの口から自然と悲鳴が飛び出した。


果てしない深淵に吸い込まれるような落下感が全身を包み込んだ。


何も掴むことのできない無限の落下。風が肌を叩き、闇が視界を完全に飲み込んだ。


「止まれ! こ……これは何だ!」


彼は必死に叫んだが、当然、返ってくる答えはなかった。周囲の静寂が彼の絶叫をより大きく増幅させるだけだった。


全身の感覚が鋭敏になり、恐怖という感情が鋭い棘のように肌を刺し貫いた。


イヒョンの叫びにも構わず、その落下は依然として続いた。


「どぼん!!」


そんな中、突然、水に落ちるような衝撃が全身を包んだ。


体がゆっくりと下に吸い込まれ始め、四方から闇が押し寄せて視界を完全に覆い隠した。


「け……けほっ! 息が……詰まる!」


イヒョンが胸を絞るように息を荒げて叫んだ。腕を振り回して何かを掴もうと必死になったが、指先に触れるのは冷たい虚空のような水だけだった。好奇心旺盛な彼の性格が、この瞬間は純粋な生存本能に変わり、必死に抵抗させた。


周囲を見回しても果てしない深淵のような暗黒だけが広がっているだけで、何も判別できなかった。光の一筋もなく、その闇は彼の精神さえ飲み込もうと迫った。


「助けて……誰か、頼む!」


彼の声は水中で広がる泡のようにかすかに響いて消えた。普段、好奇心で世界を探求していた彼が、今は恐怖に囚われて哀れな懇願を吐き出すしかなかった。


その瞬間、足元に何か不吉な気配を感じ、イヒョンは本能的に下を見下ろした。


そこに巨大な黄色い瞳が彼を睨みつけていた。


その目はゆっくりと瞬き、徐々に近づいてくるような威圧感を放っていた。イヒョンは全力で体を捻り、じたばたともがいた。


「こ……こんな、離れろ!」


しかし、その努力にもかかわらず、依然として沈み続け、下方だけでなく四方から黄色い目たちが一つずつ浮かび上がり始めた。一瞬のうちに数百、いや数千の瞳が彼を囲み、それぞれが彼に向かって固定された視線を送った。


その目たちは一斉に瞬き、彼の内面を抉るような圧迫を加えた。


「うわああ!!」


イヒョンが恐怖に怯えて悲鳴を上げたが、その声さえ水しぶきのように散らばって消えるだけだった。まるで彼の魂を貫き通すその視線たちは、単なる幻ではなく生きて呼吸する脅威のように感じられた。


彼は上方へ浮かび上がるために腕を振り、足を蹴った。しかし、どれだけ努力しても体はますます深く沈むだけで、抵抗は無駄なもがきで終わった。水の抵抗が彼の動きを鈍くし、周囲の闇が全ての方向感覚を奪った。


『上がれ……どうにか上へ上がらなきゃ!』


呼吸が次第に荒くなり、肺の中が火で焼かれるような痛みが押し寄せた。空気が薄くなり、彼の思考さえ曇り始めた。


『上と下さえ区別がつかない……これが……本当に終わりか?』


イヒョンが内心で絶望を飲み込み、呟いた。窒息感が喉を締め上げるその感覚は、彼の全ての好奇心を圧倒し、純粋な恐怖で染め上げた。世界が次第に遠ざかり、意識が朦朧とする中でも、彼は必死に耐えようと努力した。




読んでくれてありがとうございます。


読者の皆さまの温かい称賛や鋭いご批評は、今後さらに面白い小説を書くための大きな力となります。


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