49.魔法技術の併用可?
夏休み終了。早速、教授から呼び出し。
パペットに使った技術でメーカーに出せるものがあるか?という質問。近日中にまとめてレポートと見本を提出しますと回答。制御系は問題ないが、人工筋肉モドキをどうするか。あれって、うまくすると医療に使えるので、なんとか実用化にもっていきたいところ。でも、現状だと魔法技術が必須だからなあ。
と、さんざん悩んだのがバカみたい。「問題ないです」と秘書から回答された。念の為に山田さんにも確認をとったところ。「植民地になった時点で問題なくなりました。規制も許可も植民地総督の裁量に任されていますので、自由に決めてください」。だそうです。つまり、自分で「よし」と言えばいいのか。
「そもそも、魔法技術を使ったお守りの国内販売に、秘書から文句が出ない時点で気づいてください」とダメ押し。そういや、そうだよな。うかつ。
ということで。魔法部分はブラックボックスということにして、現代工業製品に見せかけた魔道具開発をスタートさせる。とりあえずは、鑑定魔法の魔道具を分析装置と偽って完成させる。人工筋肉モドキを公式に人工筋肉を名乗れるレベルまで仕上げる。そのココロは、医療とロボット工学の両方に使えそうだから。
当面のタイムスケジュールは
1.制御系(魔法CPU)を先行。これは、各種魔道具を安全に運用するために重要
2.分析機能(ぶっちゃけ鑑定)。医療用を先行させるが、開発や修理にも使えそう
3.人工筋肉を完成させる。できるだけ、医療用とロボット用の兼用を目指す
という感じにして。支障が出たら臨機応変に修正していけばよいか。




