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18.新製品とプレゼン

というわけで、体感で1ヶ月。外から見たら2日ほどでノイズキャンセラー完成。今回も秋葉原で買える材料に絞ってます。ただ、特許申請した直後に新製品をだすのは不自然なので。自分で使いながら、問題点が無いか、洗い出すことにします。


というところで、またも呼び出し。メーカー相手のプレゼンに来てほしい。とのこと。二つ同時だと交渉が混乱するのと、教授が複数企業にコネをつけたい。という意向で、とりあえず出すのは3Dプリンタの方。ちなみにメーカーへのコネは卒業生の就職先に直結するので、自分的にも無視できなかったりする。まあ、就職しないでも。自営や起業でなんとかなる気もしてきたけど。


期待と違って、大企業ではなかった。ベンチャーと言うほど若くも小さくもない、地方の中堅企業。といった感じの会社。研究室の正職員の人同行で、新横浜から新幹線に揺られて静岡です。


新幹線駅に迎えに来てくれたメーカーの職員と車で向かったのは工場の一角。会議室に座ってるのは社長と開発部長。どちらも職人風のおっさんで。ネクタイはしているものの、上着は自社製品名が大書きされたジャンパー。


二人から名刺をもらうが、こちらは名刺がないので肩身が狭い。次のプレゼンまでには作っておこう。と心に決める。


プリンターを出し。市販の汎用メモリーカードを差し込んで起動。閉じた輪っかの内側に精密彫刻が入ったアクセサリーを制作。続いてメモリーカードを変え、金型と絶縁用の部品を制作。この時点の反応はよろしくない。既成の3Dプリンターとの差別化を図りそこねたか。


部長の方から、「これが作れないかね」と提案されたのは精密部品。ノートパソコンに表示されたのは3D図面。フォーマットを確認。市販の汎用設計ソフトなので読み込めると判断。別メーカーにプレゼンするはずだった情報処理端末を間に入れてプリンターと接続。無事制作に成功した。


プリンターと情報処理端末。組み合わせると効果高いな。と、社長が両方の購入を決定。値段交渉は後日に回すとしても。教授が予定していた、もうひとつのメーカーがハブられることになったのが困った。早めだけど、ノイズキャンセラーをだすか?

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