47.私のお気に入り
せっかく京都にきたので、観光していくことにします。泊まるところは、庭園を根付にして持ち歩いてるので。人通りのない場所さえあれば展開可能。美月も外泊の了解どころか、頑張れ。と言われてきたそうで。問題なし。
修学旅行で来たときに気に入った喫茶店があったので向かいます。そう、歌にもなってる三条のあの店です。中庭の緑の見える席がお気に入りなのです。当時はお年寄りのウエイターでしたが、今日は若い女性のウエイトレス。最初からミルク入の入ったコーヒーを頼んで一息。
空中に仮想地図を展開。他の人には地図が見えないので、またもや怪しいカップルとなり。行く場所を相談。定番だけど、あの鳥居、なんかいそうな気もするし。ということで、伏見にむかいます。
伏見到着。定番ですが、並んだ鳥居を登ります。延々と鳥居の続く急坂を、大量の観光客に混じって登り、途中の小さな神社や茶店にも寄りながら頂上に。なにもでませんでした。まあ、こんだけ観光客がいる場所に、妖怪とか寄り付かないよね。
そろそろ夕暮れ時なので。庭園を展開する場所を求めて、人通りの少ない方向に進みます。そのうち、なんとなく、こっち、というイメージが湧いてきたので。坂をどんどん登ります。美月が疲れてきたので。周りを見回して、人通りがないのを確認してから、美月だけ庭園に入ってもらいます。
ひとりになったので。遠慮なく身体強化を軽めにかけてガンガン登ります。こっちは、多分、御土居。秀吉が京都を囲むように作った防壁の跡。道の舗装が無くなって、ハイキングコースみたいに変化。そのまま登って、市内を見渡せる場所まで来ました。完全に夕暮れ。人通りもないので。よさそうな茂みをみつけて認識阻害の結界を張り、庭園を展開。今日はここで一泊。
庭園で食事したあとは、全員で外に出て京都の夜景を堪能しました。




