2/2
恋...?
中学2年、春。
《藤田 蘭 フジタ ラン》
これが私の名前。なにか特別なものをもっているわけでもない、普通の13歳。
所属しているバスケットボール部の大会に来ていた。
今は試合もあっていなくて、部活を通して仲良くなった《大森 夏音 オオモリ カノン》と話していた。
夏音には彼氏がいて、いつもはその話をきくばかりだった私。
「好きな人ほしいな~。私も夏音みたいに恋したい 」
それを聞いた夏音は、
「蘭がそんなこと言うの珍しいね!!そんなことならさ、あいつは??晴希!あいつ最近彼女と別れたばっかりらしくて、好きな人ほしいってずっと言ってんだよね~」と言った。
体に雷が落ちたような感覚だった。急にドキドキしだした。




