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『神との対話』との対話  作者: いのうげんてん
5章 日常生活に役立つ神言集
230/235

7-6 《その道を歩こうと決意しただけでもものごとは楽になる》

7-6 《その道を歩こうと決意しただけでもものごとは楽になる》


┌----------


神:障害が少ない道のほうが楽だからね。


ニール:そりゃそうです。で、そういう道はどうやって見つけるんですか?


神:見つけるのではない。創るのだよ。


ニール:どうやって?


神:いま、実行しているではないか。その道を歩こうと決意しただけでも、ものごとは楽になる。


 多くのひとたちは「その道を歩く」ことなどまったく念頭になく、人生を生きている。学ばない。祈りもしない。瞑想もしない。内面的な人生にぜんぜん関心を払わないし、もっと大きな現実について真剣に探ろうとも思わない。


 だが、あなたはそうではない。いまのように探究している一この対話をしている-という事実によって、あなたは障害の少ない道を創り出している。


 わたしが言っているのは、曲がりくねった道を歩こうとまっすぐな道を歩こうと、森を通ろうと迂回しようと、生命と生きること、死と死にゆくことに関するあなたの真実に到達すれば、障害をすべて取り払い、険しくない「完了への道」を創り出せるということだ。


 《神へ帰るP73》


└----------


 『神との対話』は、「その道を歩こうと決意しただけでもものごとは楽になる」といっています。


 人生には、時に険しい道や複雑な問題が立ちはだかります。誰しも「もっと楽に生きられたら」と思うものです。けれども、その道はどこかに「見つかる」ものではありません。実は、自ら「創り出す」ものなのです。


 まず「この道(人生の真の目的の気づき)を歩もう」と決意することです。その瞬間から、すでに障害は少なくなり、人生は軽やかに動き出します。なぜなら、迷いや不安に引き戻されるのではなく、進む方向が定まるからです。


 多くの人は、日々の忙しさに追われて、学びや祈り、内省や探究を忘れてしまいます。しかし、自分の内なる声に耳を澄ませ、「より良い人生を生きたい」と願うことこそが、道を切り拓く第一歩なのです。


 森の中を遠回りするような日々であっても、結局は自分の真実にたどり着くことができます。大切なのは、その真実を求め続ける姿勢です。決意し、歩み続けることで、人生は険しいものではなく、「完了へと至るやさしい道」へと変わっていきます。


 つまり、楽になる秘訣は、外に探すのではなく、自分の内に道を創り出すことにあるのです。


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*〈いのうげんてん〉からのお願い:神・生命に関心のおありの方に、当ページを紹介いただけましたら嬉しく存じます。→https://ncode.syosetu.com/n6322bf/

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│いのうげんてん作品      

│               

│①カルテに書けない よもやま話

│ 《 医師と患者がおりなす興味津々な医療の世界 》

│②ノンフィクション-いのちの砦  

│ 《 ホスピスを造ろう 》

│③人生の意味論

│ 《 人生の意味について考えます 》

│④Summary of Conversations with God

│ 『神との対話』との対話 英訳版

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