6-17 《自分と神がひとつであり、一緒にその決断をした》
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自分と神がひとつであり、一緒にその決断(死の決断:筆者注)をしたのだと知っていれば、安らかな静謐が訪れる。
《神へ帰るP137》
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『神へ帰る』の「死」についてのスタンスには、「死」は、人間(魂) と神の合意によってなされるという考え方が基本にあります。
人間は魂-精神-身体の3層からなりますが、魂と神は「死」については、いつ 、どのように「死」を迎えるかを合意しているというのです
しかし精神-身体は、必ずしもその「死」には合意してはいません。
「自分の人生の課題はすべて完了した」と思える人が、 魂-精神-身体のすべてで「死」を受容できるといえるでしょう。
このような『神へ帰る』の「死」のスタンスを理解しないと、次に列挙するような『神へ帰る』に出てくる言葉は、なかなか理解できないものでしょう。
「死とは、あなたが自分のためにすることである」(神へ帰るP32)
「死と呼んでいることが、最も力強い創造のとき」(神へ帰るP36)
「生涯で最もわくわくする瞬間」(神へ帰るP176)
「死のタイミングと状況はつねに完璧である」(神へ帰るP438)
関心おありの方は、『神との対話』シリーズの文庫本『神へ帰る』(サンマーク出版2015年880円)をお読みくださることを心からお薦めいたします。
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