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魔女狩りは存在しますか?

部屋に帰ってサエルさんに言われたことを思い出す。

『とりあえずこの離宮以外に魔法を使ってはいけません!それに、うっかり口走ってはいけません!いいですか!』と言うことだった。そんな簡単に言うわけがないが、一様警戒しておく。

それにしてもこんな問題になるとは…まぁなると思ってたんですけどね。

前世の記憶でも役に立ちそうなものは特にない。強いて言えば誰とも会いたがらないことだ。こういうのって普通前世の記憶が役立ちますよ、みたいなところに転生するよね。なんも役に立たないんですが。

まぁこの問題は私とは無縁だよね、外出ないし。

くるくるっと水の竜巻を起こす。全然疲れるーとかなんないし、結構簡単なんだな。サファに聞いてみよう。『サファーいるか?』『どうした?』『なんか魔法を使う時のエネルギーって何を使ってるんだ?』『空気中の魔素だ。今はこの世界にお前しか魔女がいないから、独り占め状態だぞ』なるほど!そう言うことか!

空気中の魔素を使ってるので平気ですよ。みたいなことか。そこでふと疑問が起きる。

『サファ?魔素がなくなることはないのか?』『そうか、魔素の説明からしよう。満月は空気中の魔素は増える。逆に新月は減る。月の満ち欠けに魔素は影響されているんだ。あと魔素がなくなるかというと、一応体内魔素の修行はしておいた方がいいと思う。別に魔素は特に多いわけではない。少ないくらいだ。いざなくなったら魔法を楽しむことができなくなるからな』そうか、考えてなかった。『そっか、ありがとう。なんの修行をしたほうがいいとかはあるの?』『それは明日教えてやる。今日は寝るべきだ。初めて魔法を使ったからな』『そっか、そうだよね。わかった。おやすみ』『おやすみ』サファと通信を切ると、私は深い眠りについた。

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